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生活環境

身の周りの生活環境は情報や知識・経験でどうにでも変化します。心の豊かさを求めて・・・

蒸し暑い

2010-06-19 23:19:23 | 趣味教養教育
梅雨の時期は蒸し暑いと分かっているが・・・

毎年恒例の梅ジャム作りを先週終えた。
大鍋いっぱいの梅を、半分以下に煮詰めた。

室内での生活が殆どだが、週の1日は本郷に通っている。

東京の家では、義父の洋服のすそ上げや、洗濯・夕飯準備が主である。
千葉の家では、洗濯、水まわりの掃除と、食事、弁当作りが主である。

今週は、久しぶりにクラシックを聴き、新聞を隅から隅まで読む時間をもった。
しかし、レポートと今年中に始める研究スケジュールの提出をしないでいる。

「逃げてはいけない」と自分に言い聞かせているが・・・・・頑張れない。

希望

2010-04-21 10:46:26 | 趣味教養教育
昨日は、小金井から本継由千葉であった。

4月中旬に東大社会科学研究所から「希望学」合評会の参加案内のメールが届いていた。
雨の中を早めに着いたが、経済学部研究科学術交流棟「小島ホール」がわかりにくかった。

このプロジェクトに興味を持ったのは2006年頃のスタート時であった。
当時、下肢障害になり職を離れ、東大大学院医学系研究科の生命・医療倫理人材養成コースに車いすで通学して修了したところであった。
しかし、障害の受容ができず、まだ生きる希望を模索中であった。
社会学研究所の堀田聡子先生の「医療介護職の研究」に興味を持ったこともあるが、玄田先生の「希望学」の立ち上げも興味があった。
車いすで国立情報研究所の「あいまい検索」などのテーマのコンファレンスに参加していた。
ホームページや文献やラジオなどでも玄田先生や佐藤先生の研究を情報取得していた。

今回は、立命館大学政策科学部の森裕之先生と東大大学院総合文化研究所の石田淳先生のの合評であった。
「希望」とは何か・・・実現したいという欲求を行動に起こそうと思うことでは?

「釜石調査」では社会科学的な調査により、釜石だけでなく地域の経済学基盤や制度設計の参考になる。
大震災や国際政治の舞台での争いなどのぶつかり合いの後、復興、修正、再構築などの基盤には制度設計が必要となる。

結論として、「希望」を実現するためには、修正する力と再チャレンジができる社会の条件整備が必要である。





ゲスト

2010-02-27 17:32:57 | 趣味教養教育
先日、筑波大学大学院博士課程をこの度修了する友人と、故郷のタイの大学教員等
5人が職場に訪ねて来た。
専門は私と異なるので、事前にU学科長をとうして教務主任の医師にも許可を得てあった。
見学日の2日前の夜中のメールで当日朝9時に新宿に来るという。
約束は午後1時だったので、すぐ私は足が不自由なので9時の新宿は無理と返信した。
U学科長も午後の出勤なので、とりあえず10時に新宿駅西口交番前で私と待ち合わせをした。
お国柄か、のんびりと11時直前に全員が揃ったが、駅で待ち続ける私の足は限界であった。
小田急デパート13階の「さがみ」に直行し、日本がはじめての5人に和食を経験してもらった。
教育者らしく和食をひと品ずつ手帳にメモをし、和服の店員の写真まで撮っていた。
地下の食料品売り場を案内し「ひな祭り」にまつわる菓子を紹介し、桜の花葉の付いた鎌倉の「ひとひら桜餅」を宿で食するように購入した。

学校ではU学科長とI教官に専門フロアーの説明をしていただき、5人は積極的であった。50階では360度を見渡せる展望を見て頂いたが、あいにく富士山はガスっていて見えなかった。
私の指導する教室や実習室を見ていただき症例の話題なども活発で、あっという間に4時前となり帰路についた。

教育者らしく地味で真面目な女性たちであった。
友人は、博士論文審査を合格して、5年間の研究を終え、3月末には帰国する。
国立大学で、なれない日本語を使い研究して、英語を駆使し論文を仕上げ、とても偉いと思う。
また会える日を楽しみにしている。



サイン

2009-06-27 22:44:48 | 趣味教養教育
先先週のBS放送で、私の勤務先の副校長の対談があったと義父が言う。
著書を聞いて早速本屋に注文したと言う。
勘違いやボケの症状もでているが、すごい!
あまり話題にもださない私の職場の上司のことをTVの対談で気がつくとは!
NHKの趣味の園芸や、読売新聞のガーデニングなどに義父は投稿し何度も採用されている。
毎日、庭の花を水彩画で書き、デジタルカメラでTVに映る山々の景色を撮り、親戚中には手紙を書いている。

本が届いたので、職場の副校長に私から依頼してサインをしていただいた。
義父はお礼の絵手紙(庭のスイトピー)を私に託した。

絨毯は絵具や本で散らかり放題。机の上はきれいな花々の花瓶が所狭しと6~7個
しかし、花が枯れても花瓶はそのまま。
美しい花を飾り、美しい絵を描き、美しい音楽を大音量で聞く。なんともアンバランスな・・・・

大好きなチョコと饅頭を食べながら、人生を謳歌している90歳。
読書欲も人並みはずれている。週に2冊は読破している。

徹夜明け

2008-11-06 19:08:35 | 趣味教養教育
おしりに火がつかないと行動できない性格なのだ。
7日締め切りの5000字の原稿を4000字で終了した。まあいいか。
昨夜は久しぶりの徹夜だった。毎晩2時から4時頃就寝の夜更かしだった。
資料と文献を探す時間が約1か月位かかった。
先月は、並行して東大の演習が18日にあり、文献の下調べをし、話題提供をした。
どちらも中途半端な内容になったが、まあいいや。
原稿+書類=20枚を、眠らずに、朝、郵便局に行き速達で送った。
いつも「高齢の親達がいるので、何かあると専念できなくなる。
早めに終わらせる」と自分に言い聞かせ、
取りかかりは早いのだが、必ず脇道に逸れる。
部屋の段ボール箱にはお宝がいっぱい!
宝石ではない。夫に言わせれば紙ごみの山。古本の山。
誰にも分からない、箱を開ける至福の喜び。思い出の山。
でも、そろそろ、私も身辺整理の歳なのだ。
後片付けを、夫にさせるのは申し訳ない。
暇な時間は、箱の中身の処分をこころがけよう。
誰にもこのお宝の価値は関係ないものね。



リスクガバナンス

2008-09-17 22:23:53 | 趣味教養教育
GCOEプログラム(工学系研究科原子力国際専攻主催)に参加する為、武田ホールに行った。
公共政策大学院(科学技術と公共政策研究ユニット)が共催。
原子力・医療・食品のリスクガバナンスの諸問題として、システム・マネージメントに興味がある。
最初に、工学系研究科の木村浩准教授の開催趣旨説明があった。
「医療システムの危機」を前東大病院長の永井良三先生が講演された。
医療の成り立ちや、社会資源としての配分と国際比較をパワーポイントで分かりやすく説明し、医学知識の構築を、これからの「知の循環」と述べた。
公共政策大学院の畑中綾子研究員が、「大野病院事件」の警察介入は医療事故調査報告書の中にあるとの真相や「京大院内汚染」については、きちんと検査を行った事で表出した汚染であり、検査をしない病院が多々ある現状を話された。
「原子力技術ガバナンスの現状」班目春樹教授が過去の問題点と、今後のマネージメントシステムと議論のあり方を述べた。
吉澤剛研究員が「原子力」と代替技術「太陽光発電」や、市民社会の理解と受け入れ、受益者責任などを述べた。
「リスクガバナンスの諸問題(食品)」吉倉廣元国立感染症研究所長のBSEや遺伝子組換えや汚染米のリスクの確率は僅かであり、なんら問題はないと発言した。
現在、行政依頼の委員長の立場である。医師・科学者として、社会には眼が向いてはいないような発言が多く不快だった。
工学系研究科の神里達博准教授が「食品」を広い視野でコメントした。
1988年のBSEの発生を取り上げた。権威は無名の研究者の結果を排除していた。
谷口武俊客員教授が総括的コメントをした。
リスク評価とは、五感で分かるものではなく社会問題として長期的な問題となる。
判断における専門性・中立性・透明性が安全評価となる。
情報分析・プロセス・メカニズムとして、科学的・法的・社会的な関わりがある。
パネルディスカッションは城山英明東大大学院法学政治学研究科教授がコーディネータをされた。
これからの社会は、地方分権と中央のそれぞれの能力のもとで、バランスの構築のもと、ガバナンスの担い手は誰なのか?いまの行政だけに依存することは無理か?知的人材は?
専門性・公平・公正・中立・倫理感・・・・・
若手の研究員達のまっすぐな姿勢と、行政と学際に携わってきた権威者の姿勢に、それぞれの人間性を見た。





ボケ防止対策

2008-09-11 12:26:38 | 趣味教養教育
訓練校の村田先生からご指導いただいたこのブログは、もうすぐ3年目に入る。
途中、止めようと思った事もあった。
半年前に「今からわかるボケる人ボケない人」フレディ松川著を読んだ。
その本に、ボケの第1位はもちろん公務員、学校の先生も危険度80%とあった。
私は、そのような職にはついてはいなかったが、今はフリーターの身である。
毎日、薬を飲んだか飲まなかったか、ガス台に鍋やかんをかけたかをすぐ忘れる。
しかし、テレビをみながら、饅頭・せんべいがまだ残っているかは忘れていない。
すぐに眠くなったり、生活行動に、ボケは確実にきている。
この本では「ブログを書いて記録するとボケない」と書いてある。
復命書を書くように、講演会などの内容を短くまとめる作業がよいようだ。
その日のあった事を記録することが、1日を振り返る頭の体操になる。
その他には、手を使う作業が良いとの事なので、料理や裁縫をしている。
最近は、大量の穴子や海老を下処理して調理した。大鍋いっぱいトマトソースを作った。
梅ジャムも自家製なので、食品偽装はないが、半端ではない時間を調理に使う。
(夫が食材を大量に買い、アパートに持ってくる。これも私の為のボケ防止か?)
義母の車椅子座位安定用のクッションカバーやベルトや雑巾を縫った。
(ミシンの腕をあげたら、未使用の絹の反物2本をいかにして活用するか思案中)
なにはともあれ、1日ひとつテーマを決めて実行するのみ。
家事負担や強行移動は下肢の痛みがでるので、ボケが進まない程度の実行に限る。
痛みが出ると血圧が50以上高くなるので、脳の為には元も子もない。

ホテルで

2008-09-04 10:02:46 | 趣味教養教育
9月に入り、本郷で過ごした。
東大正門前のホテルに3日間宿泊していた。
下肢障害なので、東大の受講開始時間が早い時や、連日等の場合はこのホテルにしている。
今回はまいった。安眠ができない。前回よりも宿泊費が上がったのにもかかわらず。
原因は空調機の騒音。室外機を建物の中に埋め込んでいる構造らしい。
24度に設定して涼しくなり、最高27度までの設定の間はあまり冷房がきかない。
しかし、どの温度にしても夜中のうるささには閉口した。
OFFにして眠りについたのは明け方4時近く。しかも暑い。
翌日、フロントで聞くと構造上どの部屋も同じ条件だとの事。
解決策として、冷房を使用せず、バスタオルをお腹にかけて眠ることにした。
結果は、夜中に暑くて3回起きたが、前日の睡眠不足もあり少しは寝た気がした。
安眠ができないホテルなんてあり?と思いながらも、天候などを考慮して、地の利で今後も利用するほかない。
しかし、講義の内容がとても素晴らしく、私にとってはホテルは二の次となった。

柏の葉キャンパス

2008-07-26 22:51:31 | 趣味教養教育
24日の木曜日に、新京成電車で新鎌ヶ谷駅で乗換して柏に行った。
柏駅からタクシーで東葛テクノプラザに向かった。
駅からけっこう遠かった。がんセンターの向かいであった。
「持続可能な街づくりに関する大学と地域の連携推進交流会」に出席した。
東大と千葉大の発表者と千葉県や千葉市など行政関係者80名位の参加であった。
工学部で学んだ内容であったので、とても興味があり、参考になった。

東京大学の演者は、磯部雅彦副学長・北沢猛教授・浅間一教授・大和裕幸教授・原田昇教授・横張真教授。
千葉大学の演者は天野洋教授・戸高恵美子助教授・宮崎良文教授・大山克己准教授であった。
すべての演題名は省略するが、都市環境システム学科で学んだことと同じである。
「シックハウス症候群」の演者に、化学物質のデーター比較の基礎となる外気温・室温の値を私は質問した。
発表をただ聴くだけではなく、内容を聞く力がないといけない。
環境共生の柏の葉の街づくりに参加したいと昨年から思っている。
高齢化社会のITサービスやオンデマンドバスの構想に賛成である。
近くに住めたら面白いだろうなと思っている。

上野へ

2008-07-21 23:26:07 | 趣味教養教育
3連休の前日の夕方に上京した。非常に渋滞した。
19日(土)の東大シンポジウムに義父と参加するため。
事前登録に、義父と夫と私の3名分を申し込んでおいた。
それぞれの体調などを考慮して当日に行動が決まる。
全員の都合がよいので、上野に向かった。
午前9時半に小金井を出たが、非常に渋滞して12時に上野に着いた。
お昼は「伊豆栄梅川亭の鰻が食べたい」との義父の一言で、うな重を食した。
食後「国立西洋美術館のコローを観たい」と私の一言で、皆が鑑賞した。
3時から安田講堂で「科学者と社会」と題した様々な問題にたいしてのあり方を
吉川弘之氏(産業技術総合研究所理事長)
浅島誠氏(日本学術会議副会長)
小宮山宏氏(東大総長)の3氏から拝聴した。
3氏それぞれの立場からプレゼンされ、3様の背景を垣間見た。
浅島氏はブルーノートを語る誠実さと、自ら考える学びを力説していた。
小宮山氏の大学からの発信と実行力は、現実直視の力強さを感じた。
5時半から「映像で語る東京大学130年」をDVD鑑賞した。
私の曾祖父は帝大の前身の開成学校出身であり、赤門の傍に屋敷があった。
義父は昭和14年の入学なので、学徒出陣の前年の卒業であったと語り、
安田講堂に来たのは卒業以来だと、時計台前の記念撮影を喜んでいた。
帰路は「お寿司を食べたい」と義父の一言で夕飯が決まった。
今回も、夫はガソリン代や食費や運転疲労も一手に引き受けてくれた。
義父は夫の60歳の誕生日、還暦にたいして、お祝いの言葉は一言もない。
朝は車中で「小金井から一歩も出たことがない。どこにも行ったことがない」と言う。
夫が年に2度も、東大の同窓会に、義父を学士会館まで送迎したのに、もう、忘れている?
記憶は、自分の都合の良いことだけは覚えている。偉い!
今回の長時間の移動にも耐え、食欲もあり、元気で一日が終えホッとしている。