今朝は寒い。庭の石臼に薄っすらと初氷が。
中のメダカも寒かろう。
今日、今年最後の(多分)ときどき植木屋の剪定作業。顧客を訪ねると、昨年弱弱しくも新梢を伸ばしていたムクゲが、何と枯れはて幹に巨大なキノコが出来ていた。
施主さんが、「気持ち悪いけど植木屋さんに見せようと置いといたのよ。間違っても食べたらアカンでと近所の人や孫に言われながら・・・」と。
ムクゲは樹齢50年ほどと推定される。キノコの種類は分からない。わかる方教えて。
庭の剪定をしていると、顧客さんから、「知り合いの剪定を」と時々紹介いただくことがある。腕自慢するのではないが、丁寧な仕事を心掛けていることを評価していただいたものと自賛。
最近も、「友人の実家の庭の剪定を」と頼まれた。今は住む人のいないお家。「勝手に門を開けて下見して頂戴」とのことだったので訪問し様子を見たうえで引き受けるとお返事した。
家人はいなくとも庭木は伸びる。少し寂しい今の世相の一コマですね。
ここ数年、民家の庭には似つかわしくないメタセコアの剪定をしている。今年も、先日小雨の中剪定した。以前は、2年毎に坊主にしていたが、今な毎年坊主にしている。また、ご近所の迷惑を考え、落葉後の剪定をやめ、落葉前に落としている。ご近所お互い様で広範囲に飛散する落葉を辛抱していただいていたようだが、落葉前の剪定を始めてから、「助かる」と歓迎の声が寄せられている。 2年毎だと4m近くまで伸びる新梢も1年だと2mどまりで処理も楽である。
樹齢は60年ほどだが、二階の屋根の高さでとめている。小雨模様で写りはよくないが、ほぼ枝払いの済んだメタセコアのてっぺんの筆者。樹の大きさが感じてもらえるだろうか。10mの高さは少し緊張する。
親しい友人に、「20㎞以上離れたところの知人宅の剪定をしてやってくれ」と頼まれた。永く剪定せずに放任しているというが庭木の状況は要領を得ない。下見に行くのは二度手間だと思い、試しにストリートビューをのぞいてみてびっくしした。
紹介された知人宅の様子が、右からも左からも手に取るようにわかるではないか。アップも可能で様子が判ったので必要な準備をして出かけた。
庭には飛んできた落穂で育ったものがたくさん生えていて、楠木は幹が10数センチにもなっている。思い切って雑木を除去し可能なものは根を掘り起こした。
顧客宅の人も総出で剪定ゴミのかたずけをされて、すっかり明るくなったと大喜びしていただいた。紹介された知人宅は、路地に面した家だったが、こんなところまでストリートビューが来ていることに驚いた。プライバシーはどこへ行ったのか。