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Just Different : ママ英語講師の、先生として、母として、女性として

管理人Laylaです。福井県鯖江市在住、英語講師(ときどき数学)、家庭教師として働きながら子育てをしています。

中学受験させる?させない?

2013年07月10日 09時26分26秒 | 受験・学校

再来年度から、福井県で初となる、県立中高一貫校がスタートします。
現小学5年生の児童達が第一期生となります。

私が英語を教えている生徒さんの中にも、
高志中学受験を考え始めている子達がチラホラ・・・

勤めている塾にも、受験コースなどの問い合わせがチラホラ・・・


キムタツさん(灘中・灘高の英語教師、木村達哉先生)のブログを読んでいて、
中高一貫校では、勉強だけでなく、部活動も6年間通して打ち込めるんだな~
と気付きました。当たり前なんですが(苦笑)。

塾講師なので、どうしても、勉強や受験のことばかりに頭がいっていました。


Bukatsu普通中学では、
2年ちょっとで部活動は引退。
中高一貫校なら、
5年4カ月もの間、
部活動を継続できるのです。
長期間、一つのスポーツや
文化活動に打ち込むことができたら、
より深く広く、学べることがあり、
将来の選択肢が、
さらに広がる部分もあるのかもしれません。

勉強以外の魅力も、大いに期待できそうな高志中学。

今後の高志校の発展が楽しみです。

さて、私も小学生の頃は、かなり優秀な方でしたので(自称 笑)、
担任の先生から「付属中学を受験するの?」と聞かれたことがありました。
(当時、中学受験といえば、福井大学教育学部付属中学校
(現 国立大学法人福井大学教育地域科学部附属中学校)ぐらいしかなかった)


うちの親は、「そんな所行かんでもいい!」という考えだったので、
「いいえ、受験しません」と答えると、
「よかった。Laylaちゃんは、付属のような特別な学校よりも、
普通の、地元の中学に行った方が伸びる子だと
先生は思っているのよ」と、言ってくれたことを、今でも覚えています。

この先生の仰ったことは、当たっていたと思います。
そして、「受験をしない」という的確なアドバイスをくれたことに、
心から感謝しています。

お受験をして入学するような学校は、やはり、とても素晴らしい学校ばかりです。

しかし、お勉強ができるから、スポーツができるから、といって
必ずしも、その子の性格や、学びのスタイルに、
そのやり方が合致するわけではないのです。

それを正しく見極められるのは、お父さん、お母さん、です。

そして、少しでも迷いがあるのなら、信頼できる学校や塾の先生に
相談してみるのも、いいかもしれません。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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初めてお便りさせて頂きます。 (kenjito)
2013-07-10 15:38:49
初めてお便りさせて頂きます。
中高一貫校、盛んですね。
私の次男坊(すでに24歳ですが)ですが、中学進学を控え公立にするか、私立にするか、家内と意見が真っ二つでした。私は中高一貫校(私立)、家内は公立でした。
思い余って小学校の先生に相談したところ、「是非、私立中高一貫校へ」でした。
公立の学校の“荒れ“を気にされておいでのようでした。対応して頂いた校長先生のご子息二人とも私立中学校とお聞きし、今の公立学校の一端を知った思いでした。あれから10年以上の時間が経過していますが、事態は好転した気配を感じません。
これからは一層私立学校、特に中高一貫校が盛んになると思いますが、現場感覚は如何でしょうか?(茨城県在住)
返信する
>kenjitoさん (Layla(管理人))
2013-07-11 13:04:28
>kenjitoさん
コメントありがとうございます。

地域差がすごく出る問題だと思います。

私の住んでいる福井県鯖江市という土地は、
あまり教育熱の高いお土地柄ではありません。
一般には言われていないようですが、
教育関連の仕事をされている方の共通認識です。

そして福井県では、県立の高校の方がレベルが高く、人気があります。
高校入試の現状から考えると、
私立中学を受験するメリットというのが、あまりないのです。
私立中学の方が、公立中学よりも、県立トップ校の入試に強い、とか
私立高校の方が、国公立大学、難関私立大学の合格率が高い、
というデータもないだけに、
多少、学校が“荒れている”からと言って、
お金のかかる私立校を受験させるご家庭は、少ないように思います。

国立大附属中学もありますが、附属の高校がないので、
附属中学に行った子も、結果、
県立トップ校を受験することになるのです。
中学受験させても、高校受験を逃れられないので、
ここもまた、通学の不便さなどを考えると、中学受験させてまで・・・
という考えになってしまいます。

そこで登場した、県立の中高一貫校。
興味のある親御さんは、かなりいらっしゃるようです。

kenjitoさんが仰る通り、公立中学校も荒れている学校が多いので、
身の危険を感じながら、精神的に不安定な状況に
我が子をおきたくない、と考えるのが、親ですよね。

しかし、この中高一貫校も、通学にかなりの時間を要します。
こちらでは、公共交通機関も発達しておらず、
最寄りのバス亭や駅まで行くのに、それなりの時間がかかります。
豪雪の北陸地方であるため、冬季の通学も考えると、
かなり苦しいものがあります。

他の県立高校の存在も大きく、その先の大学受験を考えた時に、
この新設の県立中高一貫校は、どのような位置につけてくるのか・・・
他県の例をみますと、県立中高一貫校では、
素晴らしい実績をあげていらっしゃるようですが、
それは、私立校の発展に、公立校が追い付いていけなかった
対策として出されたものであって、
もともと、公立校の方がリードしていた地域では、
どうなんだろう・・・といった考えでいます。

ちなみに、福井県は、2003年まで学校群制度を導入していました。
群制度を導入していた他の都県では、1990年頃までに
廃止されています。全国的に見ても、ユニークですよね。
(私も学校群制度で入試を経験した者の一人です。
どっちの学校に行くことになるのかハラハラドキドキでした。
姉妹校、というか、ライバル校の存在を、常に感じながら学生生活を
おくった経験も良かったと思っています。)


初年度入試の情報もまだほとんどない状況ですので、
指導者側としても、情報収集や分析、
今後の予測を慎重に行っている最中です。

質問の答えになっていないようで申し訳ないです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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