やっと暖かい日となりました。午前中阿児ライブラリーへと行きました。
帰りに友だちのところへ寄りました。その前にメールで「言葉の暴力にあい
落ち込んでいるから話を聞いて」とのことでした。
ことの起こりは、友だちTさんは近所の友(以前に同じ学校で一緒に勤めて
いた)を、月に1度買い物に伊勢から度会、多気の方まで車に乗せて出かける
のですが、相手が言葉が乱暴で、いつも困ることは聞いて知っていました。
しかしこの時ばかりは、Tさんがいつも通る道筋を間違ってしまったら、すぐ
さま「あんたぼけとるのと違うの。あほう おおぼけ。」と怒鳴られたと。Tさん
の言うには、
「わたしはぼけにだけはなりたくないと常に思っているだけに、人からぼけ!
と言われて悲しくなった。車に乗せて何でこんな悪口を言われなければ・・・」
少し涙を浮かべて話しました。
Tさんはわたしの1歳上で20数年来の友達です。面倒見の良い人で、読書家
で料理も好きで作った物はわたしもよく頂きます。
言った人も悪気はなかったかは知れませんが、礼儀や品性にかけると思い
ます。
それでも昨日,津で大学時代の友達数人と会い、いくらか気分も治まったと
言っていました。人間って弱い物です。悩みは誰かに聞いてもらうことにより
軽くなります。一人で持っていると滅入ってしまいます。
夕方電話で、「あまりこだわらずに行くわ。」とのこと、わたしもほっとしました。
ライブラリーで借りた本
「貧困の光景」 曽野 綾子 新潮社
日本は社会の格差の増大に苦しむというが、そういう人は、電気のない
干ばつのアフリカ、砂漠の続くアラビアでほんの短期間でも生きてみたら
どうか。飢えに苦しむ人々に自分のパンの1切れでも与えるという人道
の基本を体験したら・・・・・
「まだ生きている」 佐藤 愛子 文芸春秋社
(わが老後)のおもしろエッセイ
「青に候」 志水 辰夫 新潮社
時代(江戸)小説
「恋いちもんめ」 宇江佐 真理 幻冬舎
江戸 時代小説