拉致 北朝鮮 

人生楽なら苦はないさ(MUYOxpPRF.)

九月の雨は冷たくて

2007年09月02日 | 未分類
NHK:日朝ピョンヤン宣言 再確認を
政府は、来週モンゴルで開かれる6か国協議の日朝作業部会で、
北朝鮮に対し拉致問題への誠意ある対応を求めるとともに、
日朝間の懸案を包括的に解決して早期に国交正常化を目指すとした日朝ピョンヤン宣言をあらためて確認したいとしています。

政府は、今回の作業部会で、北朝鮮に対し、拉致問題での姿勢を改め、誠意ある対応をするよう求めることにしています。
さらに、日朝ピョンヤン宣言の内容をあらためて確認したいとしています。
5年前に両国の首脳が署名した日朝ピョンヤン宣言は、日朝間の不幸な過去を清算し、拉致や核・ミサイルの問題を包括的に解決して早期に国交正常化を目指すとしており、
政府は この宣言を再確認することで協議の進展を図りたいとしています。

NHKもここまで堕ちたか。「政府」って誰じゃ、外務省筋なら外務省筋と、官邸筋なら官邸筋と・・・
別に匿名が全部ダメとは言わないが、公共放送が出所不明でどうする。

それはともかく、今年最大の正念場である。米朝の後に回されてしまっただけでも痛いのは事実。
キッシンジャーが中国経由で北にメッセージを送ったとか、核放棄とテロ支援国家指定解除での手打ちとか、拉致での進展の中身は「よど号」犯の帰国で日本に泣き寝入りさせる手筈だとか、ネガティブな話は山ほどある。

「拉致解決は重要 ヒル氏、作業部会で提起へ」:イザ!
「拉致事件は日本だけでなく、米政府や米国民にとっても非常に重要な問題だ」と指摘した。

 そのうえで、
北朝鮮は、何が起きたのか、(拉致された)市民がどうなったのかを説明する必要がある」と述べるとともに、
再びこのような拉致事件を起こさないことを確約する必要がある」と強調した。

奴の毛根より多い「重要と認識する問題の数」のようなリップサービスの決まり文句はどうでもいい、問題は後半部分。

「拉致被害者を帰すよう求める」のではなく、「被害者がどうなったかを説明しろ」と言う事は、「死んだ事を説明しろ」と言う意味だと解釈した。
さらに、今更繰り返す必要もない「拉致の再発防止を約束しろ」とわざわざ口にした本意は?

穿って見る必要もなく、相手に低いハードルを与え楽々とクリアさせ、問題の解決としたい国務省の意向。

このような状態で、平壌宣言の確認と来たらもう・・・
状況はとても悪い。それは動かしようのない事実だ。
河信基が浮かれるように、ウランバートル(場所の名前が縁起悪い)でも先に国交正常化の意思を確認した後に拉致の再調査が議題にあがる(と聞いたが知らん)。
こちらも結果ではなく再調査を行う事が条件とされ、米と同じように低いハードルに変わっているのである。

10月の集まりは、既に決定した事を親方が顔を集めて署名するだけの儀式なので、全ては9月で決まる。

こうなると国会でのイラク特措法を米へプレッシャーを与える盾にしたくなるが、防衛上も外交上もそうはできないのがもどかしくもある。



とまぁネガティブな方向にダダ滑っているわけだが、まるっきりお手上げの状態かと言えばそうでもない。
物事を成すのに必要なのは、やる気と智慧と元手なのでどれかが欠けてる現状では楽観できる要素はないが、まだタップするほどでもない。

拉致事件は、ワシが日本を見極める踏絵でもあるのだから。
(日本はダメだダメだと言いながら、結局はは日本社会にに依存するだけの人間ではありたくない)

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して誰かな、ここの過去エントリをまとめ読みしてる奇特な人は?
掘っても何も出てこないぞ。




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