廃屋

大葛に向う途中で見つけた廃屋。
もう崩れ落ちるのも時間の問題かという
傷み具合です。

こんな廃屋や廃墟に惹かれてしまいます。
別にボロボロだから好きなのではなく
このような建物がまだ現役だった時に
思いを廻らすとノスタルジックな
せつない気持ちになるからです。

松尾鉱山の住宅跡なんかは感動ものでした。
そこにいた人達、そこにあった人々の気持ち、
そこに響いた笑い声、泣き声。

今日、土門拳の「筑豊のこどもたち」を
偶然見て泣きそうになりました。
あんな世界です。