おやつを食べる3歳の息子。
「いーちっ、にーぃ、さーん・・・」と どうやらボーロの数をかぞえている様子。
内心、「そんなことしてないで、さっさと食べてよ!
これから私は仕事に出かけなきゃいけないのに・・・」といった感じですが、
決して言ってはいけませんね。実際に口に出して言った言葉は、
「上手にかぞえられるねー。全部数えられるかな?」
すると息子は「・・・9、10、11、12、13、14、17、13、14、17、13・・・」
あれれ?14の次が17で、その次が13でグルグルと・・・
いくら待っても 20 の声は聞けなさそうです。
でも、これが大事なんだと、中学生に数学を指導していて感じています。
たくさんある物を、一つずつ指さしながら数えていく。
そうして「数」を学んでゆく。
「数字」が読める前に、しっかりと 量と数が理解できていなければ、
数字を自由自在に操る数学をこなしてくことは難しくなります。
それを気長に見守り、ときどき手助けをしてやるのが、
母としての私の勤めだと思っています。
こんどは「14の次は15だよね」って言ってみよう。