先週久々にシーバス釣ってモチベーションが上がっていたのもあって今週も行ったのですが、リールに釣り続行不可なトラブルが発生しました。
以前からラインローラー側のベール付け根のビスが緩むという現象が起きていたのですが、まあたまに増し締めしていればという感じで使っていました。
前回帰宅後洗浄増し締めしてたので問題ないと思っていたのですが、しばらくやっていると緩んでしまったので、ドライバーを持っていなかった私はルアーのフックで増し締めしました。
しかし1投ごとに緩んでしまうので断念しました。
ばらしてみてわかった根本的原因は、恐らくローター側のメスネジ部が短く、クリアランスがなさ過ぎてビスの頭とベールが接触(というかローターに圧着する前にベール可動部に当たっている)のではないかと思われます。
もともとバネの力でビス側に圧が加わる構造なので起こして戻してを繰り返すとビスが回ってしまうということでしょう。
クリアランスが取れれば解決しそうなのでシムを入れればいいと思われますが、ローター側の足側の幅を考えると外径4mm程度のシムが必要になるのですが、案の定ホームセンターに売っていなかったのでこれで代用しようかと。
これをビスに巻き付けてクリアランスを作ります。
こんな感じ。
これで締めた際の圧が台座側のみに掛かってくれれば問題ないかと。
念のためバイクで使ってたネジロック材も塗っておきました。
あとで問題ないか試しに行ってきます。
以前にも致命的なトラブルで釣りを断念したことがあります。
シマノのベイトリールでバス釣りをしていて、遠心ブレーキ部に水が入ったせいか全くブレーキが利かなくなりまともに投げられなくなったのでした。
あの時はちょっと血が上ってダイワのリールを衝動買いし、もうシマノ使わねーとまで思ってしまいました。
あ、今回も結構イラっとして評判のいい新型レガリスをポチリそうになりましたけど(笑)。
まあ今はシマノのリールも使っているわけですが、今回の事象もまたシマノ。
なんにせよ釣りにならない状態になってもらっては困るわけです。
特にチャリ釣行の私や高校生以下の諸君にとっては・・・
本件ではクリアランスをシビアにしている影響で塩が噛んだりして緩み増し締め、というのを繰り返したことでタッピングビス留めのメス側にガタが出てきて緩みやすくなったということでしょうが、当然塩を噛む可能性の高い場所なので、メンテさせるなら普通のネジで強度が落ちにくい作りにしてほしいですね。でなきゃ少々ガタあってもいいのでクリアランスとっておいてほしいです。
なお、ベールの信頼性はダイワに分があるように思います。
明らかにこれはネジ側に圧力のかかる構造ですが、もっと安い昔のフリームスのベールは負荷なく気持ちよく起こせますし、カチッと止まります。
これは起こす時の負荷感と起きたのかはっきりしなかったり、起きないことがあったりします。
新型は改善されていることを期待します。
多分次買うのはレガリスですが(笑)。
私的には今使ってる古いこれと同等の性能があれば十分ですので今のリールならこのクラスでいいかと。
あの頃の1万円以下のリールに多かったライントラブルは今のリールならもうないでしょうから。
そういやダイワのリールは若き日に愛用していたマグサーボが出る前のファントムより更に前から使っていますが、リールの不調で釣りを断念したことがありません。
右から2番目がそのファントム。(現在も使用可)
巻き心地のシャリ感など、多くの人がシマノの方が優れていると言われていますけど、致命的トラブルがないというのは安心につながりますよね。
そういう意味ではダイワのリールっていいのかもです。(特に初心者や私のような横着な人には)
以前にも言っていましたが、エンジニア目線のシマノ、釣り人目線のダイワということでしょうか。
そういやラインストッパーの使い勝手とかスペックで表せない部分でダイワの方がいいところってありますね。この辺にも釣り人目線を感じます。
やっぱりちゃんとメンテやセッティングができて機械を愛でたい人にはシマノ、釣りを楽しめればいいんだという人にはダイワなのでしょうか。
今もその個性は変わっていないということでしょう。
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