小舟でゆられてドンブラコ

ミニボートでの魚釣りを日記調で紹介します

初チャレンジ・・鬼カサゴを狙ってみました・・

2011年02月20日 | ボート釣り
私の下手なボート釣りも、気が付けば・・4年の歳月を迎えています。

始めたばかりの頃は、何処で、何が釣れるのか?皆目見当も付かず、手探り状態でしたね!

なので・・鱚釣りばかりやっていた事を思い出します 

そんな、鱚釣りの最中に、ボートの廻りで青物のナブラが沸き、慌てて弓角を投げたら、フクラギが釣れたり・・・

あの頃のボート釣りは、毎回の様に、初めての経験があり、とっても新鮮で、楽しかったなぁ~ 

そんな私めも・・いよいよ、今日は、鬼カサゴ釣りにチャレンジします。

私が持つ鬼カサゴのイメージは、超高級魚で狙って釣るのは、とっても難しい魚だと、思ってます。

そんなイメージを持っていた為、今迄・・憧れはありましたが、狙ってみようとは、欠片も思ってませんでした。

でも・・そろそろ釣り上げて、私の釣り歴に箔をつけておかないと・・(笑)

しかし、釣り上げる為には、敵の生態から調査しなきゃね! 

一般的に言われているのは・・水深100~150mの潮通しの良い根周りで、小魚が回遊して来るのを

ただひたすら、石の様に微動だりせず、忍耐強くじっと待ち続ける、大物になると警戒心がとても強い魚の様です。

4年余り通い続けた海老江沖で、これに類似するポイントは、ある程度、検討は、ついていますょ 

でもね・・今朝の富山は、非常にお天気が良く、放射冷却現象で、氷点下ですょ! 

朝は、なかなか布団から出る事が出来なくって、ようやく、現地で出航準備が整ったのは、AM8:30分くらいでしたね!



私が思う、鬼カサゴが潜むポイントへボートを走らせましたが、この頃には、日も高くなりポカポカ暖かいくらいでした。

今日、鬼退治で使用する餌は・・・



今の時期の富山湾では、最強の餌でしょう!

水深120メートル付近の根周りを舐める様に、ボートを流しますが・・・

シ~ン・・・

全く当たりがありませんね 

時計を見ると・・・AM10時を既に廻ってますょ!  1時間以上、全くあたりナシ・・・



アハハ・・あんまりにも暇して、海老江沖を航行するタンカーを撮ってみましたぁ~

こんな状態に、耐え切れなくなり・・・ ポイント移動・・ 次、いってみよ~ぅ!

次なるポイントは、チョット水深が浅い90m弱・・

またまた、根周りを舐める様に流していると・・・

ついに・・ キタ~!

まてまて・・早合わせは禁物! 少し糸を送り出して、更なる当たりを待ってから、思いっきり合わせてやりました!

手巻きで、7~8m巻き上げ、根から離してやり・・後は電動の中速で慎重に巻き上げました 

巻き上げ中・・竿先が何度も海中へ突っ込みますょ 

残り30mを切った頃・・・フッと・・竿から伝わる抵抗が無くなった様な感じがして・・・

また・・いつもの・・やっちゃったかな?!

その瞬間、とっても焦りましたが、その後も・・海面近くまで巻き上げても、魚の抵抗は続きました。

この引きは・・間違い無く・・鬼だ!

鬼カサゴは、浮き袋が無い為、最後まで抵抗するって、何度も読み物で読んで知っていますょ!

天秤に手が届き、ドキドキしながら、船縁から海中を覗き込むと・・・



本命です!魚の取り込みに殆んど、タモを使う事は無いのですが、今日は、慎重にタモ入れしました。



ボートに上げた後、思わず、ガッツポーズを取っていました。 

今日は、これで十分、満足ですぅ~

この後、小鬼とチビ甘鯛を追加し沖上がりしました。