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NON / Boyd Rice / Back To Mono

2012-09-14 | Rock&Pops
<発売日>10/16

<番号(JAN)>5099931960021

<情報>

<キーワード>
■カリフォルニア出身のステージ・ネーム「ノン」を持つ、エクスペリメンタル・サウンド・ミュージシャン、ボイド・ライスが、原点回帰となる10年ぶりの新作を発表!

<内容>
1975年に1stアルバム『ブラック・アルバム』をリリースしたノン/ボイド・ライス。70年代に彼がノイズ・ミュージックを制作/パフォーマンスし始めた当時は、他にノイズ・グループは存在しなかった。やがてノイズが一般化してくると、ライスはより繊細で複雑なレコーディングへとスタイルを移行していく。

「ノイズ」というジャンルが確立される以前の1978年の「ワトゥシ」や、1979年にLAのウィスキー・ア・ゴーゴーにてレコーディングされた「スクリーム」が、当時世間に与えた衝撃は計り知れないだろう。コールド・ケイヴのウェス・エイールドとNYのプロデューサー、ブライン・ダール、そしてライスの長年のコラボレーターであり、実験音楽界の大ベテラン、ゼヴによって制作された今作。70年代からの未発表ライヴ音源や、ザ・ノーマルの楽曲で、ライスの所属レーベル、ミュートにとって最初のリリース音源であり、「最高のエレクトロ・ポップ・ソング。あのシングルを購入した15分後にダニエル(・ミラー/ ミュートの設立者)とのミーティングがあって、そのミーティングによって俺の人生は変わった」とライスが語る、「ウォーム・レザーレット」のカヴァー等を収録。

「俺は、サンプリングというものが世に出回る10年ぐらい前から、サンプリングをベースにした音楽作りをしていた。まだ周りがベース、ギター、ドラムやキーボードを使っていたころにね。『サンプリング』というものを生み出したのは俺だって言われているけど、その通りかもしれない。当時は『N.M.U. (or noise manipulation unit)』って呼んでいたんだけど、色んなノイズ・トラックをサンプリングして、基本的なリズムの骨組みを作り上げた。それが長年に渡って俺にとっての主たる楽器であって、それは『バック・トゥ・モノ』でも聴きとることができる」とライス。そして彼は加えた、「今作を通して、俺が築いたこのジャンルも、まだまだ成長する余地があるということを実証したかった」と。