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なんで刺されないんだろ、こいつ。

2013-04-08 10:01:00 | ノンジャンル
田島 伸二さんより

日本に救いや希望をもたらすものは、”真実”という熱と力ではないか。しかし残念なことに3.11の以前も以降も、この真実を探求しようとする姿勢は日本には極めて希薄である。福島の原発事故以上の災いを今後もたららそうとしているものに、石原慎太郎氏らの維新の会による日本政治の危ない方向性がある。
                          
石原慎太郎氏は、4月4日の朝日新聞のインタビューに答えて、「日本は周辺諸国に領土を奪われ、国民を奪われ、核兵器で恫喝されている。こんな国は日本だけだが、国民にそういう感覚がない。日本は強力な軍事国家、技術国家になるべきだ。国家の発言力をバックアップするのは、軍事力であり経済力だ。経済を蘇生させるには、防衛産業は一番いい。核武装を論議することもこれからの選択肢だ。」と述べている。
                          
これが日本の将来のビジョンだとしたら、かれらは、活断層があろうとなかろうと原発をすべて再稼働させ、国民を放射能にまみれさせながら軍需産業を強力に育てあげ、産業界を喜ばせるために核兵器の開発に乗り出し、再び暗黒な世界を作り出すことになるだろう。これは周辺諸国との絶えざる血による摩擦の始まりを意味している。これは人間的なビジョンではなく、自然や平和をぶち壊す元凶である。橋下とともに維新の党の代表でもある石原氏は、現在の平和憲法を徹底的に攻撃しており、日本の衰退を招いた元凶だとまで言い切っている。これはとんでもない極右の論理で、平和国家を根底から破壊していく考えと実践である。今度の参議院選挙で、日本国民が賢明な選択をしなかったら、日本の子どもや若者、女性や母親などすべての存在に未来はない。迷える子羊たちが、勇ましい言葉を吐く狼を指導者に選ぼうとしている。                          

第二次大戦の敗戦の折りには、石原は中学生だったと思われるが、戦時下と戦後の大きな変化は石原にどのような影響を与えたのであろうか。アジア地域では、日本軍の侵略によって3000万人を超える戦争の犠牲者を出したと思われるが、石原にはこうした戦争の悲惨さや責任はどのように映り、どのように感じていたのであろうか             

民主主義とは、真実を知らずに運営すると衆愚政治に陥ってしまうが、衆愚と国民を馬鹿にし、常に命令を下している邪で狼の心をもった政治家の登場を絶対に許してはならない。3.11の大震災のとき、石原は、「我欲で縛られた政治もポピュリズムでやっている。それを一気に押し流す。津波をうまく利用して、我欲をやっぱり一回洗い落とす必要がある。積年にたまった日本人の心のあかをね。やっぱり天罰だと思う。」と述べている。                                
平和憲法を、戦争憲法に変え、徴兵制を敷き、核兵器の開発に乗り出す日本の未来とは、地獄への道がまっしぐらに用意される怖ろしく悲しい世界だ。国防軍はアメリカの同盟軍の一翼を担って、コンピューター付きの戦車や新型潜水艦で世界中にでかけていく。紛争は、軍事力で解決するものではない。人はさまざまな融和と理解を通じて、お互いが心の中に平和な気持ちを築き、忍耐強く現実の世界を変えていかねばならない。                                          
このような世界史にもいないような低級な政治家が多数跋扈して、現在、国会の大多数の議席を得ている現実を作り出したのは、ほかならぬ国民によってである。日本国民は、真実を知らなねばならない。なぜ、こうした勇ましい発言の裏に隠された怖ろしい意図を知ろうとしないのか?                          

日本人は、すべてが破壊されてから平和の意味を知る愚民であってはならない。
死者はなにも語らないからだ。

田島 伸二
「尖閣列島を東京都が購入する」と打ち上げたことが、現実には民主党政権に危機感を与え、結局は中国との対峙に極端にエスカレートしていきましたから、政治家が吐く言葉は怖ろしいですね。彼らの言葉は、行動を招いていきますから。
土曜日 16:16

田島 伸二
こうした政治家を甘く見ていたら、大変な事態を招きます。朝日新聞は、こうした発言に対する批判の声をこれ以上の大きな囲み記事で掲載することが必要ですね。そうでないと朝日新聞は、偏向記事を書く政府に組する著名な新聞社となります。とにかくもう朝日では真実はわかりません。NHK化しているのです。