おうまな日々 in東北

北は東北、宮城から競馬の予想などをお送りいたします。
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ケータイ②

2007-02-20 00:44:38 | おうまの気持ち
つづき


3頭が向かった先はエルコンドルパサーの家。
インターホンを鳴らしてみる。
ピンポーン


・・・
・・・
・・・反応なし。


ナ『いないのかな?』
ア『電話してみようか
ツ『してみしてみ』
ア『え~とコンドル先輩・・コンドル先輩はと・・・
  よしっかかった

  ・・・あ、もしもしアドマイヤベガですけど
エ『おうっ、どうしたどうした?』
ア『今どこにいるんですか?』
エ『今、ちょっとな・・・』


ナ『なんだって??』
ア『なんだか言えない場所にいるみたい』
ツ『ますます怪しいな(;一_一)』
ア『遊びましょうよ
エ『今日?』
ア『もちツインターボさんもいるんですよ~
  一緒に遊びましょうよ』
エ『いいけど、ちょっと待っててくれよ。
  2,3時間かかるかもしれない』
ア『あ、そんなもんで来られるんですか。じゃあ待ってますよ』
エ『あ、そう?わかったよ、じゃあ家に戻るから待っててくれ』
ア『(>Д<)ゝ”了解!』


ナ『なんだって??』
ア『2,3時間で戻ってくるってさ』
ツ『ほぅ、楽しみだな』


・・・2、3時間後。


エ『ただいま戻ったよ~・・・っていないじゃん
  誰も待ってないんだけど
ア『コンドル先輩~』
エ『んっ?
  あ、いたいた』


遠くの方から3頭が走ってくる。


ア『すいません。呼び出したくせに遅れちゃって
ナ『時間があったんでうちでギャロップレーサーやってたんですよ』
ア『そしたらツインターボさんが怒り出しちゃって
  『オレはこんなに弱くねー(#`皿´)!!』って』
エ『あはは、それは仕方ないっすよ。人はそういう印象だったんでしょうね』
ツ『( ̄ε ̄*)チェッ』
エ『で、何して遊ぶの?』
ア『とりあえずコンドル先輩の家で考えましょう』
エ『いや、いいじゃんここで』
ナ『コンドル先輩が持ってたマンガ読みたいんですよ』
エ『うちマンガ1冊もないんだけど
ア『あれですよ、ゲームがやりたいんですよ』
エ『さっきやってきたんだろう
ナ『あ、音楽が聞きたいんだった
エ『あるけどフランスのだよ
ツ『ま、いいから入れろよ(・ω・) 』
ア『入れろよ(=゜ω゜=)』
ナ『入れろよ(´・д・`)』
エ『・・・お・おまえらまで便乗しやがって
  じゃあどうぞ』
ナア『(☆∀☆)キラン』


ダダダダダダダダッ!!と猛ダッシュの2頭。


エ『(`Д´≡`Д´)??』


エルコンドルパサーがもがいている。
その理由は・・・


ツ『( ̄ー ̄)フフフ・・・つかまえたぞ~』


ツインターボが後ろから捕まえていたのだ


エ『ちょっと~何するんですか
  いったい家に上がりこんで何をするつもりだ
ツ『おまえさ、電話持ってるんだって?』
エ『え?』
ツ『え?じゃなくて、おまえ今心臓の鼓動が早くなったぞ。
  怪しいなぁ~
エ『電話くらいうちにだってありますよ~
  携帯だって持ってますし
ツ『違うよ、アレだよ、今噂のアレ』
エ『アレ?アレってなんですか~?』


いかにも隠してる風なしゃべり方である。


ツ『こりゃ時間の問題だな。
  お~いおまえら見つかったか


・・・


ア『これじゃね?』
ナ『おもちゃだろ』
ア『う~ん、どこだどこだ
ナ『ったくジャパンカップの優勝トロフィーなんてうらやましいな
  ってあれやけに軽いな??』
ア『ん?どうした?』
ナ『いや、この優勝トロフィーやけに軽いんだよね』
ア『トロフィー?そんなもんオレらがもらえるわけないじゃん。人がもらうもんだ』
ナ『あ、そっか』
ア『怪しいな。ちょっと逆さにしてみろよ』
ナ『オッケー』


逆さにしてみる・・・すると・・・

ポロッ。


ナア『ア゛━━━━ヽ(☆∀☆ )ノ━━━━!!!! 』
ナ『ツインターボさん発見しました~
ツ『よーしよくやったおまえら
  貸してみろよ』
ア『どうぞ』
ツ『ふ~ん、これが噂の携帯か・・・どうやって使うんだ??』
ナ『使うんだ??』
ア『使うんだ??』
エ『
  ・・・し・知らないっすよ
ツ『ふ~ん、知らないんだ・・・へぇ~』
ア『へぇ~』
ナ『ふ~ん』
エ『


ピロロロロッ
ピロロロロッ


ツ『お、おいっ
  掛かってきたぞどうすればいいんだ?おい
ナ『ここはコンドルさんに出てもらいましょうよ』
ア『ぜひ( ̄ー ̄)』
エ『ぐぬぬぬぬ。。。仕方ない
ツ『ほれ』
エ『ふぅ。。。もしもし』
ビ『父ちゃん??』
エ『・・・あぁ、そうだよ』
ビ『ほんとに父ちゃんなの??』 
エ『あぁ、本当だ』
ビ『うおぉー。・゜・(ノд`)・゜・。 父ちゃんだ~』

ナ『ほ・ほんとにしゃべってるんですかね??』
ア『でも父ちゃん父ちゃん言ってるぜ』
ツ『相手は誰なんだろうな?』

エ『グラス・・・フェブラリーS惜しかったな。
  でも諦めちゃダメだぞおまえには父ちゃんがついてっから
ビ『と・父ちゃ~ん(TдT) アリガトウ』

ナ『ビッググラスか
ア『間違いないね。フェブラリーS3着だもんな』
ツ『本物だったのか・・・』

ビ『あ、父ちゃんもう時間だ、切らなくちゃ。またね』
エ『おう、またな』


ガチャッ、ツーツー。


ナ『すげーすげーよコンドルさん、こんなのどこで
エ『なんかわからんけど、うちに届いたんだよね』
ア『どこから?』
エ『さぁ┐(´∇`)┌』
ツ『今のって履歴に残るんじゃないのか?』
エ『それが残らないんですよ。『下界』って出るだけで。
  しかもこれは下界には掛けられないんですよ。掛かってくるだけです。
  しかも不定期に。毎回息子、娘からですけどね』
ツ『・・・』
ナ『不思議っすねぇ~』
ア『うんうん・・・』



~そのころ下界では~

パチパチパチ

ナ『こんばんは、みなさん。ようこそネイチャの泉へ。
  この番組は、ゲストのみなさんにネイチャと呼ばれる不思議な力を感じてもらうことを
  テーマにお送りしています。

  スピリチャール・カ・ウンセラーのナイスネイチャです。
  どうぞよろしく


パチパチパチ


ナ『本日のゲストは・・・なんとあのフェブラリーS3着の・・・
  ビッググラスさんです。どうぞ~
ビ『あ、どうもどうも
ナ『そんな緊張なさらずに』
ビ『いや~緊張しますよ。
  なんで勝ち馬でもなく、2着馬でもなくボクなのかもわかりませんし』
ナ『ドキッ
  まぁそんなことは気にせずに
  あなたにはネイチャが見えたのです』
ビ『ほんとですか
ナ『えぇ、本当ですとも。ではあなたが今一番話したい馬と話をさせてあげましょう』
ビ『じゃあ・・・最近全然会ってない母さんと
ナ『あら、なんていい子なんでしょうか
  最近全然会っていない母さんにも会いたいけれど、やっぱり死んでしまった父さんと話したいそうです
ビ『エッ(゜Д゜≡゜Д゜)イヤイヤ
  母さんとって言ったんだけど・・・』
ナ『では天国にいる父さんに電話してみましょう
  あなたがダイヤルすればきっとつながるはずです・・・』
ビ『えっと・・・何番に??』
ナ『あなたの思うがままに
ビ『わかりました』


ピッピッピッ。
プルルルルッ。


ビ『か・掛かった( ̄□ ̄;)!!』
エ『もしもし』
ビ『父ちゃん??』
エ『あぁ、そうだよ』
ビ『本当に父ちゃんなの??』
エ『あぁ、本当だ』
ビ『父ちゃ~ん。・゜・(ノд`)・゜・。 』


実はこの電話、コンドルの電話に直通だったりする・・・
だからこの番組、常にエルコンドルパサーがらみ。
しかし、人気を博しているらしい。

仕掛け人はもちろんナイスネイチャ。
電話中、ナイスネイチャは( ̄ー ̄)ニヤリと笑っていたとか・・・


写真は、『風光名馬』さんからご提供いただきました。ありがとうございます。
お馬さんの綺麗な写真が揃っております。
どうぞこちらから風光名馬さんへ


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