拉致 北朝鮮 

人生楽なら苦はないさ(MUYOxpPRF.)

日本政府の方針転換?

2007年08月01日 | 未分類
誰だか知らないコメンテイターなどがよく言っている。

「以前は、『拉致の解決がなければ・・・』と言っていたのが、
いつの間にか『拉致で進展がなければ・・・』とトーンダウンしている云々。」


そう言われれば何も考えない人間は「そうだ」と思い込んでしまうのかもしれません。
そしてそれを裏打ちするような麻生タンのお言葉。

NHK:“拉致進展なら支援の用意”
フィリピンを訪れている麻生外務大臣は、ASEAN拡大外相会議に出席し、

北朝鮮による拉致問題が解決に向けて進展すればエネルギー支援を行う用意がある
という日本の方針をあらためて示し、
北朝鮮に対して、今月中に行われる作業部会で誠意ある対応を示すよう求めました。


会議は、ASEAN各国やアメリカ、ロシアなど20の国と国際機関が出席し、6か国協議の北朝鮮を除く5か国の外相らが顔をそろえました。

この中で、麻生外務大臣は、今月中に開かれる6か国協議の中の日本と北朝鮮の作業部会について

「日朝ピョンヤン宣言に基づいて日朝関係を進展させるため積極的に取り組んでいく考えだ。
拉致問題を含む日朝関係に進展が見られれば北朝鮮に対するエネルギー支援を行う用意がある」


と述べました。そのうえで、麻生外務大臣は、北朝鮮に対し、日朝の作業部会で誠意ある対応を示すよう求めるとともに、会議の参加各国に日本の主張への理解と協力を求めました。

これに対して、各国からは、北朝鮮が核の放棄に向けた初期段階の措置に踏み出したことを評価する意見が出されました。

(以下略)

さあどう見ます?
ここで「ああ、やっぱりそうか」と納得する素直な人は、マイナスイオンとか血液サラサラとかのエセ科学や河信基に騙されていて下さい。

冒頭の『拉致の解決がなければ・・・』に続くのは、『国交正常化なし』です。

次の『拉致で進展がなければ(あるいは『拉致で進展があれば』・・・)』 に続くのは、『6ヵ国協議で合意したエネルギー支援の履行』です。

先の事はわかりませんが今の事なら多少わかります。
選挙を受けて内政での妥協や方針転換はあるでしょうが、野党を含めた国論として北とのやりとりで妥協を求める声は
「特異な野党と特異な与党の極一部」 からしか出てきていません。

逆に今外交方針で転換があれば、与党は内外政で完全な自己否定を行う事になり自滅するしかないのです。

これだけです。




あとはおまけでアフガンの拉致に触れておきましょう。ワシの基本は、「イラク三バカ+」の時と同じです。
ただ、助けなければ「バカ野朗」と怒鳴りつける事もできないまま自覚のないバカで終わるので、何が何でも助け出して罵倒してやらねばなりません。

しかし、行ったのもバカなら助ける責務のある方もバカばっかしというのが現状。

YONHAP NEWS:宋長官「ARFで拉致事態に積極的な協力を要請」

このバカは「拉致問題は6か国協議の議題になりえない(二国間で解決しろ)」と自分が言った記憶がないのだろうか?
ASEANって東南アジアですわな、アフガンは東南アジア?何か関係ある?

しかも自国民の拉致に対し、「何もできる事がない」と開き直り、サジを投げる始末ときてはもう・・・
面会するだけに金を払い、一人殺されても傍観、二人殺されて呆然。

アフガンの大雑把で荒っぽいのが強行策を取って、欧米のような展開になるわけがないと知りつつも、他に何も思いつかないので黙認。

その一方、韓国軍を使うような話が口先だけで出てくるのも矛盾を抱えている。
拉北者と何が違うのかと。




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