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永遠の真実追求者メシアのブログ

砂に埋もれた、知られざる世界の真実を見つけ出すブログです。よろしくお願いします。

M資金の正体①「天皇の金塊=ゴールデン・リリー説」

2025-04-06 07:15:47 | 陰謀論
 
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❗❗この記事の結論──日本陸軍は第2次世界大戦中、アジア中から金塊財宝を略奪した。

 

 これがのちにM資金になった可能性がある。

 

メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

 

リネンちゃん──メシアの弟子。

 

メシア M資金が本当に実在するかどうかは、ぶっちゃけ誰にもわからないと思う。

 

 しかし、M資金である可能性が非常に高い金塊財宝が実在することは、歴史的な事実なんだ。

 

リネンちゃん たとえばどんなものがあるんですか?

 

メシア 1番ロマンがかきたてられると同時に、日本人としてメチャクチャ情けなくなるのが、天皇の金塊、またの名を金の百合=ゴールデン・リリーというものだ。

 

リネンちゃん 天皇の金塊?ゴールデン・リリー?

 

メシア 高橋五郎さんの『天皇の金塊』には次のようなことが書かれている。

 

 ●第2次世界大戦中、日本陸軍は黒龍会、玄洋社、日本のヤクザ集団、中国の地下組織とともにアジア12カ国の金塊財宝を略奪し、フィリピン各地の175ヶ所のトンネル地下サイトに隠した。

 

 ●最後に爆破した8号サイトに蓄えられた金塊だけでも、中世ヨーロッパの全銀行が保管した金塊の総量や、世界一の金塊保有量を誇ったアメリカの全量の10倍以上の量だった。

 

リネンちゃん めまいがしてきたんですが……。

 

メシア 高橋さんはこれらの話をなんの根拠もなく言っているわけではない。

 

 ネタ元はアメリカの調査報道作家、シーグレーブ夫妻の『ゴールド・ウォリアス』という本。

 

 ちなみにこの本はかなりやばい内容ゆえか、日本では発売されていない。

 

リネンちゃん しかしメシア様、なぜシーグレーブ夫妻の『ゴールド・ウォリアス』という本を信用できると言えるんですか?

 

メシア シーグレーブ夫妻が集めた資料に次のようなものがあるんだ。

 

 ●欧米の巨大銀行とマルコス大統領の間で交わされた金塊交渉書簡

 

 ●日米欧三極委員会のレターヘッドに書かれた金塊取引指示書

 

 ●FRBやメンバー銀行発行の金塊預かり証券、マネー・ロンダリングの実務記録コピー

 

 ●日本政府発行の銀行証券、信用手形、金塊の船荷証券

 

メシア シーグレーブ夫妻はこれらを根拠に、戦中・戦後の金融や経済の裏話を書いているんだよ。

 

 前述のような資料などただの1枚も集めることができない我々素人は、彼らの話を信用するしかないでしょ。

 

リネンちゃん なるほど。

 

メシア また、シーグレーブ夫妻は……

 

 ●カナダ(ブリティッシュ・コロンビア州)の離れ小島に潜伏して著作活動を続けた。

 

 ●サンフランシスコから夫妻たちを訪ねてきた中国人暗殺団が間違えて別人を殺害した。

 

 ●アメリカ財務省と国税担当局のエージェントからいやがらせを受けた。

 

 ●夫妻の両親にかけ続けてくる無言電話。 

 

 ……といった苦渋を味わったことがあるらしく、オーストラリアのエコノミストから「彼らがあなたたちを生かしてくれるよう希望する」という同情文が寄せられたらしい。

 

リネンちゃん 怖い話です。

 

メシア しかし、シーグレーブ夫妻も負けてはおらず、もしも自分たちが何者かに殺害された場合、誰もが犯人を特定できるように取材資料を900メガバイトのCDに記録し、世界中に公開する手筈を整えているそうだ。

 

 これでシーグレーブ夫妻の言っていることが、胡散臭いデマでないことがわかってもらえたと思う。

 

リネンちゃん そうですね。

 

メシア もう1つ。

 

 先ほど「8号サイトを爆破した」と言ったけど、そこには3人の人物が立ち会っていたんだ。

 

 1人がベン・ハーミンというフィリピン人男性。

 

 あとの2人が日本人なんだけど……落ち着いて聞いてね。

 

リネンちゃん は、はい。

 

メシア 昭和天皇の従兄弟で陸軍中佐の竹田宮恒徳と、マレーの虎と呼ばれた陸軍大将の山下奉文(ともゆき)。

 

 彼らが立ち会っていたんだ。

リネンちゃん えっ!皇族の人たちが立ち会っていたんですか!?

 

メシア うん。さらにベン・ハーミンによると、三笠宮崇仁軍参謀、朝香宮鳩彦(やすひこ)陸軍中佐といった人たちも金塊略奪に加わっていたらしい。

 

リネンちゃん 言葉が出ません……。

 

メシア また、《山下財宝》って聞いたことがあると思うけど、それは先ほど言った山下奉文大将からきているんだ。

 

リネンちゃん 山下財宝も本当にあったものなんですね。 

 

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ASIOSのM資金伝説への内容スカスカの反論

2025-04-05 06:50:01 | 陰謀論
 
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❗❗この記事の結論──懐疑論者の原田実は「M資金は詐欺のネタであり、実在するわけではない」などと言っているが、根拠がなく話にならない。

 

メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

 

リネンちゃん──メシアの弟子。

 

メシア 原田実さんはASIOSの『検証 陰謀論はどこまで真実か』の中で、M資金の伝説を次のように紹介している。

 

 箇条書きで簡単に紹介する。

 

 ●「M資金」はGHQの秘密資金だ──真実度0%

 

 ●戦時中の日本軍は長期戦に備え、貴金属や宝石を東京湾や日本銀行の地下に保管していた。

 

 ●当時の大蔵大臣・石橋湛山は衆議院で、GHQが旧日本軍から押収したあと、日本政府に返還したはずの資産の一部が記録に残っていないと答弁した。

 

 ●消えた資産は、GHQの経済科学局長として資産を管理していたマーカット少将の頭文字をとって《M資金》と呼ばれるようになった。

 

 ●M資金を借り受ける手続きに、国際還付金残高確認証というものが利用されていた。

 

 ●M資金の正体はGHQの秘密資金説以外にも、バチカン、フリーメーソン、マルタ騎士団が運用しているという説や、天皇の金塊(金の百合=ゴールデン・リリー)という説がある。

 

リネンちゃん はい。

 

メシア これに対して原田さんは2ページ半にわたって反論しているんだけど、要約すると次のようになる。

 

 ●M資金というのは詐欺のネタであり、実在するわけではない。

 

 ●高橋五郎のゴールデン・リリー説は「黒幕がユダヤ秘密結社」という新味のないよくある陰謀論である。

 

リネンちゃん え?だったのそれだけなんですか?

 

メシア うん。たったのこれだけ。

 

 私は都合の悪い部分を隠しているわけでも、誇張をしているわけでもない。

 

 原田さんの反論は要約すると、本当にたったこれだけなんだ。

 

リネンちゃん 根拠とかは?

 

メシア 書かれてない。

 

リネンちゃん 言葉が出ません……。

 

メシア では次回から、M資金の伝説が事実であることを説明していこうと思う。

 

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ASIOSの主張「下山事件にGHQの陰謀などなかった」──真実度?%

2025-04-02 07:04:38 | 陰謀論
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❗❗この記事の結論──下山事件研究の最高権威・柴田哲孝は、GHQ黒幕説など唱えていない。

 

メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

 

リネンちゃん──メシアの弟子。

 

リネンちゃん 懐疑論者の原田実さんはASIOSの『検証 陰謀論はどこまで真実か』の中で次のようなことを言っています。

 

 柴田氏の著書に限らず、国鉄三大ミステリーについてGHQ黒幕説をとる論考は、いずれもあいまいな根拠を思わせぶりな文章でつないでいくことでGHQが黒幕だったという結論にいたるという態のものである。そのような論考が、書評などで高く評価され、多くの一般読者の支持を得ることができたのは、たとえ明確な証拠を提示されていなくても、相手がGHQではしようがないという暗黙の了解が著者と読者に共有されていたからだ。GHQの機密性は、日米両国の政府だけでなくGHQ黒幕説の著者をも守ってきたといえよう。

 GHQ黒幕説は読者の反米感情に訴える。日本国民は皆、かつてアメリカに占領され、今も軍事や経済、外交などの各局面においてアメリカの方針に従わなければならないという事実により、内心に多かれ少なかれアメリカへの反感を抱いている。GHQ黒幕説は、その現状がアメリカの卑劣さによってもたらされたものだという認識を与えることで、読者に自己憐憫をもたらすことができる(このあたり、最近の日本でのアポロ陰謀論や9.11陰謀論の流行に通じるものがある)。

 また未解決事件をGHQのしわざとすることは、それらの事件について日本人の責任を追求しなくてもよい、ということである。これもまた日本人の心情に訴える要因となる。こうした感情的背景がある以上、GHQ黒幕説はこれからも廃れることはないだろう。しかし、そのような感情が日米関係の現状、さらに将来のあるべき姿への視野を歪ませていることもまた確かなのである。

 

メシア うむ。

 

リネンちゃん ではメシア様、原田さんの「下山事件にGHQの陰謀などなかった」という主張の真実度をパーセントでお願いします。

 

メシア それなんだけどねぇ。下山事件研究の最高権威だと私が思っている人物である柴田哲孝さんは、そもそもGHQ黒幕説なんて唱えてないんだよ

 

 よって判定は不可能と言わざるをえない。

 

リネンちゃん え〜。

 

メシア 柴田さんの主張は非常に複雑であり、私も完全には理解しきれていない。

 

 柴田さんの主張を簡単にまとめるとこういうものになる。

 

 《真の黒幕はCIAで、CIAは他殺説で事件を追っていた警視庁捜査二課を利用し、キャノン機関黒幕説をでっちあげて真犯人を守ろうとした》。

 

リネンちゃん えっ!

 

メシア この説はキャノン機関のバリー・サイキ将校も認めており、彼の言葉にこういうものがあるんだ。

 

 キャノン機関には鉄道工作の専門知識を持った者はまったくいなかった。キャノン機関は怪事件の責任を負わせるのに便利なスケープゴートになった。

 

リネンちゃん そうなんですか……。

 

メシア しかし繰り返すように、柴田さんの推理は深く複雑なので、これ以上は私にもよくわからない。

 

リネンちゃん それは残念です……。

 

メシア というわけなので、ASIOSの「下山事件にGHQの陰謀などなかった」という主張の真実度は、?%と言うしかない。

 

リネンちゃん それじゃあ、下山総裁の自殺説の可能性はどうなんですか?

 

メシア それなら即答できる。

 

 0%で間違いなし。証拠は完璧だからね。

 

リネンちゃん やっと安心できました。

 

メシア それにしても原田さん、最後の最後まで卑怯な奴だったね。

 

 柴田さんの『下山事件 最後の証言』を読んでいて、柴田さんがGHQ黒幕説など唱えていないことを知っているくせに、ずれた方向に話を持っていくんだからね。

 

リネンちゃん 救いようがないですね。

 

『検証《陰謀否定論》はどこまで真実か パーセントで判定【下山事件編】』終わり

 

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下山事件の膨大な参考文献でこけおどしを狙うASIOS

2025-04-02 07:00:58 | 陰謀論
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❗❗この記事の結論──ASIOSは自分たちの主張にハクをつけるために膨大な参考文献をあげている。

 

メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

 

クラウディア──陰謀論好きのハーフの美女。

 

謎のマスター──メシアがよく通うバー《アレクサンドリア》のマスター。40代男性という以外、すべてが謎に包まれている。

 

メシア ASIOS『検証 陰謀論はどこまで真実か』の下山事件の項目を担当した原田実さんは、松本清張の『日本の黒い霧』を筆頭に、なんと22個もの参考文献をあげている。

 

クラウディア 敵ながらすごい読書量、すごい勉強量ね!

 

謎のマスター ……。

 

メシア 私もその点は認める。

 

 が……参考文献の膨大さのわりに、あんな的のはずれた薄っぺらいことしか書けないんだから、原田さんの力量の絶望的なまでの低さが伝わってくるよ。

 

クラウディア それを言っちゃったら……。

 

メシア ちなみに私が原田さんの嘘を暴くのに使った資料は……

 

 ●矢田喜美雄『謀殺 下山事件』

 

 ●柴田哲孝『下山事件 最後の証言』

 

 ……このたった2つだけ(笑)。

 

 《量より質》とは誰が言ったのか知らないけど、世界の究極の真理の1つだね。

 

謎のマスター ……。

 

メシア そういえばASIOS代表の本城達也さん、以前ブログで山口敏太郎さんの本を話題にとりあげ、「参考資料が少なすぎて内容がスカスカ」なんてことを言っていたね。

 

クラウディア まぁ……。

 

メシア ASIOSの必殺技の1つに《とにかく参考資料をたくさんあげる》というものがある。

 

 つまり、参考資料をたくさんあげることでハクをつけ、「ASIOSの言っていることは正しいに違いない……」と、読者に思い込ませようという狙いがあるんだ。

 

 まあ、一般の人はコロッとだまされるんだろうけど、世界唯一のスケプティックハンターである私には、そんな子供だましは通用しないよ。

 

謎のマスター ……。

 

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「柴田哲孝の『下山事件 最後の証言』は矛盾している」への反論

2025-04-02 06:58:19 | 陰謀論
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❗❗この記事の結論──懐疑論者の原田実は「柴田哲孝の『下山事件 最後の証言』は、単行本と文庫版で矛盾している」などと言っているが、苦しまぎれの重箱の隅つつきでしかない。

 

メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

 

クラウディア──陰謀論好きのハーフの美女。

 

クラウディア 原田実さんはASIOSの『検証 陰謀論はどこまで真実か』の中で次のようなことを言っているわ。

 

 ノンフィクション作家・柴田哲孝氏は自分の祖父がGHQの秘密工作にかかわっていた可能性を追求するうちに下山事件の真相に到達したと主張している。

 〈ここにひとつの図式が浮上してくる。日本政府は外資から国鉄を守るために、下山総帥を抹殺したのではなかったか。その謀殺の陰に米大統領の直属諜報機関であるCIAの関与が浮上すれば、スキャンダルにより後の『単独講和』と『日米安保条約』の締結が白紙に戻る可能性があった〉(単行本『下山事件 最後の証言』柴田哲孝著、442ページ)

 この箇所は文庫版では次のように改められている。

 〈ここにひとつの図式が浮上してくる。日本政府は外資の導入を加速させるために、下山総帥を抹殺したのではなかったか。その謀殺の陰に米大統領の直属諜報機関であるCIAの関与が浮上すれば、スキャンダルにより後の『単独講和』と『日米安保条約』の締結が白紙に戻る可能性があった〉(文庫版『下山事件 最後の証言』柴田哲孝著、562ページ)

 下山を殺した者の動機が見事に正反対になっている。もちろん新たなデータに基づいて当初の結論が修正されるということは、いかなる研究においてもありうることだが、柴田氏の著書について文庫版で新たに増補された箇所を見ても、この結論の変更に結びつく新資料が提示されているわけではない。

 さらに推定された動機が正反対になるということは事件全体の構図を描く前提が変わるということのはずだが、単行本と文庫版で他に大きな論旨の変更は見当たらないのだ。つまりは柴田氏による動機の推定は、具体的な根拠を持たない憶測であることを、この変更が図らずも示しているわけである。

 

メシア 柴田さんの『下山事件 最後の証言』は450ページ以上の大著であり、最初の1ページから最後の1ページまで、下山総裁の自殺説がありえない強力な根拠が、これでもかこれでもかというほど出てくる

 

 私は柴田さんの本を参考資料にして原田さんの嘘を暴いてきたんだけど、今までの私の説明を読めば、柴田さんの本を読んだことがない人でもそれがわかると思う。

 

クラウディア うん。たしかにね。

 

メシア 原田さんがすべきことは、柴田さんの主張1つ1つを論破することなはず。

 

 しかし、「まともに戦ったら勝ち目がない……」と判断したのか、『下山事件 最後の証言』の単行本と文庫版のたった1箇所の文章のちがいにツッコミを入れるなんてことをしている。

 

 言うまでもなくこんなもの、ただの苦しまぎれの重箱の隅つつきでしかない。

 

クラウディア あらあら……。

 

メシア それも他殺説の可能性を柴田さんみずからが打ち消しているようなポカに対してならまだしも、「下山総裁を殺した者の動機が正反対になっている」などという、自他殺論争と比べればどうでもいいようなことにツッコミを入れている。

 

 厚顔無恥、ここに極まれりというところだね。

 

クラウディア メシアさんが敵でなくてよかった……。

 

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