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Swallow The Sun / Moonflowers (Ltd. 2CD Mediabook)

2021-10-22 | Rock&Pops
<発売日>2021/11/19予定 

<JAN(規格番号)>0194399306024 

<内 容> 
フィンランドのドゥームメタル・マスター=SWALLOW THE SUN(スワロウ・ザ・サン)再び深い悲しみと絶望のトーチに火を灯す8thアルバム『Moonflowers』

前作『When a Shadow Is Forced into the Light』(2019年)が母国フィンランドのアルバムチャートで1位を獲得、さらにフィンランドのグラミー賞と言われるEmma Gaalaでノミネートを果たすなど、躍進を遂げたSWALLOW THE SUN。2000年にフィンランドのユヴァスキュラで結成されたSWALLOW THE SUNは、オリジナル・アルバムの他に、3部作の野心的なコンセプトアルバム、バレエのスコア、さらに2021年夏には20年の活動を振り返る史上初のライヴ作品などを発表してきた。さらに4大陸で800回を超える圧倒的なショウを行ってきた。またSWALLOW THE SUNは、とてつもなく重たい感情を込めた楽曲を制作することでも知られている。特に、2018年12月にリリースされた14分台のシングル「Lumina Aurea」は、「人生において最も書きたくない曲だったし、過程についても語りたくない」とJuhaが語るほど肉体的にも精神的にも限界の中で制作された楽曲だ。しかし、今作『Moonflowers』は、それをも上回る鬼気迫る内容となっている。今作の楽曲群は、メインソングライターであるJuhaの寂寞とした魂の奥深くに入り込み、もはや同化していると言っても過言ではない。
「言葉にするべきではないのは百も承知だけど、私はこのアルバムが大嫌いだ。この作品が私をどんな気持ちにするのか、自分にとってどんな作品なのか考えるだけで嫌な気持ちになる。でも、この作品を好きになる以外の選択肢はない。私にとってこの作品は自身の深い失望を映し出す鏡のようなものであり、まだ自分の中にこれ以上の何かがあると信じていたい。もうこれ以上話す必要はないし、話したくないんだ。音楽とは私たち各々が歩んできた道によって異なる意味を持っている。それが音楽の美しさだよ。そしてその美しさとは、正しいとか間違っているというものではないんだ。私にとっての音楽とはそういうもの。私がどう感じるかではなく、そこに存在していればいいのさ。
ゆっくりと作品の幕を開ける繊細な「Moonflowers Bloom In Misery」にはじまり、重厚でドラマティックな展開をみせる「The Fight Of Your Life」、やりきれない怒りの感情が爆発する「This House Has No Name」まで52分にわたる悲しみの行進が続いた後、終焉を迎える。プロデュースはDavid Castillo、ミックスはJens Bogren、マスタリングはTony Lindgrenと腕利きの職人たちが担当し、素晴らしいサウンドプロダクションを創り出した。また作品の世界を視覚的に引き立てる『Moonflowers』のアートワークは、Juha自ら集めたドライフラワーと自分の血液を使い、荒涼とした景色を彩る月を描きている。前作を上回る悲しみを湛えながら、美しくも絶望的大作が誕生した。今作は、本編が収められたDISC1に加えて、DISC2にはストリングス・トリオのTrio NOXの演奏によるクラシック・バージョンを収めたCD2枚組仕様。


<SWALLOW THE SUN>
Mikko Kotamäki - Vox, growls
Juha Raivio - Gtr, keys
Juho Räihä - Gtr, backing growls
Juuso Raatikainen – Drums
 Matti Honkonen – Bass

◆Moonflowers (SHORT DOCUMENTATION)
https://youtu.be/b9phcGrd0pg

同時発売情報 
●上記アルバムの2LP+CD盤も同時発売(0194399354513)