Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

Yoga Arava ~砂漠のヨガフェスティバル~

2015-11-11 22:40:46 | 体験記(ワークショップ,レッスン他)
先週末にイスラエル南部の砂漠地帯で開催された「Yoga Arava」というヨガフェスティバルに参加してきた。

今年で6回目となるこのイベントは3日間にわたって開催。期間中は、参加するクラスによって割り当てられるキブツに滞在する。
私は夫と共に、アシュタンガ歴30年のギリ師匠のクラスを選び、師匠との久々の再会に心を弾ませた。

昼前に自宅を出て南に車を走らせること3時間半。



砂埃で視界が悪い




野生のヤギ?



目的地の「キブツ・ロタン」に到着。



イスラエル各地にあるキブツだが、ここはとりわけこじんまりとした印象。それでも、ギリ師匠のクラス20名ともう一つのクラス40名が滞在するのには十分の部屋があった。

備忘録を兼ねてスケジュールと共に感想などを。

〈1日目〉
15:00~17:00 チェックイン

17:00~19:00 顔合わせ&初練習(ハーフプライマリー) 
「そうそう、これこれ」と思う懐かしい師匠のテンション。相変わらず道草を食ってばかりのガイドだが、なぜか憎めない先生である。

19:30 夕食

20:30~21:30 座学
世界各地で発掘された古代の壁画や像にヨガのアーサナに見えるものが多数あるという興味深いお話。


〈2日目〉
6:30~8:30 朝練習(ハーフプライマリー)
私はこんなに早い時間帯に練習することが滅多にないので身体が目覚めるか心配だったものの、大自然の中での早起きは清々しく、わりとすんなりと身体が開いていった。

9:00~9:30 朝食
食事はベジタリアンメニュー。


10:00~11:30 昼練習(プラナヤマ&質疑応答)

11:30~13:00 自由時間
キブツ内を散策


13:00 昼食

14:00 ティムナ公園へ 
アメリカのアリゾナやネバダを彷彿とさせる褐色の岩山にゾクゾクきた。


「ソロモンの柱」と呼ばれる岩山の前にヨギ達が集う



16:00~21:30 サンセットヨガ→夕食→パーティー
 サンセットヨガは二つあり、太陽礼拝108回か瞑想音楽ライブのどちらかを選ぶ。
 私は人生で一度くらい経験しておこうと思い、太陽礼拝108回に参加。




ガイドのペースが早いのと、ダウンドッグでの呼吸数がランダムなのでリズムに乗りづらかったものの、どうにか108回クリア。

夕食後はパーティータイム。レイヴでノリノリになる前のまったり時間。



〈3日目〉
6:30~8:30 朝練習(プライマリー&2ndを少し)
さすがに身体が…。

ギリ師匠


9:00~9:30 朝食


10:00~11:30 昼練習
ペアを組んでアクロバティックに遊ぶ


12:00 質疑応答&シェアリング、そして解散


13:00 昼食

14:00過ぎ ヒッチハイクの若い女性を乗せて300kmの帰路につく


日常から離れた大自然の中で過ごす時間は無条件にリフレッシュになった。
こういうイベントやワークショップがあると、自分の歩んできた道や立ち位置を確認するいい機会になる。
太陽礼拝108回は、私の中では思い出づくりと力試しの意味合いが大きかったので、特に掘り下げてどうのこうのという感想はないが、個人的には同じ時間を費やすのであれば太陽礼拝を108回やるよりも普段の練習を丁寧にやる方が身体には優しいだろうと思う。初めての試みだったので達成感はあった。

年々参加者が増えているこの「Yoga Arava」、今年は国内外の指導者の下に総勢700人だか800人だか集まった様子。
僻地での滞在型イベントだが非常によく運営されていたように思う。
来年以降もまた参加したい。


ナマステ&シャローム
Nozomi

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