JUNSKY blog 2015

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『策士策に溺れる』朝青龍のはたき込みでの勝敗

2007-03-26 23:28:15 | 日常雑感
白鵬はたいて朝青龍下しV/春場所(日刊スポーツ) - goo ニュース

さて、余談であるが、大相撲である。

本割りで、すでに朝青龍は負けていた。
正面激突を避け、かわす(はたき込み)という横綱の風上にも置けないセコイ手口で、【勝負】ではなく【勝ち】に行ったところで、すでに負けていたのである。
千秋楽の本割で、勝負を逃げた! そして優勝決定戦で負けた! 相撲史に残るであろう。

白鳳は、朝青龍の『決まり手』(手口)を見ていたのだろう。
「そんなセコイ手を使うなら、自らもその策に落ちるぞ!」と言った訳である。
だから、白鳳の「はたき込み」は、あっぱれであり、非難する筋合いではない。
横綱審議委員会で、朝青龍の「はたき込み」が問題になったのは当然だが、同じように白鳳の「はたき込み」を問題視するのは、ためにする言い掛かりである。

『策士策に溺れる』を地で行ったのが朝青龍の手口であった。

そういう意味では、Mikittyの爽快な勝利とは全く反対の敗けっぷち(?)である。

『朝青龍よ、ざまを見ろ!』というところだ。
彼は、格段に強いと言われているが、一人横綱であることを忘れてはいけない。
対戦相手は全て格下なのである。勝って当たり前なのである。

 横綱になれる条件をクリアしているのに「もう一場所見てから」という相撲協会の視野の狭さが「横綱」誕生を阻んできたことも大きな問題である。
 これによって、どれだけの力のある若手が横綱になれなかったことであろうか?
たとえば、琴欧州にしてもあの時横綱にしておけば今頃は堂々とした横綱の風格を醸し出していたに違いない。
 横綱になれなかった力士たちの成績が「鳴かず飛ばず」であることをもって、「あの時横綱にしておかなくて良かった」と思っているのが相撲協会であろうが、それは話が逆だ。
 「地位が人を造る」というのは、ある程度真実で、それなりの責任ある立場になれば、立居振る舞いも変わるのである。
 朝青龍も横綱になったばかりの品の無さは有名であったではないか?
 その横綱が、千秋楽の結びの一番で「はたき込み」である。本性が見えた!

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