D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「閉ざされた、扉」
帝都防衛のために築かれた砲台の跡地。
閉ざされた扉は弾薬庫の跡か。
錆び付いた扉は、いまはもう開かない。
七月末に観音崎に行ってきたときの写真です。
撮ってからだいぶ時間がたってしまいましたが、
夏もそろそろ終わりということで出しておきます。
そろそろちゃんと秋になって欲しいなあ。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「礎石」
観音崎の森の中にいまも残る、砲台の礎石。
明治の昔、ここには大砲が設置され、
東京湾の防衛にあたっていた。
今はただこの礎石だけが、はるかな明治を物語る。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「こもれび」
照りつける陽射しも、森の奥までは届かない。
ただ地面にくっきりと、シダの影を映す。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「隧道」
森の中を通る、狭いトンネル。
古びた煉瓦作りの壁に、
蛍光灯の灯りがリング状の模様を作る。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「艶かしい闇」
蛍光灯に照らされたトンネルの壁。
そしてコールタールのように黒く、艶かしい闇。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます