シネマティックかふぇ

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フライト・オブ・フェニックス

2005年03月15日 | 映画レビュー
「砂漠のど真ん中でたった一つのチャンスにかける10人の運命は…」

ジェームズ・スチュアート主演で1965年に製作された「飛べ!フェニックス」のリメイクです。砂漠のど真ん中に不時着した者たちが、生きる希望を失いかけながら、わずかな希望を抱いて脱出を試みサバイバル・アドベンチャー映画。厳しい状況の中、彼らは飛行機の残骸から新しい飛行機を作って脱出するという不可能とも思える挑戦に挑む!

オリジナル作品は見たことがないんですけど、この映画はなかなかの佳作だと思います。クライマックスでは、思わず

スゲ~!やったー!!

って感激してしまいました。

飛行機の墜落シーンがかなりのド迫力。「エネミー・ライン」の冒頭で本格的な戦闘機の空中戦を見せてくれたジョン・ムーアが監督しているせいか、そのへんの描写は気合いが入ってます。

主役のデニス・クエイドさんの鍛え上げられた肉体は、さすがアクションもできる俳優って感じですな。最近活躍が目覚しいです。紅一点のケリー役にはミランダ・”エオウィン姫”・オットーさんです。ドラマを盛り上げる憎ったらしいエリオット役に超性格俳優ジョアンニ・リヴィージ。ホント憎たらしい(笑)

希望溢れる終わり方のおかげで後味良し。凄いオススメというわけではないけど、2時間ダレることなく楽しめる作品だと思います。

独断評価:★★★★

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