前回のブログ記事で、「継続こそが力なり」という内容を書きました。
私自身のお話をさせていただきたいと思います。
ここ10年くらいずっと、私は
「英語ができて いいわね~。うらやましいわ」と
人から言われることが多いです。
別に、いいことなんてありません。
この状態(英語が話せる)をキープするのも大変なのです。
私は14歳の時に初めて海外でホームステイさせてもらい、
16歳の時に留学し、17歳の時には、日常会話+α ぐらいの英語では
苦労しなくなっていました。高校留学から帰国後、
日本の高校に通っている間は、
留学前よりも一生懸命
英語の勉強をしました。
大学入試のための英語というのは、
日常会話とは質が違います。
いくら英語が話せるレベルであった
としても、努力しないと、
テストで点数が取れるようには
なりません。留学していたのに、英語の成績が悪いなんて、恥ずかしくてしょうがありません。
社会人になってからも、「留学していたのだから」という目で見られます。
「英語は使わないと忘れる」ということを理解してくれる人は、
意外に少ないのです。
留学していたのが何年前であろうと、
いつでも英語が話せると思われてしまう。
だから、自分でお金を払い、会社が終わった後、英会話スクールに通いました。
英語力を維持するために、英会話スクールに通ったのです。
そこで資格を取り、転職し、今の講師という仕事に巡り合ったのですが、
今も、努力は続けています。
繰り返しになりますが、
英語は使わないと忘れます。
私は日本人で、日本で暮らしていて、夫も日本人です。
英語を使うことなど、普段の生活では全くないのです。
ないのですから、その機会を自分でつくるしかありません。
ネットで英文記事を読む。
外国ドラマを録画し、英語で繰り返し見る。
時々ネイティブのレッスンを受ける。
一人でいる時の独り言を、英語で言う。
息子に英語で話しかける。
SNSなどで、外国の友人と英語でやり取りをする。
こうして私は、意識して、今ある力を維持するための努力をしています。
「小学生のうちに英検3級をとった」というお子さんでも、
中学校の英語のテストで100点をとることは、そう容易ではありません。
親である大人の方も、
義務教育をきちんと終え、高等教育も受けているのに、
簡単な 足し算や引き算の計算ミスをしたり、
漢字が書けなくなったりしますよね。
一度できたからと言って、ずっとそれが続けられるわけではないのです。
特に中学生までのお子さんは、一度できたとしても、
次にそれが、同じようにできるとは限りません。
「さっきできたのに、どうして できないの!」とか
「それができたのに、どうして これがわからないの!」
などと怒らず、
「もう一回やってみよう」と背中を押してあげましょう。
復習、繰り返しの学習 を積み重ねていくことが大切です。
「もうできた」「わかっている」から、すぐに次のステップを急ぐのではなく、
ゆっくり、じっくり、ときどき後ろを確認しながら、
着実に前に進むように、心がけてあげたいものです。
Thanks for your time.
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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