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フクシマ第一事故 放射能汚染の最大の原因は4号機燃料保存プールと ネーチャー誌でスウェーデンの学者発表

2012-02-08 12:35:00 | 原発・放射能

フクシマ第一事故 放射能汚染の最大の原因は4号機燃料保存プールと ネーチャー誌でスウェーデンの学者発表  

転載元:http://blog.goo.ne.jp/luca401/e/10917fb7778a1fe84d549947c42f4483

あの4号機について 興味深い見解がありました。放射能汚染最大の出所は使用済み燃料だというのです。フクシマ第一原発事故の放出放射線量のピークが4号機の”火災”時 のようにグラフでは見えますが 東電の発表のように火災だったのか そして 国民用と外国向けのグラフの数値の違いの指摘 .....残念ながら アメリカで発表されたグラフは縦軸の数値が見えないのですが......

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以下転載

瓢漫亭通信の記事の一部を紹介する。

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 権威ある科学誌「ネイチャー」(電子版)に、ノルウェー大気研究所のアンドリアス・ストール(Andreas Stohl)氏率いる研究チームによる「フクシマ事故」の解析結果を紹介する記事が掲載された。 ストール氏やスウェーデン国立防衛研究所のラール・エリク・デ・ギーア氏(Lars-Erik De Geer)らが「大気化学物理学」誌に、ピーアレビューのためオンラインで発表した論文を紹介した。

 それによると、「フクイチ」からのセシウム137の放出量は、日本政府の公式発表のほぼ倍にあたる、3.5?×?10・16?(10の16乗)Bqに 達していた。これはチェルノビリのセシウム137放出の半分に相当する。
 
 ストール氏の研究チームはまた、セシウム137の主要な放出源として、4号機の使用済み核燃プールを挙げ、ここから大量のセシウム137が環境に放出されたことを突き止めた。日本政府はプールからはほとんど出ていないとの主張を続けている。

 研究チームは、4号機プールの海水の注水後、放出量が激減したことも指摘している。これは、より早く注水が行われていたら、セシウム汚染のかなりの部分を未然に防ぐことができたかもしれない、ことを意味する。

  もちろん、根拠はある。その最大のものは、事故から早い段階で公表された『汚染グラフ』である。国民用に発表された下のグラフ、マスコミも、保安院も、東電も了解しているはずのグラフ、これを見てみよう。

  

 このグラフが発表された当時は、4号機は火災が起きたと公表されていた。「爆発音」ともあるが、これについては、点検中の原子炉であるので、溶接に使うボンベか、塗料などのボンベが爆発したものだとの説明であった。したがって、2度とも「火災」が発生し、現在は鎮火している、そういう公式説明であり、マスコミもそう伝えていた。

 官房長官は「直ちに健康への影響はない。」と言い続け、高名な学者先生は「1トン食べてもなんともない」とテレビで解説をしていたわけだ。納得いかない一心で海外の情報を探した。そして「ニューヨークタイムス」で、下のグラフを見つけた。

         

 上と同じ、日本政府発表のグラフだと書いてあった。唖然とした。そして、上のグラフを「しげしげ」と見つめてみた。なんと、縦軸の目盛りの数値が「とんでもない」数(かず)ではないか。たしかに、それを置き換えると、下のグラフになる。上のグラフは「完全なマヤカシ」だ。これでは、国民にその重大さが伝わらない。

 しかし、火災発生で、これだけの放射性物質が出るものだろうか。それはあり得ない。(ましてや、3号機の水素が入ってきて、その水素爆発で3号機以上の放射性物質が吹き出るなどあり得ない。) これは、爆発したに違いないのだが、誰も爆発したと言わない。そこで、アメリカの検証サイトを探してみると、ついに、写真があったわけである。



事故後、1ヵ月半以上「4号機」は火災とされ、爆発は頑強に否定され続けたわけだ。これが火災かどうか、見れば誰でもわかるのだが、この写真の公開は2ヶ月ぐらいあとではなかったかと記憶している。3号機が建屋上部だけであるのに対し、4号機は下部まで影響が及んでおり、単なる水素爆発だとすると、1号機の比ではないことが、一目瞭然である。が、この期に及んでも、いつ爆発したのか定かでないと言う。

以上


 


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