勝手に天皇賞③

ただいま午後９時。栗東トレセン付近の料亭『せき亭』にて。
天皇賞へ出走しなかった（できなかった？）お馬たちで展望中。
ちょっとしんみりした空気に・・・【カンパニー】が切り出しました。

カ『じゃあ次は【スイープ】ちゃんはどうですかね？』
ビ『この仔は強いよな』
マ『あぁ、レースみる限りかなり強いだろ』
コ『ってか【カンパニー】が一番よくわかるんじゃないの？』
カ『さすが【コイントス】先輩その振り待ってましたよ』
コ『（おまえが切り出したんじゃん・・・）』
カ『安田記念、毎日王冠と一緒に走ったんですけど、安田記念は凄かったっすよ
　　僕より後にいたんすけど、外を回ってすんごい脚使うし
　　僕なんか内を通ってようやく４着ですよ。力違うな・・・って感じでした』
マ『まぁ、おまえ重賞勝ってないしね』
カ『き・傷つくことを・・・』
コ『まぁ僕も勝ってないから気にするなよ』
カ『や・やっぱり【コイントス】先輩最高っすよ～関東行きたい』
ビ『はいはい。分かったから。で、毎日王冠はどうだったの？』
カ『なんかレース前に『あたし～今回やる気でないのよね。久々で』って言ってましたよ』
ヴィ『明らかに叩き台だったんですね』
ビ『そうっぽいね。かなり今回は手ごわそうだな・・・』

ヴィ『じゃあ次は【スズカマンボ】かな・・・』
ビ『あ～そいつはいいいらない。一銭もいらない』
カ『えっどうしたんすか先輩そんなにムキになっちゃって』
マ『こいつさ、【マンボ】嫌いなんだよね。春にいろいろあってさ』
コ『あぁ、春天で負けてたね。その前勝ってるのにね』
ビ『それを言うな～そしたら宝塚回避だってよふざけんな』
カ『でも先輩、宝塚じゃ・・・』
ビ『おまえは黙ってろ』
カ『うげっ』

マ『まぁ落ち着けって。じゃあ次いこうか』
ヴィ『そうすね。じゃぁ【ストーミーカフェ】』
コ『こいつもいらないだろ。【キングス】と同じくらいじゃないかな』
ヴィ『でも共同通信杯強かったっすよね』
コ『でも今思えば相手も相手だろう。ここは格が違うって』
カ『そうっすよね』

【カンパニー】が復帰した。【ビッグゴールド】も落ち着いたようだ。

コ『次は【ロブ】さん？さっき言ったように、かなりいい状態だよ。文句なし』
カ『じゃぁ上位は固いッすね』
ヴィ『じゃぁ【ロブロイ】さんは上位・・・と。次は【タップ】さんですね』
マ『もはや偉大なお方だよな』
ビ『あぁ、関西じゃ誰も逆らえんよ。オーラでまくりだもん』
カ『去年の両グランプリの走りは凄かったですからね～』
ヴィ『でも今年はちょっとどうですかね。僕が金鯱賞で迫れるくらいなんで、
　　　去年のように勢いはなくなってきてると思うですよね』
ビ『あのお方が？』
マ『まぁ歳には勝てないと思うけどね』
ビ『でもある程度のところまではいくだろう。府中得意だし。ＪＣみたろ？』
カ『はい。ものすごかったですからね』
ヴィ『若者がなめてかかったら痛い目みますよね』
ビ『痛い目なんてもんじゃないぜあの目でにらまれてみろよ。
　　こっちは縮んじゃうよ・・・』

カ『次は・・・え～と【ダンス】ちゃんですね。これも【コイントス】先輩お願いします』
コ『【ムード】かぁ～最近走りまくってちょっとお疲れ気味な感じかな。
　　去年２着だけど、いろいろあって【ロブ】さんとは走りたくないらしいし
　　時々空見て、なんかもう繁殖いきたいわ～みたいな顔してるぜ』
ヴィ『女の子ですもんね～』
コ『でももしかしたら【ロブ】さんの次くらいに来るかもしれないね』
ビ『やるときはやるからね。女の子は』
カ『だから怖いんですよね』
一同『うんうん・・・』

またまたしんみりとした空気に・・・

カ『（しまった・・・またこんな空気にしてしまった切り出さなきゃ）
　　つ・次は【テレグノシス】先輩なんで、また【コイントス】先輩お願いします』
コ『お・おぅ』

ただいま午後９時半。まだまだ展望は終わりそうにない

勝手に天皇賞④へ続く
勝手に天皇賞①はこちら
勝手に天皇賞②はこちら

写真はさんからいただきました
ありがとうございます
質は元より、量もすごく多いし、さまざまな視点から撮られた写真が一杯です
一度と言わず何度も訪れてみてください