老いの自己規制

　先日、季節はずれの剪定作業をして痛感したのは体力の衰え。本来容易に出来るはずのキンモクセイの選定にてこづった。作業が続かず、すぐ一休みしてしまう。

　昨年末から約1か月ぶりの選定作業。その間、正月明けに１週間ほど風邪でふせったこともあってか我ながら情けない非力ぶりである。

　無理をするつもりはないが、毎日１万歩目標の散策に加え、３㎏のダンベル体操を自らに課すことにする。少しは体力の衰えを防ぎたいものである。

　継続は力というが、どうなるか。頑張るつもりだが。

最大寒波余波

　24日～25日にかけて西日本を襲った今冬最大の寒波。我が家では水道が凍結して夕方まで水が出ず、夕方になってやっと水道が通じた。自堀した井戸の手押しポンプは数日凍ったままである。

　夜になって隣市に住む娘から、「水道が破裂して水が使えない。風呂に入りたいから泊めて」との電話が入った。家の者がみんな出かけていたので、破裂すた水道管から噴き出した水に驚いた近所の人が元栓を止めてくれていたとのこと。

　結局泊まったのは大学に通う孫娘だけだったが、ここ数年泊まりにくることのなかった孫娘とのゆっくりした時間を寒波がもたらせてくれた。

メタセコイヤの選定

　メタセコイヤは雄大端正な樹勢が美しい。高木だが大きさが桁外れで家庭向きではないのだが、私の顧客の庭にそのメタセコイヤがある。

　樹齢は60年程で、胴囲は大人の一抱えに余り樹高は約10ｍで芯止めしている。この顧客宅は、30年前に隣家の火事のもらい火で全焼するという事故に遭われたが、メタセコイヤは焼け残り、翌年元気に芽吹いて復興の証となった曰わくの主木である。

　この家の主人が２年に1回丸裸に剪定していたが、数年前から「高齢で無理になった」と剪定を依頼されている。

　今回初めて「安全ベルト」着用で剪定に当たった。というのも、近くに住む80歳になる同業者が、安全ベルトは必須と熱心に勧めてくれたから。
　ベルトを着用すると、高所で両手作業が可能になり作業がはかどることが判った。

　本来年末に済ませておくべき作業だったが、延び延びになり厳寒の剪定作業になってしまった。これ以上遅らせると樹のためにも良くないので寒中での作業となったのである。

　今年も元気な芽吹きが見られますように。


選定前



選定後

メタセコイヤの剪定

　メタセコイヤは雄大端正な樹勢が美しい。高木だが大きさが桁外れで家庭向きではないのだが、私の顧客の庭にそのメタセコイヤがある。

　樹齢は60年程で、胴囲は大人の一抱えに余り樹高は約10ｍで芯止めしている。この顧客宅は、30年前に隣家の火事のもらい火で全焼するという事故に遭われたが、メタセコイヤは焼け残り、翌年元気に芽吹いて復興の証となった曰わくの主木である。

　この家の主人が２年に1回丸裸に剪定していたが、数年前から「高齢で無理になった」と剪定を依頼されている。

　今回初めて「安全ベルト」着用で剪定に当たった。というのも、近くに住む80歳になる同業者が、安全ベルトは必須と熱心に勧めてくれたから。
　ベルトを着用すると、高所で両手作業が可能になり作業がはかどることが判った。

　本来年末に済ませておくべき作業だったが、延び延びになり厳寒の剪定作業になってしまった。これ以上遅らせると樹のためにも良くないので寒中での作業となったのである。

　今年も元気な芽吹きが見られますように。

人生初 脳のＭＲＩ検査

　最近、散策中にフラッと右にふらつくことがある。家の中でも少しふらつくことがあり、決まって右側にふれるのである。

　先日、ベットから起き上がると激しいふらつきと吐き気に見舞われた。救急車でも頼まなければならないかと真剣に悩んだことがあって、その時はそのまま2時間ほど寝ると気分は回復したので特に処置はしなかった。

　定期検診に通う内科医に相談すると、脳のＭＲＩ検査を受けるように勧められ、明石医療センターで検査をしてもらうことになった。
　
　「少し大きな音がしますよ。15分ほどで済みますから」と若い検査技師に言われ、軽く頭部を拘束されて機械の中に入った。齢75にして初めての経験である。

　この程検査結果をかかりつけの内科医を通じて知らされる。「脳に、梗塞・出血・腫瘍は認められず、血管も大丈夫です。ただ、蓄膿の疑いがあり、一度耳鼻科に受診するように」と。

　検査を受けることに躊躇があったが、痴呆症ではないかと自身心配される激しい物忘れに一つの回答が得られるかも知れないとの思いもあって受信した。結果にホッとしている。