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自衛隊海外派遣「恒久法」制定目指す 新政権で安倍氏

2006-08-26 11:25:25 | 憲法
自衛隊海外派遣「恒久法」制定目指す 新政権で安倍氏 (共同通信) - goo ニュース

いよいよ、安倍氏の本領発揮ということだろう。

講演会で正式に発言したということだから、ちょっと口を滑らせて本心が覗いたと言うものではない。
首相就任前に「タカ派」的政策を前面に出しておこうということであろう。

一応国際貢献なるものを押し出しているが、その“国際貢献”の実態たるや、アメリカ政府からの強い要請であり、米軍への協力であることは、イラクの実態を見ても明らかである。現に、今この時点でも航空自衛隊による米軍の物資輸送は続いているのである。

【派遣隊員の武器使用基準の緩和を検討すべきだとの認識を示した】
とも言う。

 「憲法前文は詫び証文」 と暴言を吐く安倍氏のことであるから、なにをかいわんや。
 ここで、上記の発言が「憲法違反である」と我々庶民が幾ら騒いだところで、安倍氏にしてみれば「憲法を改正しますから~!」ってなもんでしょうね。

 と、諦めてはいけないのであって、AbEnd の活動を一層展開しなくては。

YOMIURI ONLINEによれば
【 安倍官房長官は25日、NPO法人「US―Japan LINK」が都内のホテルで主催した「自衛隊のイラク派遣・復興支援に関するセミナー」で講演し、自衛隊の国際貢献について、「(海外派遣のための)恒久的な法律が必要だ。恒久法を作ることで機動的な対応も可能になる。自民党で議論しているが、政府も法律にする作業をしなければならない」と述べ、恒久法の整備を急ぐべきだとする考えを示した。 】ということだ。

タカ派新聞・産経によれば
【 安倍晋三官房長官は25日、都内で講演し、自衛隊の海外派遣について「恒久的な法律が必要ではないか。機動的な対応も可能になる」と述べ、個別に法律を制定しなくても自衛隊派遣を機動的に可能にする恒久法の制定に取り組む考えを示した。安倍氏は「世界では不安定な状況が起こり得る。日本も国際貢献を果たしていくことは極めて重要だ」と指摘、「自民党で恒久法について議論している。議論を深め、政府も法律化していく作業をしていかなければならない」と強調した。
 また、「一緒に活動している外国の軍隊が攻撃されたとき、(自衛隊は)黙ってみていなければいけないのか。真剣に考えなければいけない」と語った。
 自衛隊の海外派遣に関しては、厳格な参加5原則がある国連平和維持活動(PKO)協力法で対処できない場合、テロ対策特別措置法やイラク特別措置法など個別の法律をつくって対応してきた。しかし、「個別法では機敏な活動が行えない」との指摘があり、自民党防衛政策検討小委員会は23日、国連決議などがなくても自衛隊を機動的に派遣する道を開き、隊員の武器使用基準も緩和する恒久法の素案を了承している。】となっている。

小泉も相当えげつない政治家であったが、これをさらに“磨き”を掛けた「悪」である。統一教会との関係も深そうだし、第2次世界大戦中の中国・朝鮮人徴用(事実上の拉致)を推進した張本人A級戦犯容疑者・岸伸介の血筋だし、とても世界に通用する玉ではない。
 何故、こういう輩が自民党内で求心力を持ち始めているのか?
自民党という政党がその程度の倫理観・政治意識の輩の集団だということであろう。
 つい、先日は、小泉チルド連達も安倍支持を決めたと言うから、セレブにあこがれて投票した人達は「とんだ選択をしたもんだ」と今頃悔やんでも遅い。
 セレブたちの政治認識のレベルはその程度のものであるということだ。


1 コメント

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はじめまして (kojitaken)
2006-09-02 09:14:43
はじめまして。

AbEnd賛同者のkojitakenと申します。

AbEndもご難続きで疲れたので、久々にモーツァルトの弦楽五重奏曲(ト短調、K.516)を聴きながらAbEnd(最近は安倍NDともいいます)へのトラックバックを見てたところでした。私はモーツァルトをはじめとするクラシック音楽のファンでもあります(意識的にブログには書かないようにしてますけど。そのうち別のサイトを設けたいと思ってます)。

今後ともよろしくお願いします。
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