JUNSKY blog 2015

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新型インフルエンザ 対策を緩和

2009-05-22 20:51:52 | 医療・福祉
2009年5月22日(金)

 国内感染の拡大に伴って、政府は対策を緩和する方針を出した。

 何か、「対応できないから緩和する」というようにも素人目には見え、
本末転倒ではないかと思ってしまう。

 感染が広がってしまったので、空港での検疫を緩めるらしいが、もっと多くの感染源がノーチェックで国内に流入してしまうのではないかと思ってしまう。

 また、感染が広がっているところは一般病院でも診療するということだが、これも専門病院の設備と人手不足が大本にあるような気がする。

 医療・福祉予算を毎年削って来たことの結果とは言えないのだろうか?

 とにかく、素人には腑に落ちない話である。

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  一般病院でも診察=患者数で地域2分類
  -政府、対策を緩和・新型インフル
 

          時事通信 2009年5月22日(金)12:30
 政府は22日午前、麻生太郎首相と全閣僚出席の新型インフルエンザ対策本部(本部長・首相)を首相官邸で開き、国内での感染拡大を踏まえた新たな指針を決定した。全国一律だったこれまでの対応を見直し、感染拡大の程度に応じて地域を2つに分類。患者が急増した地域では、強毒性の鳥インフルエンザを前提とした対策を緩和し、一般の病院での診察や、重症患者以外の自宅療養などを認めることとした。

 首相は冒頭、「急激に患者が増えた一部地域では、医療機関の対応に困難が生じている。地域の実情に即した柔軟な対応を取れるようにすることが重要だ」と強調。引き続き国民への迅速な情報提供に努めるよう指示した。

 新たな指針では、感染者が確認されていないか、まだ少数の地域については、現行の対策を継続する。一方、大阪府や兵庫県のように患者が急増した地域では、感染症指定医療機関以外の一般の病院での診察や、軽症患者の自宅療養などを認める。一般病院での診察は、院内感染防止策を講じることを条件とする。

 感染が少ない地域で児童・生徒に患者が発生した場合、市区町村の一部または全部で臨時休校とするが、既に感染が広がった地域では季節性インフルエンザへの対応と同様に、それぞれの教育委員会や学校の判断で休校する。

 また、水際対策を縮小し、メキシコ、米国、カナダからの到着便で実施してきた機内検疫は原則として中止。感染者の席の近くに座っていた乗客らを7日間留め置く「停留」も取りやめた。