夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

放送90周年を迎える  ラジオからの時代

2015-03-19 14:18:19 | Weblog

  1925年(大正14年)の3月22日午前9時30分、 東京・芝浦の仮設の
 放送施設で開始されたのが我が国の放送です。 

   今年は90周年に当たり、今日19日からの4日間、NHKのラジオ第1を中心
に、 特別編成で放送が行なわれるそうです。
  
   今朝の深夜放送でも「明日へのことば」において、元NHKのプロデューサー
 菊池綜一氏「わが青春の番組作り」での話しをしておられました。テレビの
 ない時代からで、当時の放送の様子など残されている放送記録などとともに
 語られました。

  80歳のわたしも子供の頃はラジオで育った時代の1人です。幼い頃から
 ラジオはあり、戦時下での、大本営発表での戦果の様子や空襲警報などす
 べてラジオから流れました。終戦の玉音放送は未だに脳裏に残っています。

   戦後はラジオドラマ「鐘の鳴る丘」や「向こう三軒両隣」「西遊記」など
 夕方からラジオに聞き入りました。鐘の鳴る丘の歌は未だに歌われています。
 西遊記の徳川夢声さん、七尾伶子さんの声に魅せられたものでした。

  中学生頃には菊田一夫作のドラマ「君の名は」のすれ違いドラマに一喜
 一憂したものでした。(全国のお風呂屋さんがこの時間帯は空っぽだったと
 言われた。)

   テレビが各戸に入ったのは60年ほど前ですが、最初は映りが悪くよく
 筋が入ったりしていました。それでも東京オリンピックでのマラソンアベベ
 選手や東洋の魔女達バレーボール、体操競技など楽しく見ました。
   天皇陛下御成婚はテレビならこそでした。
            
       
    アベベ 選手            アベベと走った円谷選手の健闘
        
   その後の赤軍派による「あさま山荘事件」は、強烈な印象として残りました。
        

  衛星放送になって初めて飛び込んできたのが、アメリカのケネディー大
 統領暗殺のニュースは大きな衝撃でした。
        

    テレビのチャンネルも多くビデオもあり、好きな番組は選んで見られます。
 家に居ても退屈はしません。夜はラジオでの深夜便、深夜2時頃から5時ま
 で。いつの間にか眠ってしまうこともありますが・・・・好きなひとときです。
    放送から90年、やはり長い歴史の変遷です。



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