小舟でゆられてドンブラコ

ミニボートでの魚釣りを日記調で紹介します

航行速度3ノットの世界

2012年09月02日 | ボート釣り

毎日・・ 暑い日が続いて居ます  今年は、特に残暑が厳しく感じますね 

この暑さを乗り切るには、やっぱり・・ 新鮮な富山湾のDNAを頂くのが一番です 

先週末に、浮かばなかった事もあり、我が家では、今・・ 魚料理に欠乏しています 

9月1日(土) 

新鮮な富山湾の恵みを受けに・・ 浮かんで来ました 

西の空には、まん丸な、月が名残惜しそうに、浮かんでました

東の空は、白々と、夜が明けようとしています

時計は、5時を少し回った頃だったと思いますが、平均20ノットで爽快に、沖のポイント迄、ボートを走らせました

やがて沖のポイントに差し掛かろうとした その時・・ 

急激に、速度が落ち、そのエンジン音から、若干、回転数が上がった様に感じました 

違和感を感じた為、スロットルを戻し、船外機をチルトUPした後、ペラ廻りを確認しましたが、異常無しです

どうやら、プロペラのブッシュが経年劣化で、滑っている様です 

アクセルスロットルを少しずつ上げて行くと

エンジンのトルクを上手く、ペラに伝える事が出来る、限界速度は、GPS読みで、3ノットでした

ポイント迄、≒15分、ボートを走らせて来たので、帰りは、その6倍以上の時間を覚悟しなきゃいけない様です

まぁ・・ 全く 動かない訳じゃ 無いので、私の性格上、気楽に、魚釣りを始める事にしましたょ 

今日のポイントは、水深120m前後、底潮も、良い感じで流れています

魚探では、底付近に、しっかり魚影も確認する事が出来ます 

とにかく、魚の活性は終始、良かったですね  

最初の当りは、40サイズのカサゴ・・ その次の当りは、40サイズの真鯛とカイワリのダブル

ここへ来て、ようやく、今期初の・・ 真鯛と呼べるサイズ、が上がりました 

その次の当りは、魚の引きが強くて、中々・・ 上がって来ません 

巻き上げる、電動が度々負けて、竿が満月状に、曲がる度に、ラインが ギュ・・ギュ~ン と出て行きます

とうとう念願の大物真鯛を手に入れたか?と・・ 一瞬、期待しましたが 

真鯛と言うより、トルクフルに一気に走るので、青物の様な引き味だな・・と思い、やり取りしました

結局、タモに収まった魚は、ガンドに、一歩手前の、丸々太ったフクラギでした

魚の引きを楽しみながら、のんびり眺める、景色は、まだまだ、夏ですね

のんびり、9月、最初の休日を満喫していましたが・・

帰りの心配をしなきゃいけない事を すっかり忘れてました 

最悪・・ペラが、とうとう駆動しなくなった時には、バウモーターの力も借りなきゃいけないので

バッテリーに余力がある内に、と思い、9時には、沖上がりしました

結局、3ノットで・・ なんとか船外機を使用して、出航場所まで辿り着きましたが

気が遠くなる様な、帰路でした 

この日は、夕方から、職場で定年退職された方の送別会に出席しなきゃいけない事から

魚を卸した後、魚臭い体で、送別会の会場へ足を運びました (笑)

その前に、刺身に卸したフクラギを摘まみ食いして行きましたが、まったり脂がのって、とっても美味しかったです 

釣行帰りにスズキマリーンで、問題のペラを発注して来ましたが・・ 納品は来週の木曜以降になる様です

いよいよ、海も賑やかになって来ましたょ     今後が楽しみです