今話題のコスタ・コンコルディア号ではなく、去年地中海クルーズで乗船したコスタ・マジカ号の写真。
せっかくの地中海クルーズが3月11日の大震災と原発事故を聞いてからは情報不足と心配で上の空になってしまった。なんせ船内新聞(英文)のトップニュースが「福島第一の原子力発電所はメルトダウンしている模様」だし、衛星放送からのCNNニュースも水素爆発の様子を何度も何度も繰り返すし、日本へ国際電話はつながらないし、、。
楽しいはずの旅の思い出も、これらと共に思い出してしまうため、写真も整理せずにそのままにしていた。そこにこのコスタ・コンコルディア号の事故があり、船の航路はほぼ私達が行った順路と同じでチビタベッキアへも立ち寄っていた。そんなことを思っていると、コスタクルーズからメールが来ました。内容は、、、このような事故を起こしたことに謝罪すとともに船のクルー全員は乗客救助に全力を尽くした、今後も安全には最大限の努力を行う、、、とのこと。
少しは思い出してみましょう、コスタ地中海クルーズの船内と船。乗員約1000人・乗客約3000人、13層のデッキを持つ巨大な船は近くから見ると大きなビルかマンションが目の前に建ってる感じ。
各国の港にはこんな風に到着、遠くから見てもよく目立つ巨大さ。クルーズの良いところは寝ているうちに次の港/次の国に連れて行ってくれることと、食事がクルーズ料金に含まれており楽しく食事が出来るように配慮されている。
ある日のレストラン、この日はウエイター達がパーフォーマンスで会場を盛り上げてくれていた。やはりイタリア船籍のためか皆さん陽気です。彼らは3ヶ月から6ヶ月は船に乗りっぱなしで、その後1ヶ月から2ヶ月の休暇をもらえるとのこと、元気でやっていてくれればいいけど。
普段の食事は上のようにカジュアルな雰囲気だが、さらにプラスアルファ払って予約すれば、このような豪華特別レストランで静かに落ち着いて食事も出来る。
これと同じかこれ以上のものがコスタ・コンコルディア号には備わっていたはずなのでそれも海に沈んで横倒しとは、、。船長の名前を調べてみたけど「あの」船長とは違っていました、ほっ。