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Just Different : ママ英語講師の、先生として、母として、女性として

管理人Laylaです。福井県鯖江市在住、英語講師(ときどき数学)、家庭教師として働きながら子育てをしています。

我が子にも伝えたい言葉 2

2013年10月01日 13時04分10秒 | テレビ番組

フジテレビ系列で放送があった「大奥」シリーズが大好きで、よく見ていました。
今でも忘れられない、すごく印象に残っているセリフがあります。

竹千代(のちの江戸幕府三代将軍 徳川家光)は、Ws000089

躾や教育に厳しい乳母である 
お福(のちの春日局)にこう言います。

「福はどうして そんなにわしに厳しくするのじゃ」

そして、お福が竹千代にこう言うのです。

お福が厳しいのではございません。
  この世が厳しい所なのでございます
」と。


世の中というものは、決して易しいところではありません。

仕事をするのは辛いです。お金を稼ぐのは大変です。
稼いでも税金にとられ、一つ問題が解決すると、また次の問題が浮上してくる・・・

生きていくことは、楽(ラク)ではありません。

子どもは、そういう社会の厳しさを、家庭での躾や 学校での教育を通じて学び、
自分ひとりで厳しい社会に出て行く準備をしているのです。

目先の事だけを見て、子どもに楽(ラク)を覚えさせるよりも、
自力で解決する方法を教え、厳しい世の中を
より楽しく生きていける力を つけてやりたいですね。

Thanks for your time.
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。


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良い出会いがありますように。。。


マシュマロ実験

2013年06月27日 09時19分01秒 | テレビ番組

マシュマロ実験」または「マシュマロ・テスト」という実験をご存知でしょうか。

スタンフォード大学の心理学者 ウォルター・ミシェル が行った実験で、
子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査したものです。


F0238562_6395089実験は、
4歳児を対象に行われました。
4歳の幼児を一人、
机とイスだけが置かれた部屋に
連れて行き、
お皿に、マシュマロを一つ乗せて
こう言います。
「私はちょっと用がある。
 それはキミにあげるけど、
 私が戻ってくるまで15分の間
 食べるのを我慢してたら、 マシュマロをもうひとつあげる。
 私がいない間にそれを食べたら、 二つ目はなしだよ」

子どもを一人部屋に残して、15分間の子どもの様子をカメラで観察します。
 

それぞれの子どもが、独自の方法で、マシュマロを食べたい欲求と戦います。

自分の目を両手で覆い、マシュマロが視界に入らないようにしようとする子。
マシュマロをなでなでしてみたり、匂いをかいでみる子。
イライラして、机やイスを蹴ってしまう子。

この様子は、日本でも、複数のテレビ番組で紹介され、
動画サイトで、閲覧できるものもあります。
我慢している子ども達のがんばる姿は、とってもかわいいです!

当然、15分経たないうちに、食べてしまう子が多く、
我慢して二つ目のマシュマロをゲットできた子は、三分の一ほどだったそうです。

さて、この「マシュマロ実験」の被験者となった子ども達が成長し、
SAT(大学進学適性試験。日本でいうところの センター試験のようなもの)の
結果を調査したところ、
マシュマロを食べずに我慢できた子ども達の平均点は、
そうでない子達の点数よりも、210ポイントも高かったそうです。

その後の平均年収にも大きな差があったとか。

この実験結果を見て、
子どもに「我慢することは必要」「我慢すれば後で良いことがある」ということを、
教えることは、とても大事だな、と思いました。


東進 安河内先生の授業

2013年06月24日 09時37分49秒 | テレビ番組

「今でしょ!」の林修先生をはじめとする 東進ハイスクール講師陣の方々を
テレビで目にする機会が増えました。

昨日の「
テレビシャカイ実験あすなろラボ」では、
英語講師の安河内哲也先生の実験授業が放送されました。

私の専門も英語。
林先生の授業とは また少し違う見方で、
安河内先生の授業を見ていました。

予備校での授業のVTRを織り交ぜながらの放送で、
英語習得のためのテクニックが紹介されており、興味深い内容でした。

ただ、林先生の授業とは違い、
心の底から「すごいな~!」とは、感心しきれない部分もありました。

それは、林先生の方が優れた講師である、とか そういうことではなく、
私も英語講師であるために、
英語習得法や英語そのものの知識があるからでしょう。
私には私の持論があり、昨日の授業の100%に賛成できるわけでは
ありませんでした。

最近の東進ハイスクール講師陣のテレビ出演をはじめ、
有名な先生方の授業や学習法が多く紹介されています。
どれも素晴らしく、ためになることが多くあります。
しかし、注意したいのは、
その方法が、必ずしも自分に合うとは限らないということです。

例えば、林先生や安河内先生をはじめとする東進の先生方は、
自ら難関大学に合格したいと願い 予備校に来ている生徒たちを
相手にしているので、
その学習法や内容は、あるレベル以上の高校生以上対象であるということです。
このことは、「あすなろラボ」御出演時に、ご自身方も仰っている通りです。

つまり、勉強が本当に苦手な人達や、
小中学生に向いている学習法ではありません。
もちろん「勉強」ですから、共通して効果的な事もありますが、
そうでないこともある、ということを理解して、見る必要があります。

学習者の年齢やレベルにおいてもそうですが、
学習者の得意・不得意も関係してきます。

視覚記憶型(見て覚える派)、文字記憶型(書いて覚える派)、
音声記憶型(言ったり聞いたりして覚える派)・・・
自分が何かを覚えようとする時に、
より覚えやすい方法は、個人によって異なります。

(ちなみに私は視覚記憶型です。映像で覚えます。)

世の中には、良い先生がたくさん いらっしゃいます。
そして、悪い先生なんていない、と私は信じています。
「良い」か「悪い」か ではなく、
自分に「合う」か「合わない」か だと思っています。


生徒も先生も人間です。完璧な生徒も、完璧な先生も存在しません。
合う、合わない、があって当然なんです。

自分の特性に合うやり方で、より楽しく、より効果的に勉強できる先生に
めぐり会えることが、勉強する幸せであり、喜びであるような気がします。


「ルネサンスって誰っすか?」 いつやるの?今でしょ!で有名な先生の答えは・・・?

2013年06月10日 11時20分11秒 | テレビ番組

「ルネサンスって誰っすか?」

林先生の授業を受けていた生徒からの質問です。

Mrhayashiosamu_2昨日テレビをつけると、
「いつやるの?今でしょ!」でおなじみの
東進ハイスクール国語講師、林修先生が
映っていました。

「有名な先生の授業を 拝見する機会なんて
めったにない。
何か勉強になることがあるに違いない」と思い、
テレビに釘付けになりました。

番組は、フジテレビ系列 日曜夜9時から放送の
テレビシャカイ実験あすなろラボ」というもの。
「林先生は落ちこぼれをヤル気にさせられるのか?」という
“実験”をやっていました。

私がテレビをつけた頃、林先生の授業では、
ルネサンスに記譜法が確立されウンヌンカンヌン~の
読解問題の解説が行われていました。

全く興味を示さない “落ちこぼれ”生徒たち。
普段、「東大に合格したい」「林先生の授業を聞きたい」と願う生徒たちに
授業をしている林先生にとって、
ベクトルが自分の方に向いていない生徒に授業をすることは、
ある意味“ 新鮮 ”だったに違いありません。

林先生「棒線Aの2行前を読めば、わかるじゃない?」
 生徒 「棒線A?」
林先生「そう。棒線A。Aって書いてあるところ!」
 生徒 「・・・」
林先生「ほら、ここだよ、ここ
!」(生徒の席まで行って、その個所を指をさして教えてやる)

“ この文章を読み解くポイントは、棒線Aの2行前にある” という
読解テクニック以前の問題。
棒線Aの場所すらわからない生徒を、
おそらく林先生は、それまでに教えたことなんてないだろうな、と
私は思いました。

そしてある生徒からの質問、
「ルネサンスって誰っすか?」

「・・・」


そこから林先生は、「国語の授業」をやめ、
「人生の授業」をはじめます。

興味深いお話がいくつもあり、私も勉強になりました。

私が教えている生徒の多くは、「勉強なんて面倒くさい」と思っている子達です。
「ルネサンスって誰っすか」みたいな質問がたくさんきます。

「棒線A」の場所がわからない子達もたくさんいます。
「〇ページの△行目」という指示が理解できない子もいます。

それでも「ルネサンスって誰っすか」と、疑問を持たせることが、
チャンスだと、私は思っています。
「疑問を抱いてくれた。ラッキー!」と、
そこから学ぶ意欲を引き出していくのが私の仕事なのです。


艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす)

2013年04月26日 11時02分36秒 | テレビ番組

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「艱難汝を玉にす」ということわざを知っていると思う。

皆さんがこれまでに艱難を経験したか心配している

京都大学、松本紘学長の式辞)
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今朝の めざましテレビ で紹介された、大学入学式の学長の式辞の一つです。


Ws000033「艱難汝を玉にす」
(かんなん なんじを たまにす) とは、

人は、困難や苦労を乗り越えることによって、
初めて立派な人間に成長するということ。

故事ことわざ辞典 より引用)

私達の世代は、生まれた時から、
生活に必要なものは、何不自由なく与えられ、
学費や家の手伝いの心配をすることなく学校に行かせてもらい、
洋服やおもちゃ、テレビゲームにパソコン、携帯電話・・・
贅沢品も買い与えられて育ちました。

困難や苦労と呼べる程の経験がある若者は、
どのくらい存在するのでしょうか。

「若い時の苦労は買ってでもせよ」とも言います。

私もこれまでの人生において、
辛く厳しいことに遭遇した時に、貴重な事を学び、
それを乗り越えた時に、成長を感じました。

子どもに“艱難”を経験させてやるのも、
我が子を立派な人間に成長させるための、大事な大事な親の務めなのでしょうね。



英語では、
「Adversity makes a man wise. (逆境は人を賢明にする)」    
といいます。

adversity ・・・(名詞)逆境, 不運, 不幸
make      ・・・(動詞)〈人・物を〉(ある状態に)する
man        ・・・(名詞)人、人間
wise        ・・・(形容詞)賢い、知恵がある、賢明な