シネマティックかふぇ

映画の感想を中心に日々更新中。是非おくつろぎを♪

全米BOX OFFICE 3/11~3/13

2005年03月14日 | 全米BOX OFFICE

映画好きな人は結構気になる全米ボックスオフィス。アメリカではどんな新作が公開されて、どれくらいの成績を収めているのか気になるところ。僕もできるだけ最新事情が知りたくて、よく調べていたりします。

さて、今週はどんな作品がランクインしてるかな・・・

 1.Robots 「ロボッツ」 
 2.The Pacifier
 3.Be Cool
 4.Hostage
 5.Hitch 「HITCH 最後の恋のはじめ方」 
 6.Million Dollar Baby 「ミリオンダラー・ベイビー」
 7.Diary of a Mad Black Woman
 8.Constantine 「コンスタンティン」
 9.Man of the House
10.Cursed

おー、今週初登場1位となったのは、FOXのフルCGアニメ「ロボッツ」。ユアン・マクレガーやハル・ベリーなど、またまた豪華共演となる声優陣です。数字的には「シュレック」や「シャーク・テイル」に及びませんでしたが、なかなか面白そうです。夏公開♪
4位の「Hostage」はブルース・ウィリスのサスペンス・アクション映画なんですが、いまいちな出足ですな。最近のブルース兄貴はちょっとダメ・・・来年公開予定の「ダイ・ハード4.0」で頑張っていただきたい!

来週は、中田秀夫監督ハリウッドデビュー作「ザ・リング2」が拡大公開されます。「THE JUON/呪怨」の記録を塗り替えることができるのか~

最悪

2005年03月13日 | 
タイトルはズバリ「最悪」!「空中ブランコ」で直木賞を受賞した奥田英朗の代表作です。

うんうん、これまた大当たり♪読む本はいつも何となく選んでるんですが、3冊連続で当たりが続くと嬉しい気分。傑作に出会えれば、次もまた読みたいって思える。逆に駄作に出会っちゃうと、なかなか読み終わらず、そのまましばらく読書離れ状態が続いてしまいます。でも、今回は大丈夫。凄く面白い作品でした。

この「最悪」の主役は3人。人生のどん底まで堕ちて行く3人の人生が、それぞれ順番に語られていきます。読んでいて気分が悪くなるほど最悪な出来事に見舞われる3人に、まるで自分の身に起こるかのごとく感情移入してしまいます。登場人物の心情の描き方が素晴らしく、実にリアルです。おいおい、どうなっちゃうの~この3人・・・とハラハラしながら読んでいくと、全く異なる人生を歩んでいた3人が、やがてある時点で交わってしまいます。ちょっと鳥肌もの。

おー、「めぐりあう時間たち」だ!

”最悪”でない終わり方が逆に不満だったりもするが、読後感は悪くないのでグー。とても”最悪”で素晴らしい作品なのでオススメです。ぜひぜひ♪

奥田英朗の作品がもっと読みたくなりました。次は「邪魔」を読もうかな~


独断評価:★★★★☆

「ナショナル・トレジャー」と「ダ・ヴィンチ・コード」

2005年03月12日 | 映画レビュー
今日は「ナショナル・トレジャー・デイ」だそうです。この映画の宣伝プロデューサーをなぜか務めている新庄剛志から、来場者全員に超豪華プレゼントがあるってことでナショトレの先行上映に行ってきました。超豪華プレゼントって何だろって思ったら、ただの特製シールでありました。抽選で新庄のサイン入りTシャツがもらえるんだけど、当選しませんでした・・・1番違いですから~残念!

さて、「ナショナル・トレジャー」は、抜群のテンポでスリリングな謎解きと追跡劇が展開する知的なエンターテイメント大作です。登場人物が殺されないという非常に見ていて安心のできる作品なので、結構オススメです。この映画に関しては、以前にブログで触れていますので、そちらをお読みくださいませ~こちら

それにしても、アビゲイル役のダイアン・”トロイのヘレン”・クルーガーは、いつ見てもお美しい♪

この映画は「フリーメイソン」や「テンプル騎士団」と言った言葉が出てきたり、隠された秘宝の重要な鍵を握る場所として歴史的な建造物が出てきたりします。知的好奇心を掻き立てられるという点で、去年大ベストセラーとなったダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」にも通じる部分がありますね。この本の主人公であるハーヴァード大学教授ロバート・ラングドンは、ルーブル美術館館長殺害事件の真相を、その孫娘であるソフィーとともに追うことになります。「モナ・リザ」「岩窟の聖母」といったレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画が事件の謎を解く鍵となり、そこから驚愕の歴史的真実が浮かび上がるというストーリー。ナショトレ以上にサスペンスフルな物語であるこの作品が、嬉しいことに映画化されます(5月撮影開始♪)。ロバート役をトム・ハンクス、ソフィー役をオドレイ・”アメリ”・トゥトゥが演じています。公開は来年春あたりかな?超楽しみです。

「ダ・ヴィンチ・コード」が話題となり、その前作である「天使と悪魔」の売れ行きもいいんだそうです。同じ主人公の本作は、やはり知的な面白さが抜群の非常に楽しい作品です。実は私は、こちらの方が好きだったりする。サスペンスの畳み掛け方がホントに上手いし、後半の怒涛の展開はページをめくるのももどかしい程の面白さ!ただし、映画化は難しいかもしれない。「ダ・ヴィンチ・コード」と違って、映像化するには相当の製作費が必要だろうから。だって、ラストにあんなことになっちゃうんだよーって、ネタバレになるから書かないけど。まぁ、CGで何でも描けちゃう今なら、問題ないかな?

エピソード3

2005年03月11日 | 新作映画プレビュー
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」の情報がどんどん公開されてきてますね。今週は新しいポスターと最新予告編が発表されました♪

さて、1977年から始まった映画史上に残る一大サーガが、ついに「エピソード3」で完結します。今までの展開から予想できるのは、アナキン・スカイウォーカーがダースベイダーになり、ほとんどのジェダイ達は殺されてしまうということ。予告編を見た限りでは、これまで以上に気合いが入った戦いが繰り広げられるんでしょうけど、メッチャ暗いストーリーになることは確かなようです。

もちろん、我らがヨーダ様も頑張るみたい♪「エピソード2」の最強ヨーダ様を見て大興奮した方、大爆笑した方、更なるご活躍を期待して待ちましょ~

あー、オビワンのひげ・・・絶対似合ってない・・・

2005年超期待作2 「アイランド」

2005年03月10日 | 新作映画プレビュー
まぁ、基本的に大作系が好きなので、今回の期待作は今夏公開予定の「アイランド」をプレビュー♪

「アルマゲドン」のマイケル・ベイ監督、ユアン・マクレガー主演のSFアクション超大作です。なかなかの豪華共演で、スカーレット・ヨハンソン、ショーン・ビーン、スティーブ・ブシェミ、マイケル・クラーク・ダンカンなどなど凄いことになっています。

21世紀半ば、自分が人間に肉体を提供するために遺伝子操作で生まれたクローンであることを知った男が、自由を求めて理想郷”アイランド”から必死の脱出を図るというスリリングなストーリー。マクレガーがヨハンソンとともに、追っ手から逃げ回ります。追っては誰だろ?やっぱり、ショーン・”悪役顔”・ビーンか。

テーマ的に似てる映画はありそうですね。人間が栽培されるっていう設定は、「マトリックス」とか「ソイレント・グリーン」に通じるものもありそう。ただ、マイケル・ベイだけに、深遠なテーマを語るより娯楽一辺倒な作品になるでしょうけど。

これはマイケル・ベイ監督の”初監督作”です。これまでの彼の作品は、「ナショナル・トレジャー」などのジェリー・ブラッカイマーが全て製作を担当していました。つまり本作は、「バッドボーイズ」でデビュー以来、ブラッカイマーが関与しない彼の記念すべき単独作品になるわけ。ブラッカイマー節の炸裂しない、純なマイケル・ベイ映画の出来はいかに。

ちなみに、主演のユアン・マクレガーは、ちょっと「宇宙戦争」に押され気味な今夏最大の注目作「スター・ウォーズ エピソード3」でもオビワン役で頑張っております。お髭が似合わないと思うのは、私だけであろうか・・・


「アイランド」は全米では7月22日公開、日本でも夏休み公開予定です。

期待指数:★★★★
不安要素:ブラッカイマーがいない。

フェイス/オフ2!!!

2005年03月09日 | その他
濃ゆ~い顔の二人が壮絶な死闘を繰り広げるアクション大作・・・そう、超ド級の傑作アクション映画「フェイス/オフ」のことだ。その続編が製作されるかもしれない♪
と言っても続きを描くのではなく、女性を主人公にしたリメイク版になるんだそうです。第一候補にアンジェリーナ・ジョリーが挙げられているけど、誰の役なんだろう?ショーン・アーチャー役の方が似合いそうな気がします。この映画を見てアドレナリンが大放出しちゃった私としては、もう楽しみで夜も眠れなくなっちゃうジャン!

さて、まだ「フェイス/オフ」を見たことないぞっていう、あまりにももったいないことをしている方の為に、この映画の紹介を少々。「男たちの挽歌」のジョン・ウー監督がハリウッドで才気を認められた少しSF色のある壮絶なアクション大作です。主演はニコラス・ケイジとジョン・トラボルタという濃ゆすぎる二人。この二人が、”フェイス/オフ”、つまり文字通り”顔を取り替えて”、自分のアイデンティティーを守る為に壮絶な戦いを繰り広げます。ジョン・ウーならではの華麗でバイオレントなアクション描写が炸裂し、多用されるスローモーションによって非常にエモーショナルな仕上がり。「アクション映画を見るならこれを見ろっ!」と自信を持ってオススメできるエポックメイキングな作品なのであーる。

アンジーがトラボルタの役をやるとなると、ジョアン・アレンが演じた役は男がやることになるわけだけど。敵の夫を手玉に取るアンジー・・・あ、やっぱり彼女の方が似合う役かも。

と言っても、まだまだ噂の段階。実現することを神様にお願いしつつ、今日はこのへんで・・・

ビヨンド THE シー 夢見るように歌えば

2005年03月08日 | 映画レビュー
「伝説のショーの幕が上がる。」

37年の短い生涯を激しく生きたエンターテイナー、ボビー・ダーリンの伝記映画。「アメリカン・ビューティー」のケヴィン・スペイシーがボビー役、「ブルー・クラッシュ」のケイト・ボスワースが彼を支えた妻サンドラ・ディー役を演じています。

まず、ダサくて変な邦題は気にしないように。これはとても良い映画です。一番驚いたのが、ケビン・スペイシーの歌唱力!まるで本物の歌手であるかのような歌声に聞き惚れてしまいました。しかも、踊りも様になっているんだから、大したものです。実在した人物を描いた作品と言えば、つい最近公開されたばかりの「RAY/レイ」という傑作がありますが、この映画もよく出来ている作品だと思います。オスカー級のスペイシーの演技によるところが大きいけど、サンドラ・ディーを演じたケイト・ボスワースもかなり好演していました。

ボビー・ダーリンって誰よ?って人もたくさんいると思いますが、全然大丈夫。「レイ」と同様、その人のことを知らなくてもちゃんと楽しめるようになっています。歌や踊りのシーンも多いので、ミュージカル映画が好きな人にもオススメです。もしかしたら知っている曲もあるかもしれませんよ~

先月末、このボビー・ダーリンを支え続けたサンドラ・ディーが63歳で亡くなりました。映画の中では彼女についても多く触れているので、そのあたりも意識しながら見てみるのもいいかもしれませんね。

独断評価:★★★★

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レーシング・ストライプス

2005年03月07日 | 映画レビュー
「ぼくストライプス。大きくなったらレースに出るんだ。」

今日は動物映画「レーシング・ストライプス」。この映画はもう見たまんまの内容です。自分が競走馬だと思っているシマウマが、やがて本当に競走馬として出場するまでを描くハートウォーミングなお話です。この手の映画は日本語吹き替え版も上映されているので、お子様連れの方はそちらがいいかもしれませんね。

さて、主人公のシマウマ君は、とっても純粋で優しい頑張りやさん。競争馬になることを夢見ているが、自分がシマウマであることに気付いていない。「しましま野郎~」って意地悪な競争馬に罵られながらも、「ボク、絶対負けないもん」って頑張る姿にお子様は大感動♪良くも悪くも昔ながらの動物映画。「ベイブ」がオスカー特殊視覚効果賞を受賞して以来、CGで流暢にしゃべりまくる動物さんたちに、もはや驚くことはないけどね。

ラストのレースシーンは、意外にもかなりの迫力です。「シービスケット」を超えて・・・はいないけど、ここでは大人の方も楽しく見られるはず。動物ものって、老若男女誰でも楽しめる作品だと思います。結構泣けてしまったりもするし(ベイブでは泣きました)。この映画は可もなく不可もなくって感じですが、少なくともつまらない作品ではないです。楽しい気分で劇場を出られることと思います。


独断評価:★★★☆

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2005年超期待作1 「ステルス」

2005年03月06日 | 新作映画プレビュー
今年も面白そうな作品がラインナップされています。ってことで、勝手に期待作をプレビューしちゃおうかなと。まずは、大迫力の予告編映像にハートを鷲掴みにされてしまったアクション大作「ステルス」を。「SW:E3」より「宇宙戦争」より観たいかもしれない。

ジェイミー・”レイ”・フォックス、ジョシュ・ルーカス共演、「トリプルX」のロブ・コーエン監督によるスカイアクションです。人工知能を搭載した新型ステルス戦闘機が暴走。自我を持ったそれによって、核戦争の危機が訪れてしまいます。そこで、エリートパイロットである我らがジェイミーが世界の危機を阻止すべく立ち上がる!見所は、凄まじいスピードで展開されるステルス戦闘機の戦い。予告編を観た限りでは、もうワクワクしちゃうぐらいのド迫力。「テキサス・チェーンソー」で人気急上昇のジェシカ・ビールにも注目です。

ステルス戦闘機というのは、湾岸戦争でも話題になった”レーダーに探知されない”戦闘機のこと。形状がユニークですね。映画では「エグゼクティブ・デシジョン」で飛行機の下にドッキングしたアレです。ドッキング途中、無敵のセガールがぶっ飛ぶという名シーンがありました。他には、う~ん、「ブロークン・アロー」でトラボルタが乗っていましたね。

ロブ・コーエン監督と言えば、「ワイルドスピード」や「トリプルX」といった、ほとんどゴリ押しで畳み掛けるアクションを得意とする人。今回の出来も気になります。ちなみに、今夏公開の「トリプルX2」は、「007/ダイ・アナザー・デイ」のリー・タマホリにメガホンをバトンタッチ。主演もヴィン・ディーゼルから、アイス・キューブに交代しています・・・ってどうなんだろ?アイス・キューブをこれほどの大作の主演に抜擢するのは、かなりのリスクがあると思うんだけど。ポスターも前作のディーゼルのように彼の太めの体を前面に押し出しても様にならなさそう・・・ゴメンね、アイス。でも、好きな俳優なので応援します。頑張れ、アイス

「ステルス」は全米では7月29日公開(←マイバースデー)、日本では秋頃の公開予定です。

期待指数:★★★★☆
不安要素:B級な匂いが少し・・・・

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THE JUON/呪怨

2005年03月05日 | 映画レビュー
「恐怖は、全世界に増殖している---。」

日本でヒットしたホラー映画「呪怨」を、オリジナル版でメガホンを取った清水崇監督がハリウッドでリメイク!それだけでも凄いことなのに、何とボックスオフィスで2週連続1位、興行収入1億ドル突破のスーパーヒットを記録。はっきり言って超快挙です。で、先月行われたジャパンプレミア試写会(生バフィーも来日♪)で見たこの映画の感想をば。

さて、全米で旋風を巻き起こした伽椰子と俊雄君が凱旋帰国。気になる日本版の違いは・・・あんまり変わっとらん!奥菜恵がサラ・ミシェル・ゲラーになっただけ?いやいや、そんなことはなく、色々とアレンジはされています。全体的な印象は、ほぼ日本版に忠実に作られています。ストーリーは当然同じです。だから日本版を見たことある人には、新鮮味はないです。では、どこが違うかというと、ストーリーがとてもわかりやすくなっていました。恐怖演出もCGを使用して、より明確に~!・・・って、わかりにくくて何だか意味不明な部分が、オリジナルの恐怖の原点だったと思うんだけど。ただ、そのおかげで、日本的な恐怖がアメリカ人にも受け入れられたんでしょうね。それがヒットの要因でしょう。もともと面白い作品なので、オリジナルを見たことない人には十分楽しめる内容だと思います。

続編企画も進行中だとか。

さて、和製ホラーが全米でブームになりつつあるようです。「呪怨」のヒットに続けとばかり、「ザ・リング2」が再びナオミ・ワッツ主演で公開されます。どうせPOCの続編で手が離せないのであろう前作のゴア・ヴァービンスキー監督に代わってメガホンを取るのは、何とオリジナル「リング」の中田秀夫監督!メチャクチャ楽しみです。さらにさらに、「仄暗い水の底から」も「ダーク・ウォーター」としてリメイクされました。黒木さんの役は、かつての超美少女ジェニファー・コネリー(僕は「フェノミナ」が好き♪)が演じています。今年は和製ホラーが世界を席捲することでしょー


独断評価:★★★☆

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ベルセルク

2005年03月04日 | その他
「ベルセルク」の最新28巻が出てたので、思わず買ってきました。忘れた頃に発売されるんだよねー

「ベルセルク」とは、ヤングアニマルで現在連載中の人気コミックです。これはマジで面白いです。絵はうまいし、描写力もあるし、話も面白い。最初は特に秀でるものもなさそうな青春活劇ストーリーなんですが、13巻(12巻かな?)に至って物凄い劇的な展開をします。ここでの衝撃はかなりのもの。この”蝕”の場面は、コミック史上でも類を見ない描写力があると思います・・・って言いすぎか

それ以降、ちょっと中だるみ状態が続くんだけど、また面白くなってきそうな感じ。ガッツとグリフィスの再会はもうすぐかな。早く続きが読みたいです。でも、連載がスローなので、年に2巻しかコミックが出ない・・・
早く読ませてくれ~

シャーク・テイル

2005年03月03日 | 映画レビュー
「海の底で巻き起こる夢と感動の物語」

ドリームワークス製作のCGアニメーションです。いつか大物になろうと野心を抱く小さな魚オスカーと魚も殺せない優しいホオジロザメのレニー。この二匹が巻き起こす海の中の大騒動を描いた楽しい作品です。

魚が主人公のCGアニメと言ったら、名作「ファインディング・ニモ」を思い出す人が多いと思いますが、この作品はニモとは雰囲気が全然異なってます。目にも楽しい魚の世界の出来事を、笑いながら気軽に楽しめる作品です。あまり深く考えずに頭を空っぽにして見るとより楽しめると思います。声優は物凄い豪華キャスト。ウィル・スミス、アンジェリーナ・ジョリー、レニー・ゼルウィガー、ジャック・ブラック、ロバート・デ・ニーロ・・・凄すぎる♪

ただ、お気楽に楽しめる作品ではあるけど、ニモのような素晴らしいお話でもないし、「シュレック」には及びもしない作品でした。ドリームワークス製作だから、「シュレック」シリーズのように辛辣さのある大人の物語になってるんじゃないかと思ってたんだけどな。でも、ウィル・スミスならではの早口トークが炸裂して、ストーリーがとっても明るいものに仕上がっていてイイ感じです。オスカーの顔なんて、モロにウィル・スミス!香取慎吾の吹き替えヴァージョンもいいけど、この作品はウィル・スミス版をぜひ見て欲しいなって思います。


独断評価:★★★☆

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ケビン・ベーコンゲーム

2005年03月02日 | その他
今日は仲の良い映画好きな友達と飲んできました。で、ケビン・ベーコンゲームをやろうということに・・・

「ケビン・ベーコンゲーム」というのをご存知でしょうか?俳優を1人挙げて、その人の出演作品を1本挙げます。次にその作品の共演者を1人挙げ、その共演者の別の出演作品をまた挙げます。で、何人目かにケビン・ベーコンに辿り着けた者が勝ちというゲームです。なぜケビン・ベーコンかというと、出演作品が多い為に彼との共演者が多いから。つまり、彼に辿り着きやすいわけです。そこで、ちょいとアレンジして友達とやることになりました。互いに俳優と出演作品を挙げて行き、詰まった方が負け、1度挙げた俳優は使えないというルールで。

例えば・・・

俺  ジョニー・デップ:「パイレーツ・オブ・カリビアン」
        ↓
友達 オーランド・ブルーム:「トロイ」
        ↓
俺  ブラッド・ピット:「セブン」
        ↓
友達 ケビン・スペイシー:「評決のとき」・・・みたいな。

その友達、映像関係の仕事をしていて映画の知識はメチャクチャ豊富。俺も少しは自信があるので、負けるか~ってゲームスタート。飲みながら上機嫌になりつつ、何と1時間以上も続き、まるで終わりが見えない。そこで友達は、嫌らしいことにマイナーな映画を挙げてきた(例えば、ニコラス・ケイジ:「3人の逃亡者」とか。ジョン・ロビッツぐらいしか応えられないジャン・・・)。一気に決着を付けようと思ったのだろうが、そうは行かない。危うくも切り抜けつつ、結局帰る時間になってしまいました。決着は次回ということに・・・うーむ、しかし手強い。知識では負けてます、マジで。

映画の知識がどれだけあるかの尺度にもなるこのゲーム。映画好きな人とやるとかなり盛り上がります。自信ある方はやってみてはいかかでしょー♪

ナショナル・トレジャー

2005年03月01日 | 映画レビュー
「目覚めよ!!歴史を揺るがす《伝説の秘宝》」

ニコラス・ケイジ主演のアクション・アドベンチャー大作です。伝説の秘宝のありかを示す鍵は、何とアメリカ独立宣言書にあった~!という明らかにありえなさそうな設定でゴリゴリに押しまくる、これぞハリウッド大作というお気楽アクションです。この手の作品は、とにかく目の前で矢継ぎ早に繰り出される怒涛のサスペンスとアクションに気持ちを乗せてしまうことが肝心。リアリティがないとか、矛盾してるとか、そんなこと考えてはいけません。そうすれば、2時間たっぷり楽しめるはず~

製作はジェリー・ブラッカイマー。彼の作品には特徴があるので・・・例えば、爆発シーンがテンコ盛り、カメラワークが超クール、ストーリーが単純など、彼の作品は見ればわかります。ニコラス・ケイジとは「ザ・ロック」「コン・エアー」「60セカンズ」に続いて4度目のタッグ。本作も含めて全て大ヒットを放ってる、まさに黄金コンビですね。「ザ・ロック」が大好きな私としては、これを超える素晴らしい作品を再び作ってくれることを望んでるんですが、なかなかね・・・

次回作は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の2作目と3作目だそうです。

この映画、単純に面白い作品でした。最後までハラハラドキドキできるし、宝探しというテーマは何となくワクワクさせてくれるし、テンポも良い。監督は、僕の好きな「クール・ランニング」や「フェノミナン」などのジョン・タートルトーブです。敢えてアクション畑でない監督を起用することで、単なるアクションものでない味を出そうとしたんでしょうか。


独断評価:★★★★

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