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VAGABON / VAGABON

2019-09-27 | Rock&Pops
<発売日> 2019/10/18予定

<JAN(規格番号)> 0075597923971

<内 容>
どこにも当てはまらない、しかしそれ故に誰の心にも響くユニヴァーサルな音楽。 カメルーン出身のマルチ・インストゥルメンタリスト/シンガー・ソングライター/プロデューサー、レテシア・タムコ(Laetitia Tamko)によるソロ・プロジェクト、ヴァガボン(VAGABON)。世の早耳リスナーの注目を集めている、アーティストとしての成長眩しい彼女が届けてくれたエレクトロなのにオーガニックな珠玉の逸品『VAGABON』発売。

■ カメルーン出身のマルチ・インストゥルメンタリスト/シンガー・ソングライター/プロデューサー、レテシア・タムコ(Laetitia Tamko)によるソロ・プロジェクト、ヴァガボン(VAGABON)。2017年にリリースしたデビュー・アルバム『INFINITE WORLDS』でデビューした彼女は、そのソウルフルなインディー・ロック・サウンドで多くの早耳リスナーの注目を集めた。今はニューヨークを拠点に活躍する彼女が、NONESUCH RECORDSへ移籍。レーベル第1弾となるセルフ・タイトルのアルバムをリリースする。

■ 本作『VAGABON』のソングライティングとプロデュースは全てレテシア本人が手掛けている。彼女の前作を耳にしたことがある人なら、今作ではギター中心のメロディーが影をひそめ、その代わり、アナログとデジタルを巧みに組み合わせた、エレクトロなのにオーガニックなアレンジがアルバム全体のトーンを創り上げていることに気付くだろう。さらに言えば、前作は”インディー・ロック”とカテゴライズされることが多かったが、今回リリースされる新作は、インディー・ロックから大きくはみだし、インディーやメインストリーム、ポップやロックといったジャンルにはめ込むことが容易でないサウンドにも思える。しかし常に彼女の音楽の中心にあるのは、深みのある表情豊かなヴォーカルなのだ。

■ 「ニュー・アルバムで見せているドラムスとヴォーカルのアプローチは、私自身のラップやヒップホップのプロダクションに対する愛と、R&Bやフォーク・ミュージックのストーリーテリングから生まれたのだと思う。そうした音楽のおかげで、再びソングライティングがエキサイティングなものだと感じることが出来た」彼女は今作についてそう語る。この他、アルバムには彼女が子供時代に聴いていた西アフリカのギターやリズムからの影響もあちこちに聴くことが出来るが、そのサウンドが最も顕著に表れているのが「In A Bind」だろう。レテシア曰く、この曲はマリのアーティスト、アリ・ファルカ・トゥーレからインスパイアされているという。「彼の曲、”Savane”に彼と彼のバンドが音楽にものすごく深く入り込んでいて、思わず一言『Yes』と発するところがあるの」彼女はそう説明し、さらに続ける。「どこか高い所から音楽が降りてきているみたいだった。そうした感覚が、大好きなアフリカ音楽のほとんどにあって、『In A Bind』を作っていたときにも、同じような感覚に襲われたの」。

■ リード・シングルとなるのはアルバムの2曲目となる「Flood」。ここで彼女は、ヴォーカルと全ての楽器を自分で担当している。彼女曰く、この曲は元々良く知られたポップ・デュオの為に作った曲だったそう。そして彼女は、この曲提供の依頼を、自分自身のソングライティングとプロダクションの技術と力を伸ばして、数年前だったら”ヴァガボン”として決して作らなかったであろう曲を作る機会として捉えた。その結果として出来上がった曲は、アーティストとしての大きな成長の証とも呼べる作品となり、最終的には彼女はこの曲を自分のものにしたという。

■ 今作を作る上で、共通した歌詞のテーマを特に設けることはしなかったという彼女。それにより、アルバムは、様々なムードや感情が一つに混じり合った作品となった。弾むようなダンス・ナンバーの「Water Me Down」から、音的コラージュのような「Please Don't Leave The Table」、さらにアルバムの終盤を飾る一つの命題を主張した「Every Woman」まで、アーティストとしての実力も、世界も大きく広がった彼女の成長が見て取れるのだ。「私の音楽の中で、”家(うち)”はいつも大きなテーマだった」そう彼女はアルバムに収録されている「Home Soon」について語る。「はぐれ者の為の音楽を作っていると言った時、私は家から遠く離れていると感じている人、自分が現在いるところに居心地の悪さを感じている人たちのことも考えている。私にとって、家(うち)は、実際に住む家というよりも、精神的な居場所の事を意味している。私は、家だけじゃなく、身体も心も、自分がいるコミュニティの中でも安心感を得たいと思うことを表現している。”ヴァガボン”を、共通する何かを求めている人たちの為のプロジェクトにしたいと思うの」

■ どこにも当てはまらない、しかしそれ故に誰の心にも響くユニヴァーサル性を持つ、ユニークな音楽的世界観を持つヴァガボン。セルフ・タイトルのニュー・アルバムは、変化を恐れることなく、常に成長をし続ける彼女が世に送り出す、エレクトロでオーガニックな珠玉の逸品である。

収録曲

01. Full Moon In Gemini
02. Flood [https://youtu.be/De_e_TgsXjE]
03. Secret Medicine
04. Water Me Down [https://youtu.be/eDOMGYyLJVg]
05. In A Bind
06. Wits About You
07. Please Don't Leave The Table
08. Home Soon
09. Every Woman
10. Full Moon In Gemini (Monako Reprise)

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