おこわ
餅米を蒸しためしであるが”こわめし”が”お”を付けて おこわに変化したのだろう
毎年この時期になるとカミサンがおこわを作ってくれる
今年は栗の入った栗おこわ 誕生日のケーキの代わりにと
この歳になるとさほどの感動はなく一年は早いなと感じるほうが強い
自分にとっての一年のひとつの節目ではあるが
以前知人の老医師を訪れた折にトモGに長く生きてきてこの頃生きるのに
飽きて来たと話をしていたがその三ヶ月後に自分のベッドで枯れるように
永眠した 老医師はなにか感じていて可愛がっていたトモGにそんな
話をしたのではないだろうか
正月も誕生日も冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし