Salem 3年日記

マサチューセッツ州セーラムに住み3年以上。

ブログを引っ越ししました

2012年03月09日 | 美術館, Art, Design

ブログを引っ越ししました、新しい場所はこちらです。

http://junsalemma.blogspot.com/

ここに長い間書いていた記事をなんとか移転しようとして、HTMLで自分のハードディスクにダウンロードするまでは出来たが、その後のアップロードはうまくいかず。けど気持ちを切り替える意味でも新たなページへ。


A letter from Costa Cruises

2012年01月25日 | 旅行記

今話題のコスタ・コンコルディア号ではなく、去年地中海クルーズで乗船したコスタ・マジカ号の写真。

せっかくの地中海クルーズが3月11日の大震災と原発事故を聞いてからは情報不足と心配で上の空になってしまった。なんせ船内新聞(英文)のトップニュースが「福島第一の原子力発電所はメルトダウンしている模様」だし、衛星放送からのCNNニュースも水素爆発の様子を何度も何度も繰り返すし、日本へ国際電話はつながらないし、、。

楽しいはずの旅の思い出も、これらと共に思い出してしまうため、写真も整理せずにそのままにしていた。そこにこのコスタ・コンコルディア号の事故があり、船の航路はほぼ私達が行った順路と同じでチビタベッキアへも立ち寄っていた。そんなことを思っていると、コスタクルーズからメールが来ました。内容は、、、このような事故を起こしたことに謝罪すとともに船のクルー全員は乗客救助に全力を尽くした、今後も安全には最大限の努力を行う、、、とのこと。

少しは思い出してみましょう、コスタ地中海クルーズの船内と船。乗員約1000人・乗客約3000人、13層のデッキを持つ巨大な船は近くから見ると大きなビルかマンションが目の前に建ってる感じ。

各国の港にはこんな風に到着、遠くから見てもよく目立つ巨大さ。クルーズの良いところは寝ているうちに次の港/次の国に連れて行ってくれることと、食事がクルーズ料金に含まれており楽しく食事が出来るように配慮されている。

ある日のレストラン、この日はウエイター達がパーフォーマンスで会場を盛り上げてくれていた。やはりイタリア船籍のためか皆さん陽気です。彼らは3ヶ月から6ヶ月は船に乗りっぱなしで、その後1ヶ月から2ヶ月の休暇をもらえるとのこと、元気でやっていてくれればいいけど。

普段の食事は上のようにカジュアルな雰囲気だが、さらにプラスアルファ払って予約すれば、このような豪華特別レストランで静かに落ち着いて食事も出来る。

これと同じかこれ以上のものがコスタ・コンコルディア号には備わっていたはずなのでそれも海に沈んで横倒しとは、、。船長の名前を調べてみたけど「あの」船長とは違っていました、ほっ。

 


ボストン日本人会新年会

2012年01月14日 | 行った、見た、食べた

日本人会の新年会に初めて参加する、場所はMITで。MITは特徴的な建物が多く独特の雰囲気を感じさせてくれる。

日本人会総会・総領事挨拶のあとに日本協会ピーターさんから大震災に対する支援の報告があり、日本を身近に感じてくれる人達の気持ちと行動はありがたいと思う。今回のお目当ては若尾圭介さんのオーボエ演奏と福引き抽選会だが、その前に少々サプライズのビデオレターが披露された。

獅子舞のスティーブ・ロングさん、Children's Museum のイベントなどで見かけていたが自費で日本へ行き個人的に獅子舞を習っているとのこと。

若尾圭介さんのオーボエ演奏は素晴らしかったが、会場での子供たちのキャーキャー声が大きかったのが残念。最後に会場から日本の歌をというリクエストがあり若尾さんは「故郷」を演奏し、途中からは会場の人達も「....夢はいまもめぐりて、忘れがたきふるさと...」と唱和する声を聞きやはり自分も日本人なんだなとの感慨を持った。

さて、肝心の抽選会は、抽選券を追加で買ったのに一枚も当たらず!最後で最高の「JALボストン-日本直行便往復・ビジネスクラス」抽選に期待するも当たらず!田沢選手グローブのサイレント・オークションもダメ。

司会者の方が言っていました、「この会場で福を引かなかった方は、その福を今年一年持っていると思って下さい」、、そうしましょう

 


Boston First Night の花火

2012年01月01日 | 行った、見た、食べた

<!-- First Night Fireworks at Boston Harbor -->

ボストンの恒例行事、12月31日のBoston First Night へ行ってきました。

事前にボタン(バッチ)とパンフレットを入手して当日の行動計画を練って出発。

1.交通の混雑を考え、コミューターレールでボストンへ

2.最初はボストン・コモンの花火、午後7時から、、、のはずが地下鉄駅がら上がってきた10分前に始まっていた、時間守ってほしいな!

3.City Place にて、Boston Sax Quartet の管楽器のみの演奏

4.Symphony Hall へ移動、Parkington Sisters, Mavis Steples の歌声

5.ボストン・ハーバーへ移動して、午前零時の Fireworks。これは時間通りに始まり、10分間の連続花火。動画は花火の初めから終わりまできっちりと録画。

今年は例年にない暖かさで風もなく、外を歩きやすくて良かったです。

 

 

 


謹賀新年 2012

2012年01月01日 | 日本を見ると

皆様、明けましておめでとうございます

2012年はこの笑う猫の笑い声ではじめ、今年一年が笑いに満ちた年になりますように。音量を大きめでお聞きください(笑)。


この笑う猫は、tossyが伊勢神宮のおかげ横丁で買い求めて、わざわざアメリカまで連れてきたものです。


2011 Jingle Bell Run at Somerville

2011年12月28日 | 行った、見た、食べた

Somervilleで開催されたJingle Bell Run 5Kマラソンに参加のNamijiとAさんの追っかけでカメラとビデオを持ちついて行く。

参加者はサンタなどの思い思いの格好で本人も楽しみながら走ってる、そして参加者がこんなに多いとは驚き。もう一つ驚いたことは登録した参加者に渡されるゼッケンの裏側にタグが埋め得込まれていて、出発時間と到着時間を自動的に記録しており、自分の所要時間と順位が主催者のホームページからすぐに確認出来ること。なるほど、荷物の追跡と同じで人にもタグが付けられ「ピッ」で管理(監視)されているということか。

 

結果的に追っかけの両名の動画と写真はほとんど撮影出来ず、スポーツ撮影は難しい、まだまだ修行中です。早く「幼稚園の学芸会撮影するお父さん」レベルから脱出したいものです。これが来年の目標。

上の動画は、YouTubeの動画編集機能を用いて動画を編集/結合/手ぶれ補正したもの。デジタルだと後からの修正が少しは出来るので助かる。

しかーし、YouTubeから下のようなメールの警告が!どこがSonyのコンテンツを侵害しているのだろうか、わからん。

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あなたの動画「2011 Jingle Bell Run at Somerville MA」に、Sony ATV Publishing さんが所有またはライセンスを所持しているコンテンツが含まれている可能性があります。

あなたが何らかの措置を講ずる必要はありませんが、自分の動画に与える影響についてご興味がある場合は、アカウントの [動画 ID の一致] セクションをご覧ください。

Sincerely,
- YouTube チーム

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2011年はこの曲で

2011年12月27日 | 米国生活、ここが違うよ

2011年が間もなく終ろうとしている。

この一年での最大の出来事は間違いなく、東日本大震災とそれに続く原子力発電所事故である。約2万人の方々が亡くなり行方不明になり広い地域に大きな被害をもたらした。海外にいて最初は情報も入らず心配するのみだったが、その後は「私には何が出来るのか」と自省を続けた。

海外でも多くの人がいろんな形で支援を行い、いろんな人が心配してくれる気持ちがありがたかった。そして音楽は人の心を癒し元気づけてくれる大きな効果があることも改めて知った。

このアルバム、iTune Music Store から初めて購入し、ADELE の静かな曲には癒された。

When the rain
Is blowing in your face
And the whole world
Is on your case
I could offer you
A warm embrace
To make you feel my love

(中略)

The storms are raging
On the rolling sea
And on the highway of regret
The winds of change
Are blowing wild and free
You ain't seen nothing
Like me yet

I could make you happy
Make your dreams come true
Nothing that I wouldn't do
Go to the ends
Of the Earth for you
To make you feel my love, To make you feel my love

癒された次は勇気づける曲、Kete Perry - Fireworks

「風に飛ばされるPlastic bagのように薄っぺらに自分が感じる時、、、」で始まり、

サビは、「自分の心に点火しJuly 4th の花火のように輝かせよう!」となり、

両方の風景を体験しているので、本当に実感が湧く。このPVの風景は古い都市の風景だと思ったが、ブタペストで撮影しているとのこと。自分の出来ることを自分らしく、まず一歩行動を起こそうというシンプルなメッセージを感じた。これが今年の私の「耳たこソング」。

来年7月4日のFireworksもたぶんアメリカだ、一緒に体験するひと募集中。

 

 


サンタがやってきた at Salem

2011年12月05日 | Salem, New England

12月2日、セーラムでは恒例となった「サンタがセーラムにやってくる!」「サンタがホテルの屋上からはしご車で降りてくる!」イベントがありました。場所はセーラムでは由緒のあるホーソン・ホテル、赤煉瓦の歴史を感じさせるホテルです。

多くの子供たちとその親達が待ち構える中をはしご車が到着、はしごが伸びて行き、屋上からサンタが姿を現し子供たちの歓声が上がる。ホテルの窓にはクリスマスの飾り付けがあるが、今日はここで会社のクリスマス・パーティーが開かれる。

「サンタ!サンタ!」の子供たちの声の中、サンタがはしご車のゴンドラに乗り込んで、徐々に降りてくる。子供たちの真剣な表情や期待に満ちた顔を見ているとこちらもハッピーな気分になってくる。

あれれ、去年ははしご車のはしごを一段づつ本当に降りて来たのに、、、安全面を配慮しての変更と思うが写真写り的には、はしごの上のサンタが捉えられずで残念。

降りて来たサンタは子供たちに取り囲まれて、写真と握手に忙しい。子供や親たちを押しのけて行っては悪いと遠慮していたら、たまたまこちらへ近づいて来てくれたので今年はサンタの姿をばっちりと撮影できた。

Marry Christmas!

Have a Happy Holiday!

 


Train and Toy Show, 模型鉄は米国でも活躍中

2011年11月28日 | 行った、見た、食べた

アベちゃんの趣味である鉄道模型、所属するアメリカの模型グループ(Northeast N-Track) が出品しているショーへDUNKIN'コーヒーとドーナツを陣中見舞い(古い日本語?)で持ってゆきショーを見学。

多くの子供と大人達が楽しそうに参加、特に乗れるトレイン、レゴブロックで作った列車/線路/町並みは子供たちが目を輝かして見ている。こんな楽しそうな子供達を見るとこちらもハッピーな気分になってくる。

アベちゃんの出品はショーで賞も取った風車発電と太陽光発電の両方の自然エネルギー利用の風景が見られるジオラマ、なかなかの人気です。

今回の注目は、その隣りのジオラマ、古くからの石炭発電所と石炭貯蔵場所、石炭運搬列車。列車を傾けて石炭を貨車から降ろすという昔行っていた荒っぽいやり方を再現しており大好評である。さすがマニア、実際に行われていたこの石炭貨車を傾ける動きを出来るだけ忠実に再現して、熱く語ってくれました。

楽しかったのはこれ、お祭りの移動遊園地のジオラマ。LEDを使った照明が楽しさを演出しておます。写真もうまく部分的にボケ味が出て良い雰囲気に写りました。

その他、日本の風景を作るアメリカ人Bob F.さんの湯布院ジオラマと「特急ゆふいんの森」列車は、アメリカ人が見た日本風景、という感じで面白かった。来年、アベちゃんの新作ジオラマに期待しています。


炉開き on Children's Museum

2011年11月25日 | 行った、見た、食べた

炉開きのお茶会がありました。

炉開きとは、5月から使った夏の風炉(ふろ)をしまい、11月の立冬に炉畳に切った炉を開く行事です。

と、2年前の記事と同じ書き出しで始まります。伝統行事なので行うことも同じと言えば同じなのだが、亭主と客の顔ぶれも変わっており一期一会の気持ちで出席。

今回は、このお茶会で知った禅語について、その1は掛け軸、

関 南北東西活路通
(かん なんぼくとうざいかつろつうず)        

大燈国師(大徳寺を開山した鎌倉時代の禅僧)の言葉。
そこさえ通過できれば、あとは東西南北どこへでも自由に道が続いているという言葉。
「関」とは悟りへ続く関所のこと、「活路」とは生きられる道、助かる道の意で、
煩悩から解き放たれた瞬間、東西南北に道がパァッとひらけるような、
本物の自由が待っているということ。

その2は、棗(なつめ)のデザインの「五葉」(ごよう)について、

(以下は、Namijiブログの再引用で)

以下引用(日本の美しい掛け軸
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一 つの花がある。その花が五つの花びらを開いた、という意であるがこの花はあなたが生まれたときからあなた自身の深いところに咲いている花だ。もしあなたが 「五つの花びら」の意味を知りたいのなら、道はたった一つ。禅を実践し、あなた自身が心の中を深く…深く…訪ねて、自分の力でもってその意味を体得するし かない。その行はあなたの心に美しさを与え、そしてあなたの人生を限りなく豊かにするに違いない。

一輪の花が五枚の花弁を開き、やがて実を結ぶ。自然のありのままの姿。何も気負いのない、美しくも自然体で力強い繁栄の象徴です。
五つの花びらとは五つの心のこと。以下のとおりです。

1、純粋で清らかな相手の心をありのまま受け取れる円満な智慧。
2、差別の意識を捨て、平等に拝める智慧。
3、差別でなく、平等の中での区別がこまやかに、確かに観察できる智慧。
4、他の人々のために行動できる智慧。
5、この世界は皆、仏の心の現われだと受け入れる素直な智慧。

茶禅一味と言うように、茶席の花は「一花五葉」を活けるといわれる。
茶花など茶席の花は単なる活け花でも、床の間の装飾でもなく、「心の華を開けよ」という教えでもあります。
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自分と向き合い、少しでも五葉の智慧を身につけたいものです。