保険屋は便利屋ではありません

まったく・・・世の中にはバカな人がいるもんです。

というのは、職場のKさんのお客様の話。
Kさんが保険のお世話をさせていただいているある女性なんですが、ある朝早くに電話がかかってきたそうです。

客「朝早くからすみません」
K「どうしたんですか？」
客「昨夜、警察に捕まっちゃって・・・」
K「捕まったって？どうして」
客「彼氏と～、飲みに行って～、その帰りに飲酒運転で・・・」
K「あちゃー；；；それで？」
客「私の車なんだけど～、運転していたのは彼氏で～、彼氏～、無免許なんですよ～、それに飲酒だし～、何とかなりませんかぁ？」
K「・・・・・・」


そりゃなんともならんやろ。

いやはやあきれたオネエチャンです・・・
飲酒運転が違反だという事くらい子供でも知ってるのに、違反しておいて何とかならんかはないだろうよ。
　　　　　　　　
その彼氏は免停中の飲酒運転らしく、免許取り消しの危機。
彼女のほうも飲酒と知ってて同乗したのだからもちろん同罪。
運転はしていなくても彼女も免停や罰金などのペナルティは避けられないだろう。

当の彼女、と～っても交通不便なところに暮らしており、通勤にもお仕事にも車は絶対に必要だという。
だったらなおさらそういうことにならんように気をつけるべきなのに。
彼氏とのデートも楽しみたいでしょうが飲んじゃったらタクシーを使うなり代走を頼むなりしろって。

てか、それを保険屋さんに相談してなんとかしてくれって・・・
一体どこからその考えが？？？

この大ばかやろうめ！！

罰金をしっかり払って、当分の間不便な生活をしながら
みーっちり反省しろや！！

こういうお客様、彼女に限らずけっこういるんですよ。
保険屋サンは何でも相談に乗ってくれるってんで何かにつけ頼ってくる人。
頼りにされている＝信頼されている
ありがたいことではありますが、相談すべき内容かどうかまずは常識でよーく考えてからご相談くださいな。