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メスヤマベ釣果に反響をいただきました・・・それで思い出したメスのヤマベのいた川

2021-07-21 12:00:00 | 渓流フィッシング
先日、貴重で稀な抱卵したメスのヤマベを釣りあげたと、ブログに載せましたが・・・

知人、友人から多数の反響がありました!・・・中には「メスのヤマベを釣ったら名人の証!」と賞賛のお言葉もいただきました!

ネットで色々と調べてみましたが、やはり北海道など北の寒冷地では、ヤマベのメスは幻の魚とのことでした!

一説には、2万尾に1匹の割合としていたものもありました!・・・とにかく北国北海道では本州とは異なり奇跡の魚のようです!

そもそもヤマベにメスがいない理由が不思議でしたが・・・

理由は川で生まれたヤマベの稚魚(サクラマスの稚魚、ヤマベの親魚は海から遡上して産卵するサクラマス)は・・・

1年後に降海しサクラマスとなる個体と、河川に残り幼魚のままの形態の、パーマークがはっきり残された、

河川残留型(陸封型)であるヤマベになります。

なぜ、降海するサクラマスと河川残留型(陸封型)のヤマベになるかは・・・

幼魚の時にエサを多くとれたか、取れなかったかが大きな要因のようです。

エサを多くとれなかったものは、降海してサクラマスとなり、60cmほどに成長(巨大化)し、川に戻ってきます。

エサをとれたものは、そのまま河川に残りヤマベとなるそうで、河川残留型(陸封型)がオスのみになってしまう理由は、

実は、あまりはっきり解明されていないとのことでした。それだけに不思議とミステリアスな魅力がある魚で、魅了されます!

今や自分のライフワークともいうべき、ヤマベの親魚であるサクラマス釣りは、1年の半分を費やして行っています。

海でも渓流でも、要は同じ魚を追っていることになります!

ただ、北海道にもメスのヤマベ個体群が生息する河川が、かつて存在していました・・・過去形なのが悲しいですが・・・

某町のR川という小さな渓流で、自分も近かったことから何度も釣りに行きました!

R川にのみ、北海道ではメスのヤマベ個体群が生息している事は、30年ほど前から雑誌などで得た情報・知識で知っていました。

当時は、ヤマベ釣りをしてもメスのヤマベを釣ったことはありませんでしたが・・・

その当時から、そう遠くない年月で、メスの個体群が絶滅するであろうことは、自分にはある程度予想はついていました・・・

なぜなら、釣れる魚の8割以上がニジマスになっていたからです・・・誰かのゲリラ放流なのか?・・・

ヤマベ自体も絶滅に向かっている、終焉の川に感じられました・・・悲しいことですが・・・

外来種の存在が、貴重なヤマベのメスと言う個体群のみならず、ヤマベ自体の絶滅に向かわせてしまったのはとても残念です。

それからしばらく釣りはしていませんが、時々通るR川を橋の上から見るたびに、一度失われた自然の貴重さを憂いています。

あんな小さな河川に、北海道でも貴重なメスのヤマベ個体群が生息していた、その奇跡を失ったことは非常に残念です・・・

失われた自然は2度と取り戻すことも、復活させることもできませんから・・・大きな罪を人間は犯してしまいました。

以前、子供の頃に釣りをして楽しんでいた、某町のU川の渓流や支流も、大人になってから入渓してビックリしたのが・・・

5割近くがニジマスになってしまったことでした・・・ただ、その渓流は規模も大きく、ヤマベの数も回復していきましたが・・・

ニジマスが繁殖している事実を目の当たりにし、将来的には心配な要素です・・・

失った生態系と自然は、元には戻らない貴重なものであることを教訓にしながら、環境保全を進めることが大切だと思います。

ここからはいつもの乃木坂46 最後までお付き合いください。最近のメンバー写メです!



明日からは4連休・・・全くのノープランで、釣りもまた渓流を攻めようか迷っているところです。

仕事もお持ち帰りしているので、ゆっくり気長に取り掛かることにします・・・明日も暑そう、憂鬱です・・・


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