"WiLL" be fine!!

ドラム・パーカッション奏者の気まぐれな不定期更新ブログである

合唱

2005年11月13日 | 
昨日合唱終えました。
本皮のティンパニとの格闘も本当に面白かったし為になった。
あぁいう繊細なものに触れると音楽って形じゃないなって思う。

形式ばったものではなくて、もっと柔軟であるべきだと。
この音楽だからこうしなければならないってものはなるべく少なくしたい。
視野を広げて多方面からのアプローチが出来たらいいと思う。
そんな事を考えさせられた数日間でした。

本番とは言うと、お客さんが入ったり照明の暗転・ドアの開閉による空気の入れ替わり
によっての皮の変化に相当振り回された。。
オケが入場、ライトアップ⇒音程が変わる。
曲が終了、ライトが落ち休憩、ドアが開く⇒音程が変わる。
曲中でもちょっとボーっとしていると休み明けにドンっと叩くと全然違う音が出たりします。
もちろん、普段のメンテナンスが行き届いていないからこんなにも
変わってしまうのかもしれないが…

それでもなってくれるとオーケストラとの馴染みは感動的でした。
地を伝う低音は、他のティンパニとは比べ物になりません。
その分、いつもの感覚で叩くとバランスが崩れてしまいます。
モーツァルトのレクイエムとドボルザークのスタバトマーテルを演奏しましたが、
音楽的に本当に支えだけに必要なパートだと思いました。

歌って人間の体から直接発せられるから、そのパワーといったら
本当に凄いモンです。もっとお客さんはいってくれたらよかったのになぁ、