<発売日> 2020/9/18予定
<JAN(規格番号)> 0075597919288
<内 容>
現在のジャズ・シーンでのNO.1ピアニスト、ブラッド・メルドーが捉えたコロナ禍の世界。 2020年4月、世界中の誰もが経験したであろうことを描いた音楽的スナップショット『SUITE: APRIL2020』、CDで発売。
■ 現在のジャズ・シーンでのNO.1ピアニスト、ブラッド・メルドー。新型コロナウイルスのパンデミック下、ロックダウンに伴いオランダで家族とともに自粛生活を送っていた彼は、自分が今体験していることをもとに12の楽曲を作りあげた。それらの楽曲と、彼個人にとって重要な意味を持つ3つの曲を、メルドーはアムステルダムのスタジオでレコーディングしたのであった。そうして完成したアルバム『SUITE: APRIL 2020』 。6月12日に配信と1,000枚限定のチャリティ・アナログとしてリリースされたメルドーの最新スタジオ作品が、CDと通常盤アナログとして発売となる。
■ ツアーしている時以外は、オランダのアムステルダムとニューヨークを行き来する生活を送っているというメルドー、しかしコロナウイルスのパンデミック以降、彼はニューヨークに戻れなくなっているという。離れた土地で、コロナウイルスそしてBlack Lives Matter運動で揺れるアメリカ社会を見つめ、そして想いを巡らす彼の姿が本作に表れている。
■ メルドーのコメントを読めば、彼がこのアルバムで描きたかったこと、伝えたかったことが見えてくるだろう。
「『SUITE:APRIL 2020』は、先月世界中の誰もが経験したであろうことを捉えた、音楽的スナップショットだ。多くの人々が共通して、また新たに体験し、感じたことをピアノで描こうとした。例えば“Keeping Distance”という曲では、左手と右手を通してソーシャル・ディスタンシングを実践する二人の人物の経験を辿っている――二人がいかに不自然な形で引き離されているか、そしてそんな状態でも何か説明のできない、啓蒙的な方法で繋がっているかを描いている。また、新型コロナウイルスによってもたらされた困難と同じぐらい、新たに明らかになった事実もある。“Stopping, Listening, Hearing”はそうした発見についての曲だ。
この一か月の間、特に強く感じたこともいくつか取り上げている。“Remembering Before All This”は、ほんの数か月前はこうだったのに、今はそれも遠い昔のことに思えると考えた時に突然襲ってくる、ほろ苦い、直感的な痛みを表現している。”Uncertainly”は、そう考えた後の感情――不透明な将来に対しての虚ろな不安“を取り上げたものだ。
また同時に、あり余るほどの時間と、より近くなった距離によって、今までにないぐらい家族との絆を深めることができたという歓迎すべき面もあった。最後の3曲は、その絆についての曲だ――一緒に食事を作ったり、ただふざけあったりしている時に、互いから生まれるハーモニーをね。“Lullaby”は、今不眠にさいなまれている人たちへの曲だ。
ニール・ヤングの”Don’t Let It Bring You Down”の歌詞は常に、自分に助言を与えてくれるものだったが、特に彼がこう説く時、今ほどそれを強く思うときは無い:”気落ちしてはダメだ/ただ城が燃え落ちているだけじゃないか/変えていこうとする人を見つけるんだ/そうすればきっと、道が開けるから“。それからビリー・ジョエルの”New York State Of Mind”は、9歳の頃からずっと大好きな曲だ。何年にもわたって故郷と呼んでいる街へのラヴ・レターであり、その故郷から今は遠く離れている。友人知人も数多く住んでいるし、会えないのは寂しい、そしてあの大都市が今大きな打撃を受けていることも分かっている。また同時に、道が開けていくとも」
■ ブラッド・メルドーが捉えたコロナ禍の世界。彼の真摯なまなざしが伝わってくる作品だ。
参考映像:アルバムについて語るメルドー&「remebering before all this」:https://youtu.be/-IVx8noOzuA
<JAN(規格番号)> 0075597919288
<内 容>
現在のジャズ・シーンでのNO.1ピアニスト、ブラッド・メルドーが捉えたコロナ禍の世界。 2020年4月、世界中の誰もが経験したであろうことを描いた音楽的スナップショット『SUITE: APRIL2020』、CDで発売。
■ 現在のジャズ・シーンでのNO.1ピアニスト、ブラッド・メルドー。新型コロナウイルスのパンデミック下、ロックダウンに伴いオランダで家族とともに自粛生活を送っていた彼は、自分が今体験していることをもとに12の楽曲を作りあげた。それらの楽曲と、彼個人にとって重要な意味を持つ3つの曲を、メルドーはアムステルダムのスタジオでレコーディングしたのであった。そうして完成したアルバム『SUITE: APRIL 2020』 。6月12日に配信と1,000枚限定のチャリティ・アナログとしてリリースされたメルドーの最新スタジオ作品が、CDと通常盤アナログとして発売となる。
■ ツアーしている時以外は、オランダのアムステルダムとニューヨークを行き来する生活を送っているというメルドー、しかしコロナウイルスのパンデミック以降、彼はニューヨークに戻れなくなっているという。離れた土地で、コロナウイルスそしてBlack Lives Matter運動で揺れるアメリカ社会を見つめ、そして想いを巡らす彼の姿が本作に表れている。
■ メルドーのコメントを読めば、彼がこのアルバムで描きたかったこと、伝えたかったことが見えてくるだろう。
「『SUITE:APRIL 2020』は、先月世界中の誰もが経験したであろうことを捉えた、音楽的スナップショットだ。多くの人々が共通して、また新たに体験し、感じたことをピアノで描こうとした。例えば“Keeping Distance”という曲では、左手と右手を通してソーシャル・ディスタンシングを実践する二人の人物の経験を辿っている――二人がいかに不自然な形で引き離されているか、そしてそんな状態でも何か説明のできない、啓蒙的な方法で繋がっているかを描いている。また、新型コロナウイルスによってもたらされた困難と同じぐらい、新たに明らかになった事実もある。“Stopping, Listening, Hearing”はそうした発見についての曲だ。
この一か月の間、特に強く感じたこともいくつか取り上げている。“Remembering Before All This”は、ほんの数か月前はこうだったのに、今はそれも遠い昔のことに思えると考えた時に突然襲ってくる、ほろ苦い、直感的な痛みを表現している。”Uncertainly”は、そう考えた後の感情――不透明な将来に対しての虚ろな不安“を取り上げたものだ。
また同時に、あり余るほどの時間と、より近くなった距離によって、今までにないぐらい家族との絆を深めることができたという歓迎すべき面もあった。最後の3曲は、その絆についての曲だ――一緒に食事を作ったり、ただふざけあったりしている時に、互いから生まれるハーモニーをね。“Lullaby”は、今不眠にさいなまれている人たちへの曲だ。
ニール・ヤングの”Don’t Let It Bring You Down”の歌詞は常に、自分に助言を与えてくれるものだったが、特に彼がこう説く時、今ほどそれを強く思うときは無い:”気落ちしてはダメだ/ただ城が燃え落ちているだけじゃないか/変えていこうとする人を見つけるんだ/そうすればきっと、道が開けるから“。それからビリー・ジョエルの”New York State Of Mind”は、9歳の頃からずっと大好きな曲だ。何年にもわたって故郷と呼んでいる街へのラヴ・レターであり、その故郷から今は遠く離れている。友人知人も数多く住んでいるし、会えないのは寂しい、そしてあの大都市が今大きな打撃を受けていることも分かっている。また同時に、道が開けていくとも」
■ ブラッド・メルドーが捉えたコロナ禍の世界。彼の真摯なまなざしが伝わってくる作品だ。
参考映像:アルバムについて語るメルドー&「remebering before all this」:https://youtu.be/-IVx8noOzuA