＜発売日＞2023/3/24予定
＜ＪＡＮ(規格番号)＞0075597906400
＜内 容＞
多彩な感情と卓越した技術を併せ持つ、現代ジャズ・シーンの最高峰に位置するヴォーカリスト／ミュージシャン、セシル・マクロリン・サルヴァント。 昨年発表したNonesuch移籍第一弾作品『GHOST SONG』に続く最新作『MELUSINE』が早くも登場！ フランスの伝承に登場する水の精霊：メリュジーヌの物語を、5曲のオリジナル楽曲と12世紀に遡る9曲を新解釈した楽曲を組み合わせながら紡いでいくこのアルバムは、彼女の”ミュージシャン／表現者”としての魅力をより際立たせることとなる…。
「彼女はジャズのみならず、どのジャンルにおいても最も大胆で才気あふれるヴォーカリストの一人だ。どんなに実験的なサウンドだとしても、彼女の歌声は常に表現力豊かに鳴り響く」 ─ Uncut誌
「サルヴァントは、現代音楽家の中でももっとも優れたミュージシャンの一人だ。彼女の新たな作品は、”ジャズ・シンガー”という肩書すらも無意味なものにする」 ─ Slate誌
◆グラミー賞ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム部門で3度の受賞を誇る、多彩な感情と卓越した技術を組み合わせる現代ジャズ・ヴォーカリストの最高峰、セシル・マクロリン・サルヴァント。ジャズ・スタンダードや自身のオリジナル曲に、歴史的視点や新たなドラマ的感覚、そして聡明な音楽理解を付け加えながら素晴らしい表現力とパフォーマンスで世界を魅了し続ける彼女が、グラミー賞2部門へのノミネートを受け、New York Times紙をはじめとする様々なメディアで2022年のベスト・アルバムとして選出された、2022年発表のNonesuch移籍第一弾作品『GHOST SONG』に続く最新作『MELUSINE』を早くも届けてくれた！
◆このアルバムは、フランスの伝承に登場するメリュジーヌの伝説を、5曲のオリジナル楽曲と12世紀にまで遡る9曲に新解釈を加えた楽曲を組み合わせながら紡ぐ、現代と中性のサウンドを独自の表現方法で同居させた見事な作品となっている。フランス語を主軸に、南フランス地方のオック語、英語、ハイチ語を取り入れながら水の精霊、メリュジーヌの物語を歌い紡いでいくこの作品は、実験的でありながら彼女の表現者としての凄みを堪能させてくれる、現代の音楽の最高峰に位置するアルバムといっても過言ではないほどのアート・アルバムとなっているのだ。
◆メリュジーヌは、幼い頃に母親からかけられた呪いによって、毎週土曜日に下半身が蛇の姿になってしまう女性だ。メリュジーヌはその後、決して土曜日に彼女に合わないことを条件に、レイモンダンとの結婚に同意する。レイモンダンはその条件を承諾するが、結局彼の兄に説得され、妻の部屋のドアを剣で突き破り、土曜日に彼女の姿を覗いてしまう。そこには上半身が女性で下半身が蛇の姿をしたメリュジーヌがお風呂に入っている姿があったのだが、彼が覗いていることに気づいた彼女は、竜の姿に変身して窓から飛び出し、彼の者を去ってしまう。以降、彼女の子孫の誰かが死の床につくたびに再びその姿を現しつづけたという。
◆この伝承を取り上げた今作に関して、セシル・マクロリン・サルヴァントはこうコメントしている：
「このアルバムで私がやろうとしたのは、彼女の物語を語る、というよりは、秘密を明らかにする、という方が近いような気がします。秘密を明らかにすること、それはエデンの園における蛇の役割でもあります。蛇は、秘密や知識、痛みや騒乱をもたらすものなのです。また彼女の物語は、視線が持つ破壊力についての物語でもあると思います。レイモンダンの剣は彼女の扉に穴をあけただけでなく、彼の視線そのものも彼女に突き刺さったのです」
◆移民一世のフランス人とハイチ人の両親のもとアメリカで生まれ育ったサルヴァントは、メリュジーヌの物語に加え、”ハイブリッドであること”、”異なる文化の混合であること”の感覚についてもこのアルバムで表現している。自身のルーツでもある言語を複数用いながらアルバム全編を歌い上げていることからもその想いが見えてくるだろう。アルバムのラストを飾る「Dame Iseut」は、南仏で古くから放されているオック語から、私の父と一緒にハイチ語に翻訳した歌詞を歌っている。セシルは、「このアルバムは、フランスの神話とハイチのブードゥ、そしてアポクリファの要素を組み合わせたものでもあります」と語っている。
「サルヴァントは、現代音楽家の中でももっとも優れたミュージシャンの一人だ。彼女の新たな作品は、”ジャズ・シンガー”という肩書すらも無意味なものにする」 ─ Slate誌
◆グラミー賞ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム部門で3度の受賞を誇る、多彩な感情と卓越した技術を組み合わせる現代ジャズ・ヴォーカリストの最高峰、セシル・マクロリン・サルヴァント。ジャズ・スタンダードや自身のオリジナル曲に、歴史的視点や新たなドラマ的感覚、そして聡明な音楽理解を付け加えながら素晴らしい表現力とパフォーマンスで世界を魅了し続ける彼女が、グラミー賞2部門へのノミネートを受け、New York Times紙をはじめとする様々なメディアで2022年のベスト・アルバムとして選出された、2022年発表のNonesuch移籍第一弾作品『GHOST SONG』に続く最新作『MELUSINE』を早くも届けてくれた！
◆このアルバムは、フランスの伝承に登場するメリュジーヌの伝説を、5曲のオリジナル楽曲と12世紀にまで遡る9曲に新解釈を加えた楽曲を組み合わせながら紡ぐ、現代と中性のサウンドを独自の表現方法で同居させた見事な作品となっている。フランス語を主軸に、南フランス地方のオック語、英語、ハイチ語を取り入れながら水の精霊、メリュジーヌの物語を歌い紡いでいくこの作品は、実験的でありながら彼女の表現者としての凄みを堪能させてくれる、現代の音楽の最高峰に位置するアルバムといっても過言ではないほどのアート・アルバムとなっているのだ。
◆メリュジーヌは、幼い頃に母親からかけられた呪いによって、毎週土曜日に下半身が蛇の姿になってしまう女性だ。メリュジーヌはその後、決して土曜日に彼女に合わないことを条件に、レイモンダンとの結婚に同意する。レイモンダンはその条件を承諾するが、結局彼の兄に説得され、妻の部屋のドアを剣で突き破り、土曜日に彼女の姿を覗いてしまう。そこには上半身が女性で下半身が蛇の姿をしたメリュジーヌがお風呂に入っている姿があったのだが、彼が覗いていることに気づいた彼女は、竜の姿に変身して窓から飛び出し、彼の者を去ってしまう。以降、彼女の子孫の誰かが死の床につくたびに再びその姿を現しつづけたという。
◆この伝承を取り上げた今作に関して、セシル・マクロリン・サルヴァントはこうコメントしている：
「このアルバムで私がやろうとしたのは、彼女の物語を語る、というよりは、秘密を明らかにする、という方が近いような気がします。秘密を明らかにすること、それはエデンの園における蛇の役割でもあります。蛇は、秘密や知識、痛みや騒乱をもたらすものなのです。また彼女の物語は、視線が持つ破壊力についての物語でもあると思います。レイモンダンの剣は彼女の扉に穴をあけただけでなく、彼の視線そのものも彼女に突き刺さったのです」
◆移民一世のフランス人とハイチ人の両親のもとアメリカで生まれ育ったサルヴァントは、メリュジーヌの物語に加え、”ハイブリッドであること”、”異なる文化の混合であること”の感覚についてもこのアルバムで表現している。自身のルーツでもある言語を複数用いながらアルバム全編を歌い上げていることからもその想いが見えてくるだろう。アルバムのラストを飾る「Dame Iseut」は、南仏で古くから放されているオック語から、私の父と一緒にハイチ語に翻訳した歌詞を歌っている。セシルは、「このアルバムは、フランスの神話とハイチのブードゥ、そしてアポクリファの要素を組み合わせたものでもあります」と語っている。
01. Est-ce ainsi que les hommes vivent?
02. La route enchantee
03. Il m’a vue nue
04. Dites moi que je suis belle
05. Doudou
06. Petite musique terrienne
07. Aida
08. Melusine
09. Wedo
10. D’un feu secret
11. Le temps est assassin
12. Fenestra
13. Domna N'Almucs
14. Dame Iseut"
02. La route enchantee
03. Il m’a vue nue
04. Dites moi que je suis belle
05. Doudou
06. Petite musique terrienne
07. Aida
08. Melusine
09. Wedo
10. D’un feu secret
11. Le temps est assassin
12. Fenestra
13. Domna N'Almucs
14. Dame Iseut"
試聴リンク① D'un feu secret (Official Video)
https://youtu.be/FxvhZRtyHV0
https://youtu.be/FxvhZRtyHV0
同時発売情報
●上記アルバムのＬＰ盤も同時発売（0075597906394）