JUN SOUNDSYSTEM 公式BLOG

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過去のライブ感想。SDN48を観に行った話。

2020-11-15 20:08:14 | 観たライブ


※この記事は2011年5月に観に行ったライブの内容となっています。


今年初のライブに行ってきました。どんなアーティスト!!??と思いきや、意外にも人生初、
アイドルのコンサート!!!!!!!!!

国民的アイドルAKB48の姉貴分、SDN48を見てきました。



未だ経験のない出来事のオンパレードだったのでレポートしたいと思います。

この間、大学時代の友人と飲んだ時に突如「最近SDN48にハマっている」と言い出したので、俺が大笑いしたら
至って真面目な彼は機嫌を損ねたようで…。もちろん酔いもあって俺もアホみたいに笑い過ぎたってのもあるんですが。
「どうせバカにしてんだろ」とか言われて、「おぉじゃあそこまでハマってるなら俺も試しに連れってくれよ」と
冗談で言ったら、本気でAKB劇場公演のチケットを取ってくれました。人気があって凄く当選率が低いらしく、
俺も売り言葉に買い言葉で同行する事と相成りました。


グループ名は一応知っていて、セクシーなパフォーマンスがウリとかその手の前情報だけはTVか何かで見聞きしていた。


でも、誰がいるとか、どんな子が可愛いとか一切の情報なし。


しかも公演時間がめっちゃ遅くて20時半からだった。18時過ぎに秋葉原で待ち合わせし、夕飯を食べながら携帯で
公式サイトのメンバー写真を見て、誰があーだとかこの子がどーだとか、一人ヤマンバギャルみたいなのが
いるとか、下らない話をした後、AKB劇場があるドンキホーテへ。



ちょうどメイド喫茶という言葉が流行り出した頃に、奇しくも同じ友人と冷やかしで一度来た事がある建物だった。
確かメイド喫茶に大行列が出来てて諦めたんだっけ。懐かしいなぁなんて話しながらエスカレーターを昇ってました。

劇場は本格的な造りで、どこかTDLのアトラクションやナンジャタウンを思わせた。入口付近には枠に入ったAKB関連の
女の子一人一人の写真が飾られてあって、それにも驚いた。加えて選挙ポスターのようなものも壁一面にびっしり貼ってあって
異質でした。今日ヤフーニュースで総選挙がどうこうってのを見て、あぁそういうことだったのかと一人合点したところです。



身分証を提示し(確か18禁)チケット代¥3000を支払い、列に並びます。すごい混んでる。しかも男ばっかりwwww

すると見知らぬ青年から「メンバーの誕生日を皆で祝いましょう!!」という熱い声と共にサイリウム3本
(この時、初めて名称を知った。プラスチックの筒に蛍光塗料が入ったもの。曲げると闇で光る)を差し出され、驚きながらも、
友人同様それを受け取り、周りに巻かれていたメモを読みました。

どうやら彼が親衛隊らしきものを務めるメンバーが誕生日で、自費でサイリウムを配り、公演中にかざそうということらしかった。
俺は何で見も知らぬ人のためにそんなことをせにゃならんのだと友人にブツブツ言いましたが(それも人としてどうかとは思うが)
しきたりだからちゃんとやってくれと念を押されました。

ただ列に並んでいる時も会場の熱気というか、そういうものは今まで経験した事のない部類のものだった。
ここまで必死になっている人達の集団は初めて見た。

応援しているメンバーが誕生日だからって俺の背丈よりもある花を連名で送ったり自費でサイリウムを数百本配ったり、
メモだって誰かが印刷して一つ一つゴムで束ねているのだ。そこの執念には狂気すら感じた。が同時に暖かいものも感じた。

客層は俺と変わらない位が一番多い。20を過ぎたいい年の男たち。稀に若い女性もいる。
また俺の父親と変わらない位の年齢の人もちらほらいた。

それぞれが10人づつの番号で区切られ、会場入りの優先順位が決められる。

メガフォンを持ったスタッフがくじを引き、「~番台のお客様どうぞ」と言うと観客から一喜一憂の歓声とため息が漏れる。
その様は、すごくスリリングではあったが、俺達の30番台は後半差し掛かりの頃まで呼ばれず、友達はずっと
「今日はハズレだ」を連呼してました。

ようやく待ちに待ってステージのある会場入りが叶う。事前に座り席が多くあるとは聞いていましたが、
前半分、5~6割を占める座り席はどこも一杯で仕方なく一番右側のバーに肘を置き、立ちながら観賞することになった。

でもステージは30mほど向こうに見えて、普段のライブ感覚からすると、ここでも充分いいじゃないかと思えた。
座り席が前半分を占める、ちゃんと傾斜の付いた原宿アストロホールみたいな感じ。

いざ公演が始まると観客の熱気に圧倒された。いわゆるヲタ芸はないのだけれどイントロや曲間での掛け声が凄い。
「気合いだ気合いだ」とか言ってるのが聞えた。ちなみに友達もその流れ通りにばっちりやっていた。さすが30回以上
来ている歴戦の猛者は違う…。



この世界には俗称でいう「推し」というものがあるらしい。いわゆる自分の応援している女の子を指すらしいが、
この日は出ていないと友達は言っていた。一期生・二期生と分かれていて、友達が推すメンバーは一期生。
んで、一期生の方が人気が高いからチケットもなかなか取れないのだと。

でも妥協の二期生公演でこれだけのヒートっぷり。一期生公演での彼は、推しがステージにいる時の彼は
どうなってしまうのだろう(笑)

一方ステージ上は実に華やかだった。若い女の子が露出の多い服で歌って踊るのは俺だって嫌いじゃない。
それを期待して来た節も勿論あります。

でもいかんせん音楽を楽しむ場というよりは、皆で盛り上がる場という印象だったなぁ。
アイドルの公演は曲を純粋に楽しむというより、そもそもの意味合い自体変わってくると思う。
それはそれで良いと思う。

ただ俺には情報量が多すぎた(笑)普段は、おっさんの弾き語りとか、塀の中にいる時間が多いこちらもそろそろ
おっさんの歌とダンスとか、若いあんちゃんのバンドとかそういうのしか見てない自分には、どこに焦点を合わせれば良いのか
分からず、少しパニックになった。若い女の子が一杯いて舞台を縦横無尽に動き回るから訳が判らなくなる時もあった。

18禁になる理由が少し分かる曲もあった。誘惑のガーターだったかな。タイピングするだけで少し恥ずかしい(笑)



観客の熱気とステージ上の舞踏、派手な音楽やらしんみりした曲まで、怒涛の如く時は過ぎ、メンバーの誕生会が行われ、
言われた通りにサイリウムを俺も振り公演は無事終了しました。

最後は会場から出るとメンバーが一列に立っており、歩きながら全員とハイタッチするというお見送りを受けました。
最初は「なんじゃそら」と思いましたが、極至近距離で見るとさすが選ばれた女の人たちだけあって綺麗でした。きっと
これが秋元康の提唱する「会いに行けるアイドル」の醍醐味なのだろうなと思いました。

でも背中を「早く行け」と終始スタッフが押してくるので、それに気を取られ数度後ろを振り向いた影響で4~5人としか
ハイタッチ出来なかった。

我ながらドン臭い人間だなぁと思いますが、友達曰く「初心者は一度は通る道」とのことでした。
こいつ悟り開いてやがる(笑)と思いました。

先述したヤマンバギャルも(この子は歌や踊りはしないでMC担当みたいだった。客を煽るのがうまい面白い子だった。)
ハイタッチの列にいて友達は超フランクに会話していて意外な一面を見た気がした。

まぁトータルで鑑みて初めてアイドルってのを観に行きましたが、観客も舞台上も印象に強く残る公演ではありました。

ただ再訪があるかっていうとハマりはしないかな(笑)ハマる人間の気持ちは分かるけど、残念ながら俺にとって
何度も行けるほど夢中になれるのは、おっさんの弾き語りとか、塀の中にいる時間が多いこちらもそろそろおっさんの
歌とダンスのようです(笑)


でも客層はモッシュだのダイブだのとは無縁の大人しいものなので、パンクとかハードコアとかハードロックに
比べれば性には合っていた。そこは認めます(笑)



※筆者は音楽活動をしています。以下のYou Tubeより視聴、チャンネル登録して頂けると嬉しいです!!※

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