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PAT METHENY /TAP: JOHN ZORN'S BOOK OF ANGELS, Vol. 20

2013-04-18 | Jazz
<発売日>5/21

<番号(JAN)>0075597958751

<情報>

<キーワード>
鬼才VS鬼才の異色コラボレーション。パット・メセニーとジョン・ゾーン。二つの才能から生み出された新たな異世界がNONESUCHとTZADIKから同時発売!

<内容>
■ パット・メセニー、ジョン・ゾーンのマサダ・ソングブックを奏でる。

■ そのアヴァンギャルドで前衛的なスタイルでシーンに異彩を放ってきたジョン・ゾーン。そしてさまざまなスタイルを取り込み、新たな挑戦を続けながら、ジャズ・シーンを引っ張ってきたパット・メセニー。異色とも思える二人のコラボレーションが初めて実現した。

■ パット・メセニーがジョン・ゾーンの「Masada Book Two」からの楽曲を演奏した『TAP: BOOK OF ANGELS, VOL.20』は、NONESUCHとジョン・ゾーンのレーベル、TZADIKからの同時発売となる異色作!

■ 今作ではパット・メセニーがほとんどの楽器を担当。ギターは勿論、シタールやベース、ティプル、キーボード、バンドネオン、パーカッション、フリューゲルホーン、オーケストレーションなども手掛けている。またドラムでアントニオ・サンチェスも参加している。

■ 1990年初めからジョン・ゾーンは伝統的なユダヤ音楽からインスピレーションを受けた楽曲を制作した。500曲にも及ぶその楽曲群は、やがて『Masada Book』という2巻の楽曲集として知られるようになる。彼は第1巻に収録されている200曲をマサダ・アンサンブルで演奏したが、その10年後、第2巻の300曲を僅か3ヶ月で作りあげた。そしてその2巻に収録されている楽曲は、この8年間、様々なアーティストによって演奏され『THE BOOK OF ANGELS』シリーズとして発表され続けている。

■ マサダ・クインテット、マサダ・ストリング・トリオ、メデスキー・マーティン&ウッド、そしてマーク・リボーといったそうそうたる面々に新たに名を連ねるのが。今作のパット・メセニーなのである。

■ 今回の初コラボレーションについてジョン・ゾーンはこう語っている「言うまでもなくパットは生きた伝説-ーいわゆる宇宙で際立った光を放っている数少ない存在だ。彼の驚異的な腕前に音楽への献身、そして尽きることの無いエネルギーに集中力、想像力、そして彼を地球上で最も偉大なミュージシャンの一人として際立たせている要素の一つである、飽くことの無い好奇心。『TAP』はパットの驚くべき想像力、テクニックと情熱、そして世界に対する愛をこれでもかと披露した作品だ。何度このアルバムも聴いても、最初に聞いたときと同じ歓びを感じるよ」

■ 一方のパット・メセニーもこう付け加える「70年代末からジョン・ゾーンに憧れていて、彼の素晴らしい作品はずっと追いかけていたよ。数年前、彼の本『ARCANA』に文章を書いてほしいと頼まれて、そこから彼とE-MAILでやりとりするようになった。(信じられないかも知れないけど、彼と実際に会ったことはなかったんだ)そのやりとりの中で、“BOOK OF ANGELS”シリーズを最初から聴いている事、そしてもしかしたら自分も何かユニークなコラボレーションが出来るかも知れないと告げたんだ。それから熱心な励ましとともに彼は、どの楽曲がまだレコ―ディンされていないのかを教えてくれて、その中から自分に何かを訴え、語りかけてきたものを選んだんだ。そこから1年、ツアーの合間を縫って1曲1曲自宅のスタジオでレコーディングをしたのさ」

■ シーンの革新者として常に前線に立ってきた年回りも近い(ゾーンは1953年生まれ、メセニーは1954年生まれ)二人の鬼才による新たな音的異世界がここに!