D40+Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S
本日昼休み、先日中古で購入した単焦点望遠レンズ、
「Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S」の試し撮りです。
手持ちの唯一の望遠レンズ、
「AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6 G」は
絞りリングがないため、F3では使えません。
それで、F3でも使える望遠レンズを1本入手しようと考えて
いたところ、某中古カメラ屋で、なにかと評判のいい
上記のレンズに遭遇し、気がついたら買っておりました。
わりと憧れのレンズだったので、
破格といってもいい価格で入手できたのはラッキー。
まあ、現行品の一世代前の型落ち中古なので。
こいつはAFレンズなのでD40でもAEが効きますが、
残念ながらAF-Sではないのでオートフォーカスはダメ。
フォーカスエイドランプを頼りに手動でピント合わせです。
まあこれはこれで楽しいのでいいんですが、
動きの速い被写体はまだ撮れそうにありません。
まあ、いい練習だと思って腕を磨きます。
D40+Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S
ニコンの名玉と言われるレンズだけあって、
写りの方はさすがに綺麗です。
隅々までじつに精細。さすがにズームレンズとは違います。
D40+Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S
タムロン90mmマクロは暖色系の発色ですが、
こちらは寒色系ですね。
もちろんデジタルなので暖色系に調整もできるんですが、
このレンズで美味しいのは寒色系の
透明感を生かした表現のように感じました。
D40+Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S
葉脈まではっきり見えます。
ちなみにD40で使うと35mm換算で270mm相当の
望遠レンズになります。
コンパクトデジカメ風に言えば光学8倍ズームってとこです。
D40+Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S
さすがに大口径望遠レンズだけあって、
背景を完全にぼかして飛ばせます。
これなら背景が多少ごちゃついていてもOK。
これは今から週末が楽しみです。何撮ろうかな。
先日入手したレンズ、タムロン90mmMacroを抱えて、
小石川植物園庭園に行ってまいりました。
この日はあんまりマクロで撮りたいものが見当たらなかったので、
普通に風景写真でのテストになりましたが、
なんとも艶かしい発色で、自然を撮るには最高ですね、
このレンズ。
枝の間から鴨の羽づくろいを垣間見る。
盗撮してるような気分(笑)。
うまそう? いや、無理だろう(笑)。
夕暮れ時の羽づくろい。
ぞくっとくる解像感です。
ちょうど園内で、「江戸大道芸」の
実演をしていましたので撮影させてもらいました。
「いつもより多く回しております!」とは言ってませんでしたが。
はいっ! 見事でした。
まあ、普通のマクロも一枚くらいは。
今回の写真をまとめて見たい方はこちらをどうぞ。↓
http://picasaweb.google.co.jp/junetaj/20071118?authkey=iTUwTj73lSg
リコーフレックスでの撮影で
いちいちデジカメを取り出して測光するのもわずらわしいので、
単体露出計が安価に手に入らないかなあと考えていたところ、
フジヤカメラにセコニックの露出計が3000円で出ていたので購入。
まあ相当な年代モンですが、高度な機能はいらないのでこれで十分です。
で、ついでにD40用にオールドレンズを購入しました。
インプレスのD40長期レビュー記事の影響です(笑)。
「Nikkor-S Auto 50mm F1.4」です。
Ai化もされていないため、比較的きれいなのにとっても安値でした。
以前から開放F値の明るい短焦点レンズが欲しかったので
D40で唯一AFの効く、明るい短焦点レンズ
「SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM」を物色したりていたのですが、
どうにも価格が高いのと重そうなこと、
「クセ玉」という評判もあるので躊躇していました。
そこでついふらふらとコイツに・・・うう。
D40にこれを装着しても当然マニュアルフォーカス、
マニュアル露出で「M」モードでのみ撮影できる状態です。
でもそれがなんともアナログ感覚で楽しい。
それに、嫌でも写真機の扱いの基礎が身につきますし。
露出失敗すると当然画面が真っ白になったり真っ黒になったり
するわけですが、そこは背面の液晶ですぐに撮影画像が確認
できるのがデジカメのいいところ。
また、昼間開放で撮影すると、いわゆる「カミソリピント」状態になるので、
微妙なピンボケを連発しますが、直後に背面液晶で画像を拡大して
やっちゃってたら即、削除です(笑)。
購入直後に新宿で夜景を試写。
絞り開放(F1.4)で撮影すると光が盛大ににじみます。
拡大するとこんな感じ。
オールドレンズなのでこの辺は仕方ないところでしょう。
F8まで絞ると見違えるようにシャープになりました。
この通り。
このボケの大きさが明るい短焦点レンズの何よりの魅力です。
あまりにも楽しかったので、もう一本マニュアルレンズに手を出しました。
えー、タムロンSP90mmMacroF2.5、「ポートレートマクロ」(旧型)です。
前から評判の高いタムロンのSP90mmマクロが欲しかったのですが、
D40ではタムロンレンズはそもそもAFが効きません。
だったら安い中古の旧型でもいいや、と。
・・・・はい、お察しの通り、順当に両足ともレンズ沼に突入致しました。
あとはずぶずぶ沈むばかりです(笑)。
本日試写。「衝動買いしちゃったかなあ」という後悔の念が、
この画像を見て吹き飛びました。
なんですかこの画質は。自分が撮った絵とも思えん。
焦点の合った部分のシャープさがなんとも気持ちいいです。