勝手に天皇賞④

ただいま午後９時３０分。栗東トレセン付近の料亭『せき亭』にて。
天皇賞へ出走しなかった（できなかった？）お馬たちで展望中。

メンバーは【マイソールサウンド】【ビッグゴールド】【コイントス】
【カンパニー】【ヴィータローザ】の５頭。
これから【テレグノシス】について展望を・・・

コ『じゃあ【テレグノ】についてだけど・・・距離だけだな。
　　距離が持つなら府中では確実にいい脚を使うし、破壊力は抜群だ。
　　勝浦さんはすでに手の内に入れてるし、この相手ではちょっときついかもしれないけど、
　　うまく乗ってくれれば上位食い込みがあってもおかしくないと思うよ』
ビ『でもよ～【ロブロイ】に勝つシーンは思い浮かばないぜ』
マ『たしかに』
ヴィ『【テレグノ】さんか～あんまり一緒に走ったことないんでよくわかんないっすね～』
カ『オレ安田記念で走りましたけど、『こんなものなのかな？』って感じでした』
ビ『えらい上からものを言ったね』
カ『す・すいません』
マ『でも前走はかなりの脚を使ったしなぁ～スローの方がいいのかね？』
コ『どうでしょう。基本的に追い込み馬はハイペースの方がいいって聞きますけどね』
ヴィ『まぁ、力的には【スイープ】ちゃんの下あたりじゃない？』
ビ『そうだな。安田記念で末脚比べで負けてるしな』
カ『でも毎日王冠では・・・』
ビ『（ギロッ）』
カ『す・すいません。もう言いません』

コ『次は【ハットトリック】だな。関西だ』
ビ『【カンパニー】どうなんだ』
カ『・・・え～と・・・安田記念ではもろかったですね。
　　なんか『内が開かなかったんだよ・・・最悪』って凹んでましたよ。
　　で、毎日王冠では『やべ～つっかれたこの距離長いわ・・・』って』
マ『マイルまでなんだな。確かにいい切れするもんな』
ヴィ『でもなんか重圧感がないっすよね。【マックス】さんみたいには』
ビ『【アドマイヤマックス】？あぁ、あいつはなんかドスンッドスンッって感じだよな
　　それに比べると軽やかに走る感じはするね』
コ『でも【デュランダル】ともなんか違うんだよね』
ヴィ『そうっす。【デュランダル】さんはその中間。どっちも持ち合わせてるんですよね』
ビ『名剣だからな』
カ『（剣らしきものを振りかざして）【ゴールド】先輩覚悟～』

バシッカウンター一閃
ＫＯ【カンパニー】沈没・・・

ビ『さぁ、次は？』
ヴィ『【バランス】さんですね』
マ『こいつはダメだろう。オレと同じでＧＩじゃ一歩足りないんだよ』
ビ『説得力があるぞ・・・』
ヴィ『オレもそうですよ。オレはＧⅡでもちょっと最近はきついっす』
コ『おいおい、弱気だな。まだまだやれるって』
ビ『そうだぞ。オレらもう７歳だよ。まだまだやれるぜ』
ヴィ『あついっすね～』

コ『なんか話が変わってきたから戻すぞ。次は【ハーツクライ】だ』
ビ『おっ、ダービー２着馬だな』
マ『宝塚記念で改めて力を見せ付けたな。今回はマジだろうな』
ヴィ『でも府中で勝てますかね？』
ビ『勝つとこまではいかないだろう。そこまで強くねーよ』
コ『【リンカーン】と五分くらいじゃないか？』
ヴィ『あ～そんな気がしますね。でも十分強いな』
ビ『そういや【シルクフェイマス】はどうしたの？強かったよな？』
マ『天皇賞で暴走してたぞ。『雨なんか嫌いじゃー』ってな
　　どうやらマイル路線にいくらしいって噂』
ヴィ『へぇ～苦労してんすね』
ビ『まぁいろいろあるよな。オレも３２００ｍ走ると思ってなかったし』
カ『でも先輩２着はすごいっすよ』
コ『おぉ【カンパニー】復活』
カ『まだ若いっすから』
ビ『オレたちがもう若くないと？』
カ『い・言ってないすよ～そんなこと』

コ『まぁまぁ、落ち着いて。次いこうぜ。え～と次は・・・』
ヴィ『あれ？』
マ『んっ？どうした？』
ヴィ『あそこで飲んでるのって・・・』

勝手に天皇賞⑤へつづく
勝手に天皇賞①はこちら
勝手に天皇賞②はこちら
勝手に天皇賞③はこちら

写真はさんからいただきました
ありがとうございます
質は元より、量もすごく多いし、さまざまな視点から撮られた写真が一杯です
一度と言わず何度も訪れてみてください