息子について【２】

アスペルガー症候群

という発達障害をご存知でしょうか。


いわゆる高機能自閉症・広汎性発達障害と同一線上にある

脳の発達障害の一種で、「知的障害を伴わない自閉症」とあります。


でも、自閉症ってなに？

自閉症と聞くと、自分の世界に閉じこもって人との交流を避けている

いわゆる「ひきこもり」のような、ある意味「クラ～イひと」のイメージ。

以前は勝手にそんなイメージを抱いていました。

身近にそういう人がいなければ今でも間違った認識の人は

そこら中に存在するのだろうと思います。

私自身その程度の認識でしたので

息子が自閉症と知った時には少なからず動揺しました。



言語の遅れなどはなく

学習面は人によって、また教科によってはすごく優秀だったりする

見た目では、全く普通と変わりないのです。

ただ、

人とのコミュニケーションがうまく出来ないため、

独特の接し方をしてしまう結果、

「わがままなやつ・困ったやつ」

と見られてしまいがちです。

特徴的なものには

その場の空気が読めないとか

人の言葉に含まれるニュアンスを読み取れず、誤解してしまうとか

相手の立場などお構いなしに話してしまうとか

自分の思いどおりにいかないとパニックを起こすとか・・・

それは知らない人から見れば

単に自分勝手な奴と思われてしまいがちな

事ばかりだったりします。



アスペルガー症候群とは「見えない障害」と言われるとおり、

まわりに気付かれにくく理解されにくい軽度の発達障害です。

脳の機能的な違いによるものであり、後天的な病気ではないので

治ることはないといわれています。

ただし、

まわりの人の理解と接し方しだいでは

問題なく暮らせるはずの障害でもあります。


私自身もこの障害については理解出来ていない事だらけです。



アスペルガー症候群については以下にわかりやすい説明があります。

　アスペルガー症候群を知っていますか？web版

（日本自閉症協会東京都支部）

をご覧下さい。