Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

セカンドシリーズ5回コース

2015-11-20 18:05:35 | ヨガノートから
11/13(金)8:30~10:00 レッドクラス  Gilli & Miri
2nd(難しいアーサナを除く)
週1x5回の2ndのコースを受けることに。
自主練では壁を使ったラグバジュラアーサナまでしかやったことがなく、今日は初チャレンジになるアーサナがいくつかありとても新鮮だった。
~中略~
カポータアーサナでアジャストをしてもらい、初めて床に手をつくことができた。足にはまだまだ届かなかったけれど、一人ではどうにもできないステップだったので十分に収穫となった。
脚を頭の後ろにかける一連のアーサナでは、壁にもたれかかって上体の力を抜き柔軟度を上げる方法を学んだ。これもかかならなかったけれど、アジャストをしてもらうことで潜在的な可動域の把握ができ、課題が明確に。
ヴィンヤサは1stより減るが、アーサナ自体の難易度・強度が上がるので、スタミナやパワーが要求される。
きついけれど、目指していたところへの道が照らされたようで、清々しい疲労感。
5回のクラスでどこまでいけるかわからないが、確実に一歩を踏み出せた。


11/20(金)8:30~10:00 レッドクラス Gilli & Miri
2nd(~ピンチャマユーラアーサナ)
今日は私の「井の中の蛙」っぷりを痛感したクラスになった。
左側に柔軟性の高い人、右側に力の強い人がいて、私に足りない二つのものをこれでもかと見せられた。いかに自分が長い間ひとつのところ(レベル)に停滞していたかを思い知ることはあまり心地良いものではなかったが、その一方で、自分のテーマがより明確になったことはやはり幸運なことだと思えた。
劣等感をバネにして、より強くなろうと改めて思い直している。
1stでは使えていない、あるいは十分に鍛えられていない筋肉がまだある。大腿四頭筋、広背筋等。そしてやはりバンダも不十分。
アーサナを追うあまりに身体と一体化してしまうことをヨガでは良しとしていないが、精神への作用をしっかり見つめながら、自分のためにひとつずつクリアしていきたい。
年齢的にはすっかり下り坂、ここでどれだけ進めるのか、可能性を追求する。



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シャラを閉鎖してから海外で教えることの増えたギリ師匠が夫人のミリ先生と期間限定でセカンドシリーズのクラスを開いている。
夫の強い勧めとサポートを受け、先週より週に1度クラスに参加することになった。
セカンドシリーズを単独できちんと教わるのは実はこれが初めて。ワークショップやグループレッスンでプライマリーの延長上にたまに取り入れられる比較的優しいアーサナしか練習してこなかった私にとっては、肉体的にも精神的にも大きな過渡期になりそうだ。

これまでの経験を応用できるものもあればできないものもある。
「それでいいのだ」と今の自分を丸ごと受け止められればいいのだけれど、やはりそこは未熟者の性で、「今まで自分は何をやってきたんだ」と歯痒い思いが顔を出す。
年齢的に身体能力が徐々に低下していくことへの焦りで四苦八苦している私がいる。
要因が能力的なものにあるのか骨格的なものにあるのか、身体が思うようにならない悔しさがあり、自分の弱さに直面する苦しさがあり、「一体何のために自分はこんなことをやっているんだ」と、アシュタンガヨガに出会った当初と似た思いがふいに心をよぎる。当時、アシュタンガヨガは今以上に「らしくない」選択だった。

「向いてない」ことに取り組み続ける。私にとっては一番ありえないことなのだけど、この矛盾や葛藤を越えたところにあるものを知り始めた以上、やはり中断や後戻りというのは選択肢になく、さらに先を目指すことしか考えられないのである。

「バカだなぁ」って思いながら、また来週からも壁に向かって足を上げたり体を反らしたりするのですよ。


ナマステ&シャローム
Nozomi

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