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福島第1 汚染水タンクに傾き 汚染水の入れすぎが原因 外洋に流出

2013-10-03 23:42:01 | 事件・事故
2013年10月3日(木)

 何度も言っていることですが、オリンピック招致で

"The situation is under controlled" と安倍総理が言った言葉は、

世界一の大嘘つきと言えるレベルでしょう。

 放射性物質を超高レベルで含有している
 汚染水の漏えいが止まりません。


 「僅かに流出した汚染水は港湾内に留まっている」

と菅官房長官が言った言葉も虚ろに響きます。

 マスメディアは、一般的に『汚染水』と呼称し、

『放射性物質を超高レベルで含有している』 と云う側面は

極めて薄められています。

 放射能の濃度が薄まるのならまだましですが、表現だけが薄まっている

と言うのが現在の実態です。

 『秘密保護法案』が制定されたりしたら、政府が(官僚が)『秘密』と

判断すれば、汚染レベルなども公表しなくなるでしょう。

 全ての面で恐ろしいファシズム政治が『知らないうちに』構築されて

行っています。

 クワバラ! クワバラ!

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汚染水が港湾外に流出、別タンクから排水路通じ
 (読売新聞) - 2013年10月3日(木)12:15


タンク汚染水、外洋に流出=入れ過ぎで漏えい、天板閉じず―福島第1
 (時事通信) - 2013年10月3日(木)12:33


汚染水の入れすぎが原因 地上タンク漏洩 福島第1
 (産経新聞) - 2013年10月3日(木)12:45


福島第1 汚染水タンクに傾き 漏出430リットル
 (河北新報) - 2013年10月3日(木)13:59


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汚染水が港湾外に流出、別タンクから排水路通じ
 (読売新聞) - 2013年10月3日(木)12:15

 東京電力は3日、福島第一原子力発電所の貯蔵タンクから高濃度の汚染水があふれ、430リットルがタンク群を囲むせき(高さ30センチ)の外側へ漏れたと発表した。

 タンク内の汚染水には、ストロンチウムなどの放射性物質が1リットルあたり58万ベクレル(国の放出限度は同30ベクレル)含まれている。タンク脇を通る側溝から通常より高濃度の放射性物質が検出されたことから、東電はせき外へ漏れた汚染水の一部が、側溝から排水路を通じて海(港湾外)へ流出したとみている。

 東電によると、タンクの容量は約450トン。8月に汚染水300トンの漏えいが判明したタンクとは別で、海から約300メートルの「B南エリア」というタンク群にある。台風接近による大雨で、せきの内側にたまった雨水があふれそうになったため、東電は2日、朝と昼に2度、ポンプで雨水をくみ上げ、タンクへホースで移した。午後8時過ぎ、タンクの天板(ふた)付近からあふれているのに作業員が気付いた。ふたから約2メートル下に作業用の足場があり、水はそこに垂れた後、せきの外側へ落ちていた。

 タンクは斜面に設置されており、傾いていた。汚染水は、最も低い位置の端で、ふたと側板の間から漏れたとみられている。東電は雨水を入れた後、タンクのふたの中央部にあるマンホールから中を調べ、「満水まで10センチの余裕がある」と判断したが、実際には既に低い方の端で満水だった可能性が高い。東電は、1度目の移送後、応急措置を取った午後9時頃までの最大約12時間にわたり、汚染水流出が続いていたとみている。 


タンク汚染水、外洋に流出=入れ過ぎで漏えい、天板閉じず―福島第1
 (時事通信) - 2013年10月3日(木)12:33

 東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから2日に汚染水漏れが確認された問題で、東電は3日、汚染水が外洋に流出したことを明らかにした。タンクを囲うせき内にたまった水を入れ過ぎたことが漏えいの原因という。タンクは傾いた地形の場所にあり、天板を厳格に閉じずに使用していたため、端から汚染水が漏れたとみられる。

 東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は同日記者会見し、「(汚染水が)海へ出ていると考えている」と述べた。

 東電はせきの外に流出したタンクの汚染水の量を約430リットルと推定。汚染水には、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり58万ベクレルの濃度で含まれていたという。

 漏れたタンクから1、2メートルの位置には、外洋につながる排水溝がある。2日夜採取した排水溝の水からは、ベータ線を出す放射性物質を同1万5000ベクレル検出。より海に近い地点では同840ベクレルと、前日に比べ約7倍に上昇した。

 東電によると、漏えいタンクを含むタンク群は、西から東へと傾いた地形の場所に5基並び、連結して使用している。タンクは直径9メートル、高さ8メートルの円柱状。漏えいタンクは一番東側にあり、天板から10センチの位置まで水を入れていた。天板はボルトで留める構造だが、実際に締めていたのは一部分だけだった。

 2日午前中にせき内にたまった水をこの5基のタンクに入れる作業を実施。最も高い位置にある西側のタンクの水位計を見ながら作業していたため、低い東側のタンクの端から漏えいしているのに気付かなかった。 



汚染水の入れすぎが原因 地上タンク漏洩 福島第1
 (産経新聞) - 2013年10月3日(木)12:45

 東京電力福島第1原発の地上タンクで新たに汚染水漏れが見つかった問題で、東電は3日、漏(ろう)洩(えい)原因について、タンクが傾斜地にあるにもかかわらず、ほぼいっぱいまで汚染水を入れたため、タンク天板部からこぼれ出たと発表した。漏れた汚染水は足場をつたってタンクを囲う堰(せき)外へ出て、近くの排水溝を通り外海へ流出したとみられる。

 漏洩があったのは、西から東へ傾いた地形に造られた「B南」と呼ばれるタンク群の1基。台風22号に伴う雨で生じた堰内のたまり水をポンプでくみ上げ、タンクの傾きを踏まえてタンクの天板から10センチの位置を目安に水をためていたが、貯水量が予測を上回り、天板の端から漏れ出た。

 タンクは鋼板をボルトでつなぎ合わせた「フランジ式」と呼ばれる簡易製で、天板もボルトで止めてあるが、水密性はないという。

 タンクでは通常容量の8割を目安にためているが、タンク数の切迫や雨水回収の必要性から、今回は99%まで水をためていた。東電は3日午前に会見を開き、尾野昌之原子力・立地本部長代理は「容量のぎりぎりを狙いすぎた回収計画が甘かった」と述べ謝罪した。

 漏れた水は、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり58万ベクレル含まれ、東電は最大12時間にわたり約430リットルが漏れ出たと推定している。

 福島第1原発では、8月にも別の地上タンクから推定300トンの汚染水が漏洩し、排水溝を通って外海へ流出していた。 



福島第1 汚染水タンクに傾き 漏出430リットル
 (河北新報) - 2013年10月3日(木)13:59

 福島第1原発の地上タンク群「B南エリア」の1基から高濃度汚染水が漏れた問題で、東京電力は3日、タンク群を囲むせきを超えた漏出量は推定約430リットルに上ると発表した。一部は海に流出した可能性が高い。

 原因について東電は、漏えいのあったタンクに傾きがあったと説明。傾いた状態で水をほぼ満タンまで入れたため、タンクの天板部分から漏れ出した。
 漏えい箇所はタンクの天板と側板の複数の継ぎ目。タンクは鋼板をボルトで留めて組み立てる「フランジ型」で、天板と側板の継ぎ目にはパッキンは使われていない。
 タンクの水からはベータ線を出すストロンチウム90(法定基準1リットル当たり30ベクレル)などの放射性物質が58万ベクレル検出された。
 近くの排水路の水からも、ベータ線を出す物質が1万5000ベクレル、放射性セシウム134が120ベクレル(同60ベクレル)、セシウム137が310ベクレル(同90ベクレル)出た。
 B南エリアのタンクは2011年4月に設置された。容量は1基約450トンで、セシウムなどを除去した汚染水が入っている。
 東電は「漏えい水の一部がせきを超え、側溝を通じて海に流れ出た可能性がある」と説明した。
 同エリアのタンクは5基でパイプで連結されている。問題のタンクと異なる1基に水位計が設置され、5基分をまとめて測っていたが、今回、漏えいを疑わせる数値は示さなかった。  




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