輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

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o.s.t./20TH CENTURY WOMEN

2017-01-25 | Sound Track(o.s.t./musical/net-drama)
<発売日>2017/2/10

<JAN(規格番号)>0081227941383

<内 容>
1970年代後半の南カリフォルニアを舞台に、愛と自由を求める3人の女性の姿を描く、マイク・ミルズ監督、アネット・べニング、エル・ファニング、グレタ・ガーウィグ出演のゴールデン・グローヴ賞主要部門ノミネート作品『20TH CENTURY WOMEN』。 物語の舞台となる70年代後半という時代をサウンドで紡ぐ映画のサウンドトラックが登場! 

◆MOBYやAIRといったアーティストのミュージック・ビデオを手掛け、映画『BEGINNERS(邦題: 人生はビギナーズ)』でアカデミー賞を受賞した監督、マイク・ミルズが、自身の母親をテーマに半自伝的作品として手掛ける映画、『20TH CENTURY WOMEN』。ゴールデン・グローヴ賞ミュージカル・コメディ部門の作品賞にノミネートされる本映画のサウンドトラックが登場します!

◆マイク・ミルズ自身の母親の姿をベースにしたこの映画『20TH CENTURY WOMEN』は、1970年代末のカリフォルニア州サンタバーバラを舞台に、今作でゴールデン・グローヴ賞主演女優賞にノミネートされているアネット・ベニング演じるシングル・マザーのドロシー、グレタ・ガーウィグ演じる居候のパンク写真家、そしてエル・ファニング演じるドロシーの息子の友人であるティーンエイジャー、ジュリーという3人の女性が、自由と愛を求めて生きていく姿を描いた作品。

◆70年代後半のアメリカを舞台にしたこの映画のサウンドトラックには、Roger Neillの手によるスコアに加え、その時代を定義づけるアーティスト達の楽曲が収録されている。TALKING HEADSが77年に発表したアルバム『TALKING HEADS: 77』収録曲「Don't Worry About The Government」と、翌78年に発表した『MORE SONGS ABOUT BUILDINGS AND FOOD』のクロージング・トラック「Big Country」といった曲に加え、SUICIDEの「Cheree」、DEVOの「Gut Feeling/Slap Your Mammy」、そしてGERMSの「Media Blitz」といったアメリカのアーティストの楽曲や、THE RAINCOASの「Fairytale In The Supermarket」、SIOUXSIE AND THE BANSHEESの「Love In A Void」、そしてDAVID BOWIEの「DJ」といったイギリスのアーティストの楽曲も収録。

◆また、今サウンドトラックには70年代後半の楽曲だけではなく、BENNY GOODMAN AND HIS ORCHESTRAによる「In A sentimental Mood」やSANDY WILLIAMSの「After Hours On Dream Street」、RUDY VALLE AND HIS CONNECTICUT YANKEESによる「As Time Goes By」といったオールディーズ楽曲も収録、映画の時代背景と、そこで描かれるキャラクターの生い立ちを感じさせる時代の楽曲を網羅した、物語に花を添える名曲達が収録されている。

o.s.t./GIMME DANGER

2017-01-25 | Sound Track(o.s.t./musical/net-drama)
<発売日>2017/2/24

<JAN(規格番号)>0081227941178

<内 容>
「これはドキュメントではなく、エッセイ的な映画だ。ロックの歴史における最も偉大なバンドへの、私達からのラヴ・レターなのだ」 ─ ジム・ジャームッシュ 3枚のアルバムを残し、ロック史に大きな傷跡を残した偉大なるロック・バンド:THE STOOGES(ザ・ストゥージズ)の物語を、鬼才ジム・ジャームッシュがまとめあげたロック映画『GIMME DANGER』のサウンドトラックが今ここに届けられる! 狂気の早春譜がここに…。

◆1969年にアルバム『THE STOOGES』でデビューを果たし、1974年までの間に発表したアルバム3枚を残して解散していった、MC5と並びオリジナル・パンク/ガレージ・ロックの代表的存在としてシーンに大きな傷跡を残した伝説的バンド、THE STOOGES。解散後その伝説はさらに大きな影響力を持ち始め、2010年にはロックの殿堂入りを果たす事となった彼らのその破天荒で衝撃的な物語を、映画『STRANGER THAN PARADISE』などで知られる鬼才、ジム・ジャームッシュがまとめ上げたドキュメンタリー作品『GIMME DANGER』のサウンドトラックが登場!

◆このドキュメンタリー映画は、今年70歳を迎えるリヴィング・レジェンドにして最長老リアル・パンクス、イギー・ポップがジム・ジャームッシュに2008年に制作を依頼したもの。そこから実際に完成するまでに、メンバーのロン・アシュトンとスコット・アシュトンの二人がこの世を去ってしまうなど、様々な困難を越えてじっくりとまとめあげられたこの作品には、インタビューや当時の貴重な映像などが盛り込まれており、ジム・ジャームッシュが語る通り、まさしく稀有の存在であるTHE STOOGESというバンドへの愛情が深く刻み込まれた作品だ。

◆今作は、そのドキュメンタリー映画のサウンドトラック盤だ。イギー・ポップとジム・ジャームッシュがともに選曲したこの作品には、彼らが残した3枚のアルバムにフォーカスした全14曲が収録されている。「I Wanna Be Your Dog」、「1969」、「Loose」といった楽曲のリマスター音源の他、「I Got A Right」や「I'm Sick Of You」、「Asthma Attack」といった楽曲の貴重なスタジオ・アウトテイク音源、THE STOOGES以前にイギー・ポップが在籍していたTHE IGUANASの楽曲(「Again And Again」)やPRIME MOVERS BLUES BANDの楽曲(「I'm A Man」)に加え、共にオリジナル・パンクスとして語られるMC5の楽曲(「Ramblin' Rose」)も収録した、まさにパンクス初期の狂気の早春譜が詰め込まれた作品となっている。

◆4月7日には今作のアナログ盤発売も予定されており、こちらにはTHE STOOGESの楽曲のみで構成された全10曲を収録。

http://www.gimmedangerfilm.com/

RON GALLO /HEAVY META

2017-01-25 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/10

<JAN(規格番号)>0607396637324

<内 容>
世界はクソに満ちている、そして宇宙は自らの内にある… サイケなファズ・ギターをかき鳴らし、ガレージやアーリー・パンクへの愛情を注ぎ込んだフォーキーかつブルージーなサウンドに自らの信念を綴る詩(うた)を綴る才人、RON GALLO(ロン・ギャロ)が放つ、痛烈なる新作が登場!

◆フィラデルフィアを中心に活動していたインディ・ロック・バンド、TOY SOLDIERSのフロントマンでありメインのソングライターでもあった一人の男、その名もRON GALLO。そのステージ上での立ち振る舞いやパフォーマンスは地元メディアから「ルー・リードやマーク・ボランといったレジェンドからの影響を強く感じさせる」と評される程の存在感を持つ彼が、ソロ名義としては2枚目となるアルバム『HEAVY META』を完成させた。

◆TOY SOLDIERSとしての8年間の活動を終えた彼は、2014年にアコースティックなフォーク・サウンドと彼の特徴的な声が印象的なアルバム『RONNY』を発表する。そこでメロディメイカーとしての才能を見せつけてくれたのだが、90年代パンクの洗礼を受けながら育った彼が今回発表する最新作は、前作とは対照的に、彼が持つガレージやアーリー・パンク、サイケといったサウンドへの愛情を注ぎ込んだ、ファズ・ギターをかき鳴らしながらアーシーかつブルージーなロック・サウンドを展開する、痛快なまでの作品に仕上がっている。

◆ファズ・ギターのリフとブルージーなリズムがひたすらかっこよく鳴り響き、ファットなベース・ラインが独特のグルーヴを生み出す、あの「悪魔を憐れむ歌」にも通じるテイストを持つ「Young Lady, You're Scaring Me」のビデオも、楽曲同様秀逸な出来栄えを誇っているのだが、つい先日公開された新たなビデオ「Please Yourself」も、彼のパンク精神を強く感じさせてくれるビデオだ。ポエトリー・リーディングから始まり、実際にナッシュビルにある交差点にとめたトラックの荷台に乗り込み、信号を無視して突然ゲリラ的にライヴを始めるというインパクト大な映像は、彼がかき鳴らすロックとの相乗効果を生んでいる。

◆ここで語られる歌詞は、RON GALLOが持つ二つの思想に基づいたものだという。その二つの思想とは、1)世の中はクソに満ちている 2)宇宙は自らの内にある、というもの。 「このアルバムは、人間性や僕自身に対するフラストレーションから生まれたものであり、同時にそのフラストレーションを振り落とそうとして出来上がったものだ。いろいろあるけど、基本的に僕は人間や、僕たちが生活する人生における痛みというものには同情的なんだ。経験する全ての事は、これからの人生をより建設的に考えさせてくれるものだからね」 クソに満ち溢れた世界へのフラストレーションをぶちまけ、そこからポジティヴな未来への希望を紡ぐその歌詞世界も、彼の大きな魅力の一つだと言えるだろう。

https://www.youtube.com/channel/UChos03-WlfQVaPCuAPH3XQg


NIKKI LANE /HIGHWAY QUEEN

2017-01-25 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/17

<JAN(規格番号)>0607396644223

<内 容>
音楽の荒野に独り咲く、ヴィンテージ・ロックをまとったファム・ファタール。 ロレッタ・リンやワンダ・ジャクソンの伝統を受け継ぐ、新世代のアウトロー・カントリー・ロック・アイコン、ニッキー・レイン。 カントリー、ロック、ブルースにロカビリーとアメリカン・ミュージックを縦横無尽に横切り、恋に破れた心をロマンティックに歌う彼女は、終わりのない旅路を独り行く「ハイウェイ・クイーン」。待望の新作、遂に完成!

■   ナッシュヴィルを拠点に活躍する女性シンガー・ソングライター、ニッキー・レイン。2015年にダン・オーバック・プロデュースのセカンド・アルバム『ALL OR NOTHING』をリリースした彼女が、約2年振りとなるサード・アルバムを完成させた。

■ 最新作となる『HIGHWAY QUEEN』は、テキサス州デントンにあるマット・ペンスのEcho LabスタジオとナッシュヴィルにあるClub Roarでレコーディングされた1枚。プロデュースを手掛けるのは、ニッキーとテキサス出身のロック・シンガー・ソングライターのジョナサン・タイラー(自らのバンド、ノーザン・ライツを率いて活動中)。そしてニッキーがバックにテキサス・ジェントルメンを従えて奏でるのは、強い歌詞にブルース・ギター、ヴィンテージ感たっぷりの60’s風カントリー・ポップ。 ロレッタ・リンやワンダ・ジャクソンのように、強い語り口を持った女性カントリー/ロカビリー・シンガーたちの伝統を受け継ぐ彼女。そのどこかざらついた声と、テンガロン・ハットでギターをかき鳴らす姿は、新世代のアウトロー・カントリー・ロック・アイコンとしてシーンに鮮烈な印象を与えている。

■ アルバムの発売に先駆けて公開されたのは、タイトル・トラックの「Highway Queen [https://youtu.be/zcvQL8_ZP20]」。先行公開を行ったローリング・ストーン誌曰はこの曲についてこう語っている:「危険な香りがするギラついたサザン・ロックで、彼女のギターは常に、法から逃れようと走っているように聴こえるし、ドラムの転がるようなビートはハイスピード・レースと同じぐらいのアドレナリンを出している。自分の店であるハイ・クラス・ヒルビリーでヴィンテージをセレクトしている彼女は、過去の遺物を時代も場所も超越したものへと変えていくエキスパートである。どことなく彼女のカントリーは70年代のならず者たちのようにどこか未来志向だが、それはきっと彼女が過去と張り合うよりも、新しいものを生み出そうとする意志が強いからだろう」 写真家&映像作家であるクリス・フェルプスが手掛けたビデオには、ニッキー本人の他、彼女の両親と姉妹も登場している。

■ 『HIGHWAY QUEEN』にはこの他、ウィスキーが浸み込んだ、故郷へのオマージュ「700,000 Rednecks」や、失敗した結婚を嘆いた深く、生々しい「Forever Lasts Forever」、夢見心地なエヴァリー・ブラザーズを思い起こさせる「Companion」や、陽気な「Jackpot」やラスト・オーダーの憂鬱と葛藤する「Foolish Heart」まで、このアルバムは、複雑に展開していく、失われた恋を巡る旅のような作品である。2015年にローリング・ストーン誌のインタビューで彼女は、「ハイウェイ・クイーンになりたい。他のカントリー・シンガーと同じようにトラックに憑りつかれているわ。でも、自分なりのものを作りたいって思ってるのよ」と語っていたそうだが、その彼女が完成させた目もくらむような最新作は、間違いなくニッキー・レインのブレイク作になるであろう。

■ シンガー・ソングライターとしてだけでなく、自身がオーナーを務める人気の古着屋、High Class Hillbillyを通じてファッション・リーダーとしても注目を集めるニッキー・レイン。ロサンゼルス、ニューヨーク、ナッシュヴィルに住み、いずれも街でも恋破れた経験を持つ彼女の歌が、ジャンルを縦横無尽に横切り、真の放浪者が持ちうるような孤独なロマンティシズムを抱えているのも頷けるのだ。

https://www.youtube.com/user/nikkilanemusic



VIVIAN COOK /THE LONG SHOT

2017-01-25 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/10

<JAN(規格番号)>0816651013838

<内 容>
鮮烈までにパワフル、ヒリヒリするほどエモーショナル。一度聴いたら忘れそうにない声をもつ25歳のシンガー・ソングライター&マルチインストゥルメンタリスト、ヴィヴィアン・クック。 ピート・ヨーン、リズ・フェアーなどを手掛けたプロデューサー、R.ウォルト・ヴィンセントが惚れ込んだストーリーテラーのデビュー・アルバム『THE LONG SHOT』完成!

■ 一度聴いたら忘れない、鮮烈なまでにパワフルな声を持ったシンガー・ソングライター&マルチインストゥルメンタリスト、VIVIAN COOK(ヴィヴィアン・クック)。自分の声に負けないぐらいパワフルなロックンロール・バンドを従え、彼女は齢25歳とはにわかに信じ難いような、堂々とした円熟味のある歌詞をメロディーを繰り出している。

■ カリフォルニアのパロ・アルトで生まれ育ち、ジョージタウン大学を卒業したVivianは、その後ロサンゼルスに移って本作『THE LONG SHOT』をレコーディングした。今はサンフランシスコを拠点にする彼女は、ミュージカル作品「HEATHERS : THE MUSICAL」にも出演するなど舞台女優としても活躍している。

■ そのデビュー・アルバム『THE LONG SHOT』をプロデュースしたR.Wall Vincent(Pete Yorn、Liz Phair、Tommy Keaneなど)は、彼女のユニークなヴォーカル・スタイルに惚れ込んだ一人。「Vivianのユニークなヴォーカル・スタイルと歌い方に一発で惹き込まれたのと同時に、彼女の曲が持つ新鮮に思えるほど奇妙なメロディーと感情的な深さにも心惹かれ、最終的には自分のキャリアの中でも最高の部類に入る仕事にインスピレーションを与えてくれた。Vivianのヴォーカル・パフォーマンスとストーリーテラーとしてのパワーが、アルバムを通して聴くものを引っ張っていくように、曲それぞれにユニークで音楽性豊かな雰囲気を作るのは、プロデューサーとして楽しかった。このアルバムを非常に誇りに思っているよ、『THE LONG SHOT』は単に若いアーティストの感心すべき多才な才能を見せているだけでなく、レコーディングにどれだけの発見とあり、楽しんでいるのかを捉えているからね」

■ 本作に収録されている楽曲はすべてVivianのペンによるもの。彼女の新しい音楽を作り出す才能と、誰もが共感できるようなテーマを取り上げた曲が本アルバムには披露されている。「私の曲はたいがい友達を基にしている」自身の作品について彼女はこう語っている。「友達は私にとってもっとも価値があるものだと、大分前に気付いたの、彼ら/彼女らなしには私はなかった。アルバムの曲は、青春の荒波を乗り越え、生き残ることについて歌っている。大ばくちに勝とうと頑張っても次には大負けするかも知れない、そんなことについての曲なの。それから堆肥化すること――糞だって何かきれいなものに生まれ変わるかもしれないでしょ?」

■ 全米のAAA系やオルタナティヴ系ラジオ局で注目を集め始めている彼女。鮮烈なまでにパワフルでエモーショナルな声と歌が、人生という大ばくちに打って出たあなたの心に強烈な一撃を与える――!

https://www.youtube.com/channel/UCfa5URB2ySsZ9qXrkxulACQ

DOMINIC /GOODNIGHT, DOGGIES

2017-01-25 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/10

<JAN(規格番号)>0603111717326

<内 容>
人生の悲しみや痛みをポップで優しいメロディに乗せて綴る、新たなる現代の吟遊詩人が生まれる… インディ・パンク・バンドでの活動や、セッション・ミュージシャンとして数々の作品に参加してきたシンガー・ソングライター: Dom Angelellaによる、悲しくも陽気なサウンドを詰め込んだデビュー・アルバム!

◆LITHUANIAやHOP ALONG、MeWithoutYouやDRGN KINGといった数々のインディ・パンク・バンドで活動し、Kendrick LamarやTinashe、Mac MillerやLil Bといったアーティストの作品にもセッション・ミュージシャンとして参加する才人、Dom Angelella。DIY精神でひたすら自らの道を歩み続けてきた彼が、その様々な活動を通して培ってきた才能をソロ・アーティスト:DOMINICとして今初めて表現する…。人生における痛みや悲しみを、優しくもひたすらポップなメロディとサウンドで綴る新たな形の吟遊詩人が、今生まれるのだ。

◆フィラデルフィアをベースに活動する彼は、パンク・バンドのシンガー及びソングライターとしてそのポップ・センスを発揮しながら、マルチ奏者としての才能をKendrick LamarやMac Millerといったアーティストのセッション・ミュージシャンとして発揮してきた。が、そこにあるのは確固たるDIY精神だ。そのDIY精神と彼の多才なセンスを全て持ち込み、制作されたのが、今回発表される彼のファースト・ネーム、DOMINICという名義によるデビュー・アルバム『GOODNIGHT, DOGGIES』だ。

◆ここで鳴らされるサウンドは、非常にシンプルでありながら、カラフルな彩りを感じさせてくれる魅力的なサウンド。人間関係を築いていくうえで誰もが必ず直面する悲しみや痛み、そういった感覚を歌いながらも、サウンドそのものは優しいポップ感覚に満ちている。感情を恥ずかしがることなく楽曲のメイン・キャラクターとして表現する、という多才な彼ならではの手法で綴られていく作品は、聴く者の心を捉えて離さない魅力が溢れているのだ。

◆Jeff Tweedyの声にも通じる優しい歌声も魅力の一つ。感情を全面に出しながらも、激しさではなく穏やかさをベースに、オーガニックなビートとギター・リフ、時に甘いピアノの旋律を交えながら綴られていく今作は、陰鬱でフラストレーションに満ちた生活を満足のいくものに変えてくれるかのような穏やかさを持つ作品だ。

http://lameorecords.limitedrun.com/bands/dominic

THE DAMNED /DAMNED DAMNED DAMNED (2017 - REMASTER)

2017-01-25 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/17

<JAN(規格番号)>4050538235036

<内 容>
ロンドンの三大パンク・バンドの一角を担う”真の”パンク・ロッカー、THE DAMNED(ザ・ダムド)。史上初のパンク・アルバムを世に放ち、最速で解散した後最速で再結成を行ない、今なお現役でパンク・スピリットを吐き散らし続ける彼らの記念すべきデビュー・アルバムが、40周年という記念すべき年を迎える今、最新リマスター音源で蘇る! パンクの神髄を心して聴け! ★★★ THE ART OF THE ALBUMシリーズ作品 ★★★

◆1976年、ミュージック・シーン初となるパンク・シングル「New Rose」を発表、翌年1977年に同じくシーン初となるパンク・アルバム『DAMNED, DAMNED, DAMNED(邦題: 地獄に堕ちた野郎ども)』を発表し、SEX PISTOLS、THE CLASHと並びロンドンの三大パンク・バンドの一角を担う”真の”パンク・ロック・バンド、THE DAMNED。イギリスのパンク・バンドとしては初めて全米ツアーを行なったことでも知られ、そのパンク・スピリットを吐き散らしながら今なお現役で活動を続けるレジェンドの記念すべきデビュー・アルバムが、40周年という記念すべきアニバーサリー・イヤーを迎える今年、最新リマスター音源で蘇る…!

◆史上初のパンク・アルバムが発売されたのが、1977年2月18日。その日からまさに40周年となる2017年2月17日に発売されるこの2017年最新リマスター音源を使用したリイシュー『DAMNED, DAMNED, DAMNED』は、CDと180グラム重量盤アナログの2形態での発売となる。

◆CD盤は、デラックス・ハード・バック・ブック仕様のパッケージに、28ページにも及ぶブックレットが付いた豪華仕様。このブックレットには、こちらも伝説的パンク・ライター、John Inghamによる描き下ろしのライナーノーツを掲載、当時の喧騒やレコーディング時のエピソード、この作品がシーンに与えた衝撃や、40年を経た今なお重要な作品として位置づけられるその状況などを、オリジナル・メンバーであるデイヴ・ヴァニアンやキャプテン・センシブル、ブライアン・ジェイムス、ラット・スケイビーズのインタビューを交えながら描かれている。

◆彼らの登場はパンク・ムーヴメントの火付け役となっただけでなく、USハードコア・シーンやパンク/メタル・シーンへも大きな影響を与えている。BAD BRAINSやBLACK FLAGはもちろんのこと、GREEN DAYやTHE OFFSPRING、GUNS 'N' ROSESなど、現在の若いバンドに影響を与えているそれぞれのシーンにおける代表格バンドに多大なる影響を与えたのが、このTHE DAMNEDなのだ。記念すべきアニバーサリー・イヤーとなる2017年、新たな魅力をまとって放たれるこのリマスター作品で、再びパンクの神髄が世界中を駆け巡るのだ…!

◆40周年記念来日公演決定! 2017年3月2日(木) 梅田 AKASO 2017年3月3日(金) 渋谷 CLUB QUATTRO 2017年3月4日(土) 横浜 BAY HALL / 追加公演 問)クリエイティブマン: 03-3499-6669

★★★THE ART OF THE ALBUMシリーズ★★★
ストリーミングや単曲ダウンロードが主流となり、アルバムという概念が薄れてしまってきている現在に、再びアルバムというフォーマットを見直すべくBMGが立ち上げる新シリーズ。シーンに影響力を与えた作品やクラシックな作品にフォーカスし、その作品の重要性や文化的影響、さらには当時のプロダクションやソング・ライティングなどの詳細を網羅したライナーノーツを掲載し、最新リマスター音源を使用して、再びアルバムそのものをアートのフォーマットとして捉えていく。


https://www.facebook.com/OfficialDamned/

CHARLIE CHAPLIN /MODERN TIMES

2017-01-25 | Sound Track(o.s.t./musical/net-drama)
<発売日>2017/2/17

<JAN(規格番号)>3299039988923

<内 容>
映画史上に残る不朽の名作であり、喜劇王チャーリー・チャップリンの代表作としても知られる『モダン・タイムス』のサウンドトラックが登場!今やスタンダード・ナンバーとして歌い継がれている「スマイル」を始め、ナンセンス・ソングの「ティティナ」などチャップリンの音楽的才能が開花したサウンドトラックがここに復刻!

■ 映画史上に残る不朽の名作であり、喜劇王チャーリー・チャップリンの代表作としても知られる『モダン・タイムス』のサウンドトラックがMILANレコーズから登場!

■ チャーリー・チャップリンが監督・製作・脚本・作曲を務めた、1936年作品の本作品は、資本主義や機械文明を痛烈に風刺した喜劇である。チャーリー・チャップリン演じる主人公がベルトコンベアーで格闘していたり、大きな歯車に巻き込まれている姿は、映画を見たことが無くても、知っている人は多いのではないだろうか。全編ほぼサイレントであるこの映画では、効果音とともに、音楽が大きな役割を担っている。

■ まず思い浮かぶのは、本映画のテーマ曲「Smile(スマイル)」であろう。後にナット・キング・コールやエルヴィス・コステロ、マイケル・ジャクソンにカヴァーされ、今やスタンダード・ナンバーとして知られているこの曲は、映画のラストシーンで印象的に使われている。ちなみに、映画『チャーリー』のサウンドトラックでもチャップリンを演じたロバート・ダウニーJr.がこの曲を歌っている。もう一つ特筆すべきなのは、チャップリンが初めて映画で肉声を披露したイタリア語とフランス語の単語をでたらめに並べたナンセンス・ソング「Je Cherche Apres Titine(ティティナ)」である。

■ この他、ベルトコンベアーの単調な動きにピッタリとマッチしたコミカルな「The Factory Machine」やクラリネットの音色から始まり、徐々にテンポが上がっていく様子が少女の運命を予感させる「The Sleeping Girl」など、各シーンを印象的に彩った楽曲が収録されている。

■ 喜劇王チャップリンの音楽的才能が開花した『モダン・タイムス』のサウンドトラックは、21世紀の今でもその輝きを少しも失っていない。

ART PEPPER /ART PEPPER PRESENTS ""WEST COAST SESSIONS!"" VOLUME 1: SONNY STITT

2017-01-25 | Jazz
<発売日>2017/2/3

<JAN(規格番号)>0816651011964

<内 容>
アート・ペッパーがカムバック後にレコーディングしたアトラス・レコードの音源が新たな形で蘇る! 1980年にソニー・スティットをリーダーに迎え、アート・ペッパーが“サイドマン”としてレコーディングしたアルバムが未収録テイクなどを追加収録して『ART PEPPER PRESENTS ""WEST COAST SESSIONS!""』として復活。元々日本のみで発売され、現在入手困難となっている音源が再び全ジャズ・ファンのもとに!

■ ここ日本でも人気の高い、ジャズ・アルト・サックス奏者、アート・ペッパー。1970年代半ば、薬物中毒からの闘いからシーンにカムバックを果たした彼は1977年、初めてとなる来日公演を行い、熱狂的なファンに迎えられたという。

■ その彼は1979年から1981年の間、日本のジャズ・レーベル、アトラス・レコードの為にいくつかレコーディングを行った。当時、ファンタジー/ギャラクシーとの契約があった為、リーダーとしてではなく、サイドマンとしての録音であったが、彼は石原康行氏のプロデュースのもと、“サイドマン”として、彼自身が選んだリーダーたちとのアルバムを6枚制作した。

■ 今回発売となる『ART PEPPER PRESENTS “WEST COAST SESSIONS!”』は、その彼のアトラス・レコードの音源を新たな形で蘇らせたシリーズとなる。“Vol.1""としてリリースされるのは、元々1980年に日本のみで発売された、ソニー・スティットをリーダーとするアルバム2作『GROOVIN' HIGH』、『ATLAS BLUES: ""BLOW! & BALLADE""』を1つにしたもの。これらに収録されている楽曲は、ソニー・スティットとアート・ペッパー(サックス)、ラス・フリーマンとルー・レヴィ(ピアノ)、ジョン・ハードとチャック・デモニコ(ペース)、そしてカール・バーネット(ドラムス)による面々で1980年7月、4日間に亘ってにレコーディングされた。

■ その1980年作品の12曲に加え、オリジナル・レコーディングのマルチ・トラック・テープから発掘されたアルバム未収録の別テイクを3曲、そして2001年に発表された『THE HOLLYWOOD ALL-STAR SESSIONS BOX SET』から1曲を追加した全16曲が本作には収録されている。

■ さらにアート・ペッパーの3番目の妻であり、彼の自伝『STRAIGHT LIFE/ストレート・ライフ アート・ペッパー衝撃の告白自伝』を筆記したローリー・ペッパーによるライナー・ノーツも収録!

■ 元々日本のみで発売され、今では入手困難となっている聴きどころ満載のアート・ペッパー晩年の音源が、今再びジャズ・ファンの前に!


同時発売情報
●ART PEPPER PRESENTS ""WEST COAST SESSIONS!"" VOLUME 2: PETE JOLLY (0816651013692)

MARILYN MONROE /COLLECTOR

2017-01-25 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/3

<JAN(規格番号)>3299039940822

<内 容>
世界中を虜にした永遠の女神ふたたび。 銀幕に現れた唯一無二のセックス・シンボル --- マリリン・モンロー。 2017年没後55年にして銀幕デビュー70周年を迎えた永遠の女神マリリン・モンローの遺した歌唱曲が今、2016年最新リマスターで蘇る。

■ 2017年に没後55年、そして銀幕デビュー70周年を迎える、銀幕最後の女神、マリリン・モンロー。

■ 20世紀映画界唯一無二のセックス・シンボルとして、21世紀の今も尚、多くのファンを惹きつけてやまない彼女だが、出演映画作品をはじめとする数々の場面で披露してきたその”歌声”に魅了された人も数知れない。本作『COLLECTOR』は、その”シンガー”マリリン・モンローにスポットライトを当てた、貴重な音楽コレクションである。

■ ここに収録されているのは、「お熱いのがお好き」、「紳士は金髪がお好き」、「帰らざる河」など、お馴染みの映画作品の中でマリリンが歌っていた楽曲が中心だが、 その他RCAで行ったレコーディングからの楽曲や、さらにかの有名な、1962年5月19日に当時のアメリカ合衆国大統領であったジョン・F・ケネディの45歳の誕生パーティーで披露した「ハッピー・バースデイ・ミスター・プレジデント」まで(ちなみにこれはマリリンにとって最期の公の場でのパフォーマンスとされる)、彼女の伝説を語る上で外せないものばかり。しかも2016年最新リマスター音源での収録というのがファンならずとも嬉しい所である。

■ 官能的でキュート、そしてセクシーなのは、彼女の声もまた同じ。かつてインタビューの中で彼女は自身の歌声についてこう語っていたという:「私の姿を見なくても私の歌を聴きたいと人が思うまで、きっと満足することはないわ」

■ 銀幕最後の女神、そして20世紀を代表するセックス・シンボル、マリリン・モンローのもう一つの魅力を堪能できる1枚がここに生まれた。


【収録曲詳細】

■ 映画「お熱いのがお好き」(1959)より → Tr.①、②、③ *③はPR用に歌ったもの。映画では使用されていない

■ 映画「紳士は金髪がお好き」(1953)より →Tr.④、⑤、⑥、⑦

■ 映画「帰らざる河」(1954)より → Tr.⑧、⑨

■ 映画「ショウほど素敵な商売はない」(1954)より →Tr.⑩

■ 映画「恋をしましょう」(1960)より → Tr.⑪、⑫、⑬

■ RCAでの録音(1953) → Tr.⑭、⑮

■ 映画「バス停留所」(1956)より → Tr.⑯

■ ボーナス・トラック → ⑰ *1962年5月19日、マディソン・スクエア・ガーデンで行われたジョン・F・ケネディ大統領誕生パーティで歌ったもの。

O.S.T./JACKIE

2017-01-25 | Sound Track(o.s.t./musical/net-drama)
<発売日>2017/2/3

<JAN(規格番号)>3299039987728

<内 容>
ケネディ暗殺から4日間、彼女は最愛の夫を伝説に変えた――。 パブロ・ラライン監督、ナタリー・ポートマン主演:1963年に暗殺されたアメリカ大統領ジョン・F・ケネディ夫人、ジャッキーことジャクリーン・ケネディにスポットをあてた話題の映画作品『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』を彩るサウンドトラックを手掛けるのは、映画『UNDER THE SKIN』で注目を集めたMICACHU(ミカチュー)こと、MICA LEVI(ミカ・レヴィ)!

■  映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』はそのタイトルが表すように、今も尚人気が高い、1963年に暗殺されたアメリカ大統領ジョン・F・ケネディ夫人、ジャッキーことジャクリーン・ケネディにスポットをあてた作品である。

■ 2017年3月31日にここ日本でも公開が予定されている本作品。米国では12月に公開となっており、既にヴェネチア国際映画祭で脚本賞を受賞したほか、 金獅子賞にノミネート、トロント国際映画祭で監督賞を受賞、ゴールデングローブ賞でも主演女優賞(ドラマ部門)にノミネート、さらに英国アカデミー賞でも主演女優賞、音楽賞、衣装デザイン賞にノミネートされるなど、高い評価と注目を集めている。

■ 監督を務めるのは、NO』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたチリのパブロ・ラライン。ちなみに彼にとって本作が初めての英語作品となる。主演のジャクリーン・ケネディを演じるのは、「ブラック・スワン」でアカデミー主演女優賞を受賞したナタリー・ポートマン。またピーター・サースガードがロバート・F・ケネディを、グレタ・ガーウィグがジャッキーの秘書、ナンシー・タッカーマンを演じている。

■ その大注目作のサウンドトラックを手掛けるのは、MICACHU(ミカチュー)ことMICA LEVI(ミカ・レヴィ)。MICACHU & THE SHAPES名義で数々の実験的作品を世に送り出している彼女にとって、本作は2014年の『UNDER THE SKIN』以来のサウンドトラック作品となる。『UNDER THE SKIN』のサウンドトラックでも使ったグリッサンド奏法を用い、悲しみに沈み、またどこか薄気味悪く、シュールなサウンドを作り上げている。またその当時のジャズ・ミュージックを思わせるようなスコアも取り入れているという。

■ MICAがFACTとのインタビューで語ったところによると、本サウンドトラック・スコアを作曲するとき、まだ映画の編集前ということもあり、彼女は映画を見ることができず、イマジネーションを使う必要があったという。そこで彼女は、ジャックリーン・ケネディが好きだったかもしれない、もしくは彼女や映画に合っていると思われる曲をいくつか作り、監督のパブロ・ララインに送ったという。そこからパブロは編集のセバスチャンと、送られた音楽を参考にしながら編集作業を行ったと語る。

■ そうやって完成したサウンドトラック・スコアは、THE HOLLYWOOD REPORTER曰く:「この映画のずっしりと胸に迫る感じは、現実が歪んだようなシュールな状態を表現する為に、時にディスト―ションを取り入れた、嘆きを含んだレクイエム調のストリングスをフィーチャーしたMICA LEVIのエモーショナルなスコアに負うところが大きい(それは『UNDER THE SKIN』における彼女の素晴らしい仕事ぶりを彷彿される)」 大きな話題と注目を集める映画を彩る傑作サウンドトラックの登場である。

【映画公開情報】 映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 2017年3月31日(金)ロードショー http://jackie-movie.jp/

特報トレイラー:https://youtu.be/7OlrjPBEjEY

DANGERKIDS /BLACKLIST_

2017-01-25 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/10

<JAN(規格番号)>0075597940770

<内 容>
メタルコア、スクリーモ、エレクトロ、ラップ・メタル…、00年代以降の新世代メタル・ジャンルの全てを大胆に融合し独自のサウンド・スタイルを構築する、ダブル・ヴォーカルをフィーチャーした危険度フル・マックスの超期待アクト:DANGERKIDS(デンジャーキッズ)の最新作が遂に完成! デビュー・アルバムから約3年という時を経て生み落されるセカンド・アルバムで、彼らは新たなるメタル・サウンドの扉をこじ開けるのだ!

◆2013年にデビューを果たし、初期LINKIN PARKにも通じる、ラップ・パートとメロディアスなコーラス・パートを大胆に爆発させるそのサウンド・スタイルでシーンから大きな注目を集める、オハイオ出身のロック・アクト:DANGERKIDS。ここ日本にも2014年に来日しており、鉄板の楽曲展開と堂々たるステージングで日本のファンをノックアウトしてきた彼らが、デビュー・アルバム発売から約3年以上の時を経て、遂に最新作『BLACKLIST_』を完成させた…!

◆デビュー作からセカンドまでに3年をかける、というのも非常に珍しいケースではあるが、この3年間、彼らは活動を止めることなく、数えきれないほどのツアーとファンとの交流を積極的に行い、確固たるファン・ベースを築き上げてきた。その長きに亘るツアーを経て培った力強さと強固なパフォーマンス力を一気に放出しながら制作し続けてきたのが、この最新作だ。

◆もともと静と動のコントラストをはっきりと打ち出すその楽曲展開に定評があった彼らだが、今回発表するこの最新作では、その自らのスタイルに「重量」級のヘヴィネスを持ち込み、よりハードロック/メタル然としたサウンドを手にすることで、もともとの彼らの持ち味であったラップ・パートやエレクトロ・パート、緩急をつけた楽曲展開をよりくっきりと描き出すことに成功している。まさに00年代以降の新世代メタル・サウンドの全てを吸収し、凝縮し、自らの武器とした、有無を言わさぬ存在感に満ちた作品を今完成させたのだ…。

◆今作に関し、メロディ・パートを担当するダブル・ヴォーカルの一人、Tyler Smythはこう語っている。「今作『BLACKLIST_』は、俺たちにとってとても意味のある作品になった。DANGERKIDSの新たなる幕開け、とも言えるほど重要なアルバムさ。ダークさもあり、いろんなスタイルが詰まっているんだけど、最初のアルバムを作った時に陥ってしまった様々なルールにしばられるような事は絶対にしないって決意して取り組んだ作品なんだ。いろんな人達から”お前らはこうすべきだ”とかいろいろ言われてきたんだけど、そういった声に振り回されるようなことはもう終わりだ。『BLACKLIST_』で、俺達は本当の意味で自分自身になれたのさ」

◆Andy Bane(Vo.)、Tyler Smyth(Vo.)、Jake Bonham(Ba.)、Katie Cole(Dr.)というダブル・ヴォーカルと女性ドラマーを擁する、アメリカはオハイオ州デイトン出身のDANGERKIDS。今までもSleeping With SirensやWe Came As Romans、I PrevailやCrown The Empireといったバンドとツアーをしてきたのだが、2017年1月、新作発表前後にはMotionless In WhiteやIssuesらとのツアーが決定している。

https://www.youtube.com/dangerkids


ZEAL & ARDOR /DEVIL IS FINE

2017-01-25 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/24

<JAN(規格番号)>0190296982552

<内 容>
悪魔こそ、我らの罪を許して下さる。 アメリカ南部の奴隷によるチャントが悪魔を召喚し、その呪詛的チャントと圧巻のブラスト・ビートが融合した時、ZEAL & ARDOR(ジール・アンド・アーダー)という誰も体験したことのない悪魔的サウンドが生まれる。 スイス系アメリカ人、Manuel Gagneuxによるプロジェクト、ZEAL & ARDORが生み落すスピリチュアル・ブラック・メタルという未体験のサウンドへ、ようこそ…。

◆スピリチュアルなアフリカン・アメリカン・ビートとブルース、そしてブラック・メタルを同居させた、得も言われぬ不気味なサウンドを作り上げる、スイス系アメリカ人Manuel Gagneuxによるプロジェクト、ZEAL & ARDORの罪深き作品『DEVIL IS FINE』が、とうとう世に放たれる事となった…!

◆タランティーノの映画に出てくるキャラクター、ジャンゴがステージ上でヤギを生け贄として捧げている間、恐るべき奴隷のチャントと背景を焼き尽くすかのようなギター・リフが周りを取り囲み、そのリズミカルなビートが悪魔召喚の調べへと転じ、その後あの不気味なまでのノルウェー・ブラック・メタルのメロディが沸き起こってくる…。そんなイメージを想像すれば、この新たなる稀有の存在、ZEAL & ARDORの放つサウンドに近づけるのかもしれない。誰もが体験したことのないサウンドが封じ込まれたこの作品は、まぎれもなく最も奇妙で、最も独特で、最も謎に満ち、そして最も素晴らしい作品だと言えるだろう。

◆悪魔的儀式や犠牲、炎や血といった典型的なブラック・メタル的要素を主題にしているものの、このZEAL & ARDORは不敬にも、鎖につながれた囚人:奴隷たちのスピリチュアルな歌声/チャントでその歌詞を語るという、あまりに罪深いサウンドを作り上げてしまった。例えて言うならば、コットン畑から生まれたブラック・メタルとでもいえばいいのか…。予想もしない音空間に魅入られてしまったら最後、その悪魔の淵から逃れることが出来ないほどの背徳的魅力に満ちたアルバムが誕生したのだ。

◆「まさかこのアルバムを大勢の人に聴いてもらえるようになるとは考えもしなかった。特に何か音楽的文脈があるわけでも、何かのジャンルに迎合するようなものでもなく、単純に私が個人的に気に入っているものに過ぎないのだから」とこの首謀者でもあるZEAL & ARDER = Manuel Gagneuxはコメントしているのだが、そのあまりに奇妙でユニークで、かつ魅力的なサウンドは、Rolling Stone誌やAlternative Press誌からも賞賛を受けるほどの出来なのだ。彼が放つサウンドが気に入った人は、この罪深きサウンド/作品に逆に魅入られた、選ばれし人達なのかもしれない…。

https://www.facebook.com/zealandardor/

BETRAYING THE MARTYRS /THE RESILIENT

2017-01-25 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/3

<JAN(規格番号)>0817424016391

<内 容>
獰猛かつ荘厳な怒涛のヘヴィネスと共に、今不屈の魂が大きなうねりとなって襲いかかる… 芸術の都、パリが生んだブルータル・メタル・アクト:BETRAYING THE MARTYRS(ビトレイング・ザ・マーターズ)が、より強靭な精神と共に放つ圧巻なる最新作、堂々完成! 

◆芸術の都、パリが生んだ、獰猛かつ荘厳なブルータリティが脈打つ怒涛のヘヴィネスを打ち鳴らすメタル・アクト、BETRAYING THE MARTYRS。2011年デビュー以降、その圧倒的音圧に裏打ちされた存在感と共に活動を続け、フランス産ながらヨーロッパのみならず米国でもその頭角を現している彼らが、前作『PHANTOM』より実に約3年振りとなる最新作を完成させた。

◆ハードコアの獰猛さと超重量級のブレイクダウン、ブラック・メタルのあの背徳のブラスト・ビート、地を這うかのような咆哮とクリーン・ヴォーカルを自由自在に織り交ぜながら疾走するヴォーカル・ワーク、そして不穏なサウンドを生み出しアルバム全編を覆うエレクトロ/シンセの音色…、ゴシック的な荘厳さをも兼ね備えた獰猛なるヘヴィネスが渦巻くサウンドを展開する彼らだが、そこで歌われる歌詞は不屈の精神によって困難に立ち向かっていく、力強さに満ちたポジティヴ感に満ちあふれている。

◆パリを襲ったあの忌まわしきテロ事件から1年後、彼らはその想いを忘れないために楽曲を公開する。それが今作にも収録されている「Won't Back Down」。この曲でも外圧に屈することなく、一つになって全てに立ち向かっていく、という不屈の精神を高らかに歌っているのだが、他にも自らの弱さから目をそむけずにしっかりと立ち向かい、その弱さを乗り越える強さを手にしていく、といった、その力強さをひしひしと感じさせる歌詞も、彼らの魅力の一つだ。

◆BETRAYING THE MARTYRSは今作に関し、下記のようなコメントを残している: 「ようやくここに俺達の新作を届けることが出来て、とんでもなく嬉しく思っている。自分達の強さや弱さとじっくり向き合い、今まで成し遂げてきた成功や失敗、その総てを振り返りながら、約1年半をかけて奮闘してきた結果が、この作品なんだ。自信を持って、今までの俺達にとっても最高の出来栄えを誇る作品だと言える。そう、新たなレベルに到達したアルバムなんだ。バンドとして活動し始めた時から共に生きてきた全てを注ぎ込んだこのアルバムをようやくみんなに聴いてもらえることにすごく興奮しているんだ」

◆その圧巻の獰猛さを持つスタイルでありながら、ジャンルを問わずポジティヴな内容の曲をカヴァーしてきたことでも知られる彼ら。時にシーンから反感を買ってしまいそうな曲をカヴァーしたりするのだが、その姿勢は彼らの本質と変わらず、真っすぐだ。自分達の事を知ってもらうため、自分達の姿勢に沿う内容を歌うヒットチャートの曲をカヴァーする…、それも全て、自らのサウンドをより世界に轟かせたい、という彼らの貪欲な思いからくるものだ。その彼らのカヴァーを聴けば、ただのお遊びでやっているものではないことは、しっかりと感じ取ってもらえるだろう。

(参考) 「Let It Go」カヴァー: https://www.youtube.com/watch?v=HtkGluLhnGU

https://www.facebook.com/WeAreBetrayingTheMartyrs

SOEN /LYKAIA

2017-01-25 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/3

<JAN(規格番号)>0190296986109

<内 容>
蒼炎の如く内に秘める炎を熱くたぎらせながら創造する、深遠なる音空間… 元OPETHのドラマーを擁するスウェーデンが誇るプログレッシヴ・ロック・アクト:SOEN(ソーエン)による約3年振りとなる最新作。より深みに満ちたプログ・サウンドと共に、今彼らは人狼伝説にまつわる神話世界を語りつぐ旅路に出る。

◆元OPETHのドラマー、Martin Lopezと元Willowtreeのヴォーカリスト、Joel Ekelofが中心となって結成された、スウェーデンが誇るプログレッシヴ・ロック・アクト、SOEN。結成当初はベーシストにDEATHやTESTAMENTにも在籍していたベースの名手、STEVE DIGIORGIOも参加しており、スーパー・グループとして大きな注目を集め、2012年にアルバム『COGNITIVE』でデビュー、その後2014年にセカンド『TELLURIAN』と2作のアルバムを発表し、超絶テクに裏打ちされたプログ・メタル・サウンドと、OPETHやPINK FLOYDにも通じる深遠なる音世界で独自のスタイルを築き上げてきた彼らが、前作より約3年振りとなる最新作『LYKAIA』を完成させた!

◆デビュー当時はTOOLとの共通点が多く語られていたが、その後自らの音楽的スタイルをより自由に羽ばたかせ、デビュー作にある力強さを保ちながらよりOPETH的サウンドへとシフトさせたセカンド・アルバムで、世界中のファンやメディアから賞賛を受けた彼ら。その後も独自の音楽的ヴィジョンを模索し続けながら完成させたこの最新作は、アナログ・レコーディングによる暖かみに満ちたサウンドと、闇と影によりフォーカスしたその深遠な音世界が展開する、SOENというバンドの音楽性を力強く凝縮させた圧巻の音像が渦巻く作品に仕上がっている。

◆過去2作がよりハードで、テクニカルで、聴く者に集中力を要求するものであるとするならば、この最新作『LYKAIA』はより人間的暖かみに満ちた、柔らかい肌触りを感じさせるものだと言えるかもしれない。音像は非常にダイナミックであり、時にアンビエント的な要素も大胆に取り入れながら複雑なメロディ・ラインや曲構成を展開しているのだが、全体的な印象はエッジが効いたものと言うよりはもっと柔らか味のあるサウンドなのだ。この辺りも、SOENという底知れぬ才能の成せる技なのかもしれない。

◆今までも自然や人間性、地球環境といったテーマを取り上げてきた彼らだが、今作は古代ギリシアの神話にある人狼伝説、LYKAIA(リュカイア、古代ギリシアの儀式であり、人身御供として人肉が捧げられ、この儀式に参加したものはその人肉を食べなくてはならず、そこで人肉を食した者はその後9年間狼へと姿を変えるのだが、その9年間の間人肉を食することなければ、再び人間の姿に戻れる、というもの)をテーマに置き、宗教的背景によってもたらされる様々な価値観や考え方を取り上げているという。サウンドと共に、歌詞的により深遠な世界へと足を踏み入れた彼らの音楽的旅路は、この作品をもってさらに新たな扉を開けることとなるのだ…。

https://www.youtube.com/user/SoenVEVO