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FLY / YEAR OF THE SNAKE

2012-03-23 | Jazz
<発売日>4/20

<番号(JAN)>0602527766447

<情報>

<キーワード>
■Larry Grenadier (double-bass)、Mark Turner (tenor saxophone)、Jeff Ballard (drums)による超技巧派トリオ、FlyのECM第2弾アルバム!

<内容>
●Chick Coreaのサイド・メンバーとして活躍した3人による超技巧派ユニットとして絶大な人気を誇る。「Flyというグループは、3人それぞれが蓄積してきた知識の全てを共有し、それをこの骨格だけの編成で集大成させるためのものなんだ。」そうGrenadier は語る。"ピアノレス"という変わったアプローチと"我を捨てた協力的な精神"により作り上げられた彼らの繊細で堅牢な音楽は、ジャズ・ミュージシャンやリスナーの注目を常に浴びてきた。Mark Turnerのサックス・ラインは、細心に構築されている一方、革新的で冒険的なアイデアも数多く盛り込まれおり、かつホーンの全てのレンジに対応する技術も見せつける。ここでのTurnerのプレイは、本作の少し前にリリースされたBilly Hart Quartetの新作『All Our Reasons』で聴けるような外向的なサウンドではなく、あくまでもトリオのバランスを究極まで意識したものである。Flyは3人それぞれの献身をベースにした独自のアンサンブル・アイデンティティを持つ。Turnerのサックスはクールでいながら常に沸騰寸前のテンションをキープ。Ballardのドラムが叩きだす、常に替わり続けるリズム・パターンによりそれは一層際立つものになる。そしてGrenadierのコントラバスはTurnerのサックス・ラインにカウンター・メロディで応じかと思うと弓を使ってTurnerとユニゾンを奏でる。「Grenadierの弓によるプレイはFlyに新しい次元を加えるものだ」とBallardは語る。「グループの音が格段に大きくなるんだ。」ECMからの2作目となる本作では、作曲とインプロヴィゼーションがさらに高い次元で融合。原曲の骨格は維持しつつ、インプロにより多彩に変化したセッションは「The Western Lands」I~Vに結実した。プロデュースはManfred Eicher。
Mark Turnerは1965年オハイオ州フェアボーン出身のサックス・プレイヤー。10代のころからサックスを始め、カリフォルニアからNYに進出。Kurt Rosenwinkel、Dave Holland、Paul Motian、John Patitucci、Billy Hart、Lee Konitz、Enrico Rava等との共演作がある。Larry Grenadierは1966年サンフランシスコ出身のベーシスト。10代のころからベイ・エリアでJoe Henderson, Stan Getz, Bobby Hutchersonなどとの共演を重ね、その後Gary Burtonのバンドを経てNYへ移動。Betty Carter、Joshua Redman、Danilo Perez、Tom Harrell、Joe Henderson、John Scofield、Pat Metheny、Paul Motian等との共演歴を持つ。Jeff Ballardは1963年南カリフォルニア出身のドラマー。彼も10代でドラムを始め、Ray Charlesのツアー・ドラマーを経てNYへ移住。Lou Donaldson、Chick Corea、Buddy Montgomery、Mike Stern、Danilo Perez、Pat Metheny、Joshua Redman、Enrico Rava等との共演歴がある。

[Personnel] Mark Turner(Ts) / Jeff Ballard(Ds) / Larry Grenadier(B)