~焼津のまちおこしは女性の一歩から~
女性の感性と発想を生かした事業を発信します♪
焼津商工会議所女性会
楽しくSDGsを学びました!
2022年7月25日 月曜日
新生!なでしこ企画委員会による、SDGs(持続可能な開発目標)
の基礎を学ぶための勉強会が開かれました。
講師には愛知県蒲郡市から小池健太郎氏をお迎えしました。
小池氏は、2018年から一般社団法人イマココラボの
SDGs公認ファシリテーターとして各地でセミナーを開催され、
中学校や青年会議所等で、わかりやすくカードゲームで
SDGsをテーマとした講演を実施していらっしゃいます。
そんな小池氏に、今回女性会メンバーは
SDGsの基礎を教えていただきました。
石上会長からは、
「小さなことからコツコツと焼津市に貢献したい」と挨拶がありました。
小池先生から、[2030SDGs] というカードゲームを紹介していただき、
楽しくゲームをしながら、お金と時間を使って一つの目標を達成すると、
それが経済・環境・社会のいずれかにプラスの功績だけでなく、マイナスの
影響をもたらすことを思い知らされました。
ゲームの後は、小池先生より、SDGsについての講話を頂きました。
とても深い話を大変わかりやすくお話して下さり、
どれもこれも目からウロコのテーマばかりでした。
特に心に残ったのは
世界はつながっているーーーーー
それは「風が吹けば桶屋がもうかる」という諺を例にとって解説して
下さり、それをSDGs的に言い換えると
「スナック菓子は地球温暖化につながっている」----
というお話。
なんとも強烈なお話でしたが、温暖化の原因のひとつが、
スーパーマーケットで売っているスナック菓子・・・
●スナック菓子にはパーム油(アブラヤシ)が使用されている
↓
●アブラヤシは熱帯地方で栽培
↓
●プランテーション(農地)拡張による熱帯雨林の過剰な伐採
↓
●地球温暖化の原因になるCO2(二酸化炭素)の吸収減少
背景にある問題を知り
これが現実なんだと思い知らされました。
そのほかにも
*SDGsは国連加盟国193か国の全会一致で承認された目標で、途上国だけに
必要な目標ではないこと。
*誰一人取り残さない。
*ゴールを見える化して共有すると、一人一人の行動が変わる。
どれもこれも目から鱗のテーマばかりでした。
大きな一歩を踏み出せないでいるより、石上会長が言われたように
小さなことをコツコツと積み重ね続けることも、
<持続可能な開発目標>の達成に貢献できる大切な一歩だと感じました。
私はまずは台所の食器洗いのスポンジを、海洋ゴミに
ならない素材に替えようと思います。
お土産には、茶郷山いちさんの米粉焼きドーナツと、めぐみ珈琲ラボさんの
八雲コーヒーをいただきました
八雲コーヒーは、焼津にゆかりのある小泉八雲の作品を
イメージした豆の選別や、焙煎方法で作られたコーヒーです。
全部で5種類あるそうですが、今回頂いたのは『漂流』。
地域資源を活かしたコーヒーと、グルテンフリーの焼きドーナツ・・・
それらとSDGsの繋がりを考えながらのお茶時間も、楽しめそうです。
写真・なでしこ企画委員会 文・広報委員会、古谷