拉致 北朝鮮 

人生楽なら苦はないさ(MUYOxpPRF.)

先にイメージがあって信憑性を疑うのは良くないが

2007年10月19日 | 未分類
どちらか一方の通信社だけが疑問符の付く記事を上げることはよくあるので、「あぁまたか」で済ませることが多い、が連発するとそこに何かの意図を感じてしまうのは、
んと、精神医学の古典にあったな。シンクロ何とかってユングだかフロイトだかのヤツ。

・中山元文化相の発言が捻じ曲げられて報道される ~誤報に対するマスコミの責務~|アジアの真実
東京新聞:軍の命令、強制あった 集団自決で中山元文科相:政治(TOKYO Web)
自民党有志でつくる「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長の中山成彬元文部科学相は17日午前、沖縄戦での集団自決に関して旧日本軍の強制の記述が教科書検定で削除された問題で

「軍の命令、強制は当然あったと思う。沖縄戦について、国会議員も国民もあまりに知らなさ過ぎる」と述べ、記述回復を図る動きに理解を示した。
党本部で開いた同会役員会後に記者団に述べた。

 役員会では、集団自決に関する検証小委員会(萩生田光一委員長)を設置、今月中に初会合を開き、生存者や研究者を招いて聞き取りを進めることを決めた。

 同時に、教科書検定制度は堅持すべきとの立場を確認、近く首相官邸や文科省に申し入れを行うことを決めた。

(共同)

↓↓↓
どっちなの?:イザ!

(まったく顔がわからないが、中山恭子女史のダンナだそうで)

一方時事は
時事ドットコム:「制裁一辺倒」の見直し必要=拉致議連総会で横田氏
 拉致被害者家族会の横田滋代表は18日、衆院議員会館で開かれた拉致議連総会であいさつし、

北朝鮮との対話を重視する福田内閣の発足を踏まえ、
「制裁一辺倒」の家族会の運動を見直す必要があるとの認識を示した。

圧力重視の安倍内閣の下で拉致問題が進展しなかったことが背景にあるとみられる
横田氏は11月をめどに代表を退く予定。

 横田氏は「対話路線の福田内閣に代わり、北朝鮮の態度も対話しようかという微妙な段階に来ている。これまでの運動をそのまま踏襲するのがいいのかどうか」と述べた。
総会後の記者会見でも「制裁一辺倒という形が本当に正しいのかどうか。そのとき、そのときで見直す必要もある」と語った。

これをタイトルだけ見ると、横田氏もとうとう強硬路線(実は非軍事の制約下で唯一取りえる通常手段)からの方針転換だと受け取れる記述になっている。

だが時事の本文を読むだけでも、横田氏が言った事を勝手にフィルタにかけて書き手が解釈したかの臭いがする。
これは比較して裏を取らねば。
「圧力の継続を」拉致議連総会で平沼氏 - MSN産経ニュース
 超党派国会議員でつくる「拉致議連」(会長・平沼赳夫元経済産業相)は18日午前、国会内で総会を開催した。福田政権になって初の総会。

平沼氏は「拉致問題は非常に微妙な時期にある。しっかりと圧力を継続することが必要だ」と述べ、引き続き「対話と圧力」路線を堅持すべきだと主張した。
議連は北朝鮮の核開発をめぐる6カ国協議の進展状況などを踏まえて、今後の活動方針を確認した。

 日本人拉致被害者の横田めぐみさんの父で、拉致被害者家族会代表の横田滋さんも出席。

「対話路線」重視をにじませる福田政権に代わったことを踏まえ、
「これまでの運動をそのまま踏襲するのがいいかどうか、家族会もそうだが、考えている。一日も早く被害者が解放されるよう尽力をお願いする」と訴えた。

記事の内容には大きな差はない、では何故こうもタイトルに違いが出るのか。
時事が正しくて右傾化している(w)産経が斜めに見ているのだろうか?或いは不都合な事実を隠蔽し、誘導した?それも十分考えられる。
では時事にある

「制裁一辺倒」の家族会の運動を見直す必要があるとの認識を示した。
のはどの発言によるのだろうか。

「対話路線の福田内閣に代わり、北朝鮮の態度も対話しようかという微妙な段階に来ている。これまでの運動をそのまま踏襲するのがいいのかどうか」

「制裁一辺倒という形が本当に正しいのかどうか。そのとき、そのときで見直す必要もある」

という、時事にあって産経にない発言が事実かどうかで決まる。
これがないと両社に共通する記述からは、

「対話路線」重視をにじませる福田政権への対応の仕方が安倍内閣の時と同じではいけないと言う主旨。
に聞こえてしまうのである。
(もちろんこれは主観なので正しい受け取り方とは限らない、だから発言者が言ったことが重要になってくる)

この発言はどこで行われたか。=拉致議連の集まりである。
時事からはスッパリ抜かれているが、平沼赳夫が「拉致問題は非常に微妙な時期にある。しっかりと圧力を継続することが必要だ」
と語り、超党派の訪米団を派遣することを決定した議連の総会である。
ここで制裁一辺倒の家族会の運動を見直す必要があるとの認識を示したら不一致を披露する事になるのではないだろうか。

救う会:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2007.10.18)

 拉致議連(平沼赳夫会長)は、本日、10月18日総会を開催し、外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長から6者協議報告を受けて質疑応答を行った他、
家族会・救う会の合同会議で決定した運動方針を支持するとともに、
テロ支援国リストから北朝鮮を解除する動きを阻止することをめざし超党派の訪米団を派遣することを決定した。
また、12月に、昨年に続いて第2回国際会議を家族会・救う会と共催することを決定した。

■テロ解除阻止めざし拉致議連が訪米へ
 議連の訪米は、家族会・救う会合同会議で要請を決定したものであるが、
国会日程なども考慮し訪米することを決定し、時期などについては平沼会長に一任された。
できれば11月頃に、なるべく多くの参加者で訪米する意向で、議員交流などで働きかける予定。
議連中心の訪米は初めてのことで、これに家族会・救う会も同行する。

 テロ支援国リストからの解除問題が重要局面を迎える中、北朝鮮に対する圧力を維持・強化していくため、
日米の有志議員による連携を強化する。あわせて、米政府高官、民間有志との意見交換を行うことが目的。


横田氏の発言内容が時事のとおりだと筋が通らないと思うのはワシだけだろうか?
ここまでの流れは、福田内閣が弱腰になる可能性を憂い、どうか安易な妥協(数人のみ云々+よど号犯引渡し)で幕引きとならないようにという流れ。
そして時事の持って行き方は流れと全く合っていない。
岩手日報ニュース2007年10月09日 家族会「制裁延長を歓迎」「撤回を」と朝鮮総連

十日で真逆になるか?


(継ぎ足しに次ぐ継ぎ足しで通じない部分があるのは通常運行。心眼でドゾ)



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