少し前に12エクスセンスCI4+のシャラシャラ音が急に大きくなり、分解清掃してみたらベアリングにゴロゴロ感。
で、交換するも直らず。
ギヤのすり減りは突然のものではないので今回の原因ではないでしょう。
ラインを通し少しでも負荷がかかる(うんgのルアーの重量程度でも)と音が出る感じなのでラインローラーなんだろなと。
手触り的にはゴロ感もあまり感じなかったから交換は次点にしてたんだけど、小さいので指で感じにくかっただけかもということで今回交換。
ラインを通し引っ張りつつ回しても音はしない。やっぱこれか。
ってことで、お試しフィッシング。
まあいくつかルアーを試して問題なさげなので実用可、実戦組再編入と相成りました。
ここのところレガリス、ルビアスとダイワばかり使っていたので改めて感じたこと。
それはキャストフィーリングの良さ。
何と言いますか、キャストした時のライン負荷が小さいといいますか、スルスルとラインが抵抗なく出ていく感じ。
ラインがガイドに干渉する度合いが小さい感じです。
ベール返しのかっちり感は圧倒的にダイワですが、このキャストフィールは素晴らしい。
そういえば11エクスセンスBBを買って、ダイワのつもりで何も考えずベール起こしてキャストしたらベールが戻ってラインブレイクし、上位機種のこれを買って同様の事象が出た瞬間はもうシマノ使わねーって思い、次の釣行時にダイワを使って、あれ?と思ったのを思い出しました。
明らかにラインの出方が気持ちいい。
偶然ですが、全く構造が違うベイトリールと似たような印象で、ダイワのマグを使ってた時に初めてDCでキャストした時に似た感覚。
マグはラインを引っ張っていく感覚があり、それが普通と思っていたのにDCってスピニングのように横風で糸ふけができるくらいスルスル出ていきますよね、あの感覚をスピニング同士で感じるほどにキャストフィールが違う。
本当にこれは悩ましい違い。
飛距離、飛んでいくときのスムースさはシマノ、ベールの確実な操作感はダイワ。
どっちも捨てがたい。
用途的に考えるとバスのようにショートキャストで手返し重視ならダイワ、ショアジギのように飛距離命ならシマノでしょうが・・・
シマノのスプールにダイワのベールを合体したリールがあれば無敵なのですが。
ベールについて、シマノの構造はベールを起こすとローターから棒が出て、ボディーについてるゴム製の凸凹リングの凹にはまる感じ。
ダイワの構造はローターからローラーが出てボディーにこすりつける感じ。
つまりダイワはベール返しの出っ張り部分以外は均一に起こせるが、シマノは360度ある凸凹の凸に引っかかる可能性が高いわけです。
慣れれば起こす際にローターをひねる癖がついてくるので実釣に問題はないのですが、気持ち良くないのは確か。
あと、ベールそのものの精度というか考え方。
シマノは組付け時に針金部を曲げてネジ位置に持っていく感じ。
これだけずれてると一種のバネ状態。
ダイワはそのままネジがなくても定位置にくる感じ(だからめちゃねじ止めしやすい)。
つまりシマノはベールの反発力で軸受に斜め横方向(ねじれ方向)の負荷が常にかかっており、起こすときに擦れているような感触がある。
これらがシマノのベールを起こすときの気持ち良くない要因でしょう。
構造的な見直しは出来そうなものですが、特許とかの問題ですかね。
この課題は現行型でもお店で触った感じでは解消されていないように思います。
20ルビアス使い始めましたが、思ったほどの感動はありませんでした。
23レガリスの出来が良すぎるってことでしょう。
軽さが売りで、12エクスセンスCI4+より10g軽いはずですが、使用感はなぜかエクスセンスの方が軽く感じます。
ダイワはスプールが大きめでそこに重量物がある感じになるなど、グリップ位置から遠いところに重量があることで慣性的に重く感じる要素があるのかもしれません。
あとは巻き心地。
家でカラ巻きしたときはすごくいいように感じたのですが、実際に使ってみるとただ巻き時にコロコロ感があります。ハズレ個体でしょうか。
ボディが軽い分、余計に敏感に感じられてしまうのも要因の一つかもしれません。
もう少し使用してバリが取れるなどして改善してくれるといいのですが。
巻き感はエクスセンスよりもしっとり、レガリスを軽くした感じですね。
コロコロ感はシンペンやミノーなどをゆっくりただ巻きしてると感じますが、ペンシルをドッグウォークさせている分には感じないのでチヌロッド専用にしようかな。(トップ以外でチヌを狙う気はありませんので)
うーん、なかなか満足いくリールってないものですね。